QNAPのOS QTS 5.2.8.3359 Build 20251225 リリース

昨年末(2025年末)から、いろいろとバタバタする用事が続いていて、QTSのアップデートをちょっとないがしろにしてしまっていたので、久々にQfinderをチェック。

おー。ちゃんと「↓New」が消えてる、自動アップデートがきちんと走ってるね。と思って安心したものの、TS-228Aが 5.2.7.3256、TS-230/TS-233が 5.2.7.3297 と異なるバージョンを最新版と認識しているように見えます。

とはいえ、さすがに、5.2.7.3297 が最新というのは間違いないだろう、と思ってたんですね。

Webの管理画面でも、ログイン時に更新通知がありませんでしたので。

5.2.7.3256については、前回、昨年10月に書いてました。

ですので、今回は 5.2.7.3297 のことについて書こうかと思い、更新履歴を見たいとコントロールパネル > ファームウェア更新と進むと。。

え? 5.2.8.3359 ??

QfinderにはNewの付かないバージョンが存在しているようです。

QTS 5.2.8.3359 Build 20251225 の前に…

というわけで、バージョンの履歴を確認してみます。

5.2.7.3256 build 20250913 の後に、

5.2.7.3297 build 20251024
5.2.8.3332 build 20251128
5.2.8.3350 build 20251216
5.2.8.3359 build 20251225

という、5.2.7が1つ、5.2.8が3つ、リリースされています。

マイナーバージョン以下の数字なので、大きな違いは無いと思うのですが、念のため、それぞれのリリース内容を確認してみたいと思います。

以下、いつものとおり、ARM64系のNASを使用する私が個人的に気になった項目を中心に、ご紹介したいと思います。

QTS 5.2.7.3297 build 20251024

セキュリティ更新については、各リリース共に、具体的な内容のついては記載がありませんので、省略します。

新機能・機能強化共に、それぞれいくつか記載されているものの、内容は 5.2.7.3256 build 20250913 と一緒ですね。

特に変更は無いのかと思われます。

バグフィクスについては、5.2.7.3256 build 20250913 の3項目に、新たに2項目が追加されています。

特定のNASのモデルで、ファームウェアアップデート後に、一部のディスクが取り外されたという表示誤りがあるそうで、いや、その可能性があるそうで、それへの対応だということです。表示の問題ですね。

それと、特定の(こちらも機種の型番などは表示がありませんが)、NASのモデルで、起動安定性が向上したそうです。

つまりは、build 20250913 と build 20251024 の違いは、このバグフィクスの2件(セキュリティ更新の差異は不明)だけのようですね。

QTS 5.2.8.3332 build 20251128

続いては、QTS 5.2.8.3332 build 20251128 です。末尾のバージョンが上がってますので、機能強化があるようです。

Control Panel
  • Administrators can now back up and restore system settings between QTS and QuTScloud, and between QuTS hero and QuTScloud hero.
Login Screen
  • After an administrator enforces 2-step verification (2SV) without configuring SMTP service or signing in to myQNAPcloud, users can still log in and complete 2SV setup. (Previously, users were locked out.)

コントロールパネルの方ですが、QTS と QuTScloud 間、 QuTS heroと QuTScloud hero 間で、システム設定のバックアップ、復元が出来るようになったそうです。

QuTScloud や QuTScloud hero というのは意識したことが無かったんですが、QTS や QuTS hero をそれぞれ、クラウドや仮想環境で動かすためのOSだそうですね。個人ユースでは縁遠い話です。

ログイン画面の方は、SMTPサービスやmyQNAPcloudを設定せずに、ログアウトした状態から2段階認証を有効にすると、これまでログイン手段が無くなってしまっていたのを改善した、ということでしょうか。

詰んでしまう状態を回避できるようになった、ということですかね。

バグフィクスは、2件、挙げられています。

ドメイングループに関するものが一つと、個人設定での電話番号のフィールド幅を広げて全体を見えるようにした、という小修整のようです。

というわけで、5.2.7と、5.2.8とでは、それほど大きな違いは無さそうですね。

QTS 5.2.8.3350 build 20251216

リリース日が、5.2.8.3332から2週間ほどしか開いてないため、案の定、記載内容はほぼ同一…、と思ったら、ビルド日付以外、記載内容は完全に同じです。

あり得るとすれば、セキュリティ更新の内容が若干変わった、ということくらいでしょうか。

新しいビルドをリリースする必要があるような変更なのかどうかは、判りません。

QTS 5.2.8.3359 build 20251225

というわけで、ようやく最新のリリース分です。

ビルド日は、2025/12/25ですが、リリース日は2026/1/7のようですね。

で、こちらも、セキュリティ更新から機能強化までの記載内容は、前のリリース分と同一。

バグフィクスが一つ追加されているだけです。

その内容は、特定の条件下でシステム UI にアプリアイコンが表示されない問題を修正した、というもの。確かに、これはリリースしたくなる内容ですね。

というわけで、ビルド日基準で、前回からわずか9日後のリリースとなっています。

リリースのチェックをさぼっている間に、たくさんのリリースがありましたが、個人的にはほぼ影響のない変更だけだったように思います。

ただ、気になるのは、いずれも機種も、QTS 5.2.8への自動アップデートが行われていない、ということ。アップデート通知を放っておくと、意図的なキャンセルとみなされる、とか…。そんなことは無いか。

いずれにしても、このまま放置は気持ち悪いので、手動でアップデートしておきたいと思います。