忘れていたSSL証明書

2021年8月7日

4ヶ月前の4月7日に、cPanelを使用しているサーバでのLet’s Encryptの証明書を更新する話を書きました。

SSL証明書の更新連絡

この「cPanelを使用しているサーバ」というのが、先日、スターサーバーに切り替えた「旧サーバ」になります。

ちょうど1週間前にネームサーバも切り替えが終わっていますので、現在はドメインを使用してのアクセスは出来ません。ホスティング会社から指定されているサーバ名でのアクセスがかろうじて出来るくらいです。

といっても、すでにアクセスの必要はなくなってますけどね。

新サーバ(スターサーバー)の方は、「無料独自SSL」として、Let’s Encrypt の証明書がクリック一つで設置できますし、こちらは解除するまで、自動的に更新し続けてくれます。

なので、もちろん、移転したドメインにもSSLを適用しています。

旧サーバの方は、スターサーバーを運営しているネットオウルのサービス「SSLボックス」で、他社サーバー向けの証明書(こちらもLet’s Encrypt)を発行してもらい、その証明書を、サーバのcPanelを使用して登録していました。

こちらの方は、証明書の期限が来るたびに、手作業で更新する必要がありました。Let’s Encryptなので期限は3ヶ月。実際には、30日前には更新しますから、2ヶ月に一度、更新していたということです。(といっても、今年2月からSSLでの運用を始めたばかりなので、「更新」は2回しかしてないんですけどね)

1週間前から新サーバで運用を始めているので、旧サーバには全くアクセスしていなかったんですが、8月5日、ネットオウルから、「【SSLボックス】サーバー証明書更新[next.club-cavalier.com]のご案内(30日前)」というタイトルのメールが届きました。期限が迫っている、という内容のものです。もうひとつのサブドメイン、 archive.club-cavalier.com の方にも同じ内容のメールが届いています。

あぁ、そうか、止めてなかった。と思っていると、今度は8月6日の深夜(2時前)、「[club-cavalier.com]  next.club-cavalier.com: SSL certificate expiry on 2021/09/04 UTC」という名前のメールが、cPanelから届きました。もうひとつのサブドメイン、archive.club-cavalier.com の方にも同じ内容のメールが届いています。

いずれにしても、更新をしようにも、これらのサブドメインには既に新サーバでSSLを適用していますし、旧サーバにドメイン名でアクセスできなくなっているので、更新はできません。

解約へ

では、解約をしようか、とネットオウルの「SSLボックス管理」へとアクセスすると…。

あれ?「更新申込」と「管理画面」しかない。

「更新申込」は、名前の通り、更新の申し込みだけ。

「管理画面」は、更新済み証明書のダウンロードは出来ますが、解約はできません。

サポートページに、サポートマニュアルがあり、その中に「解約」の項目がありました。

ここには、

管理画面(証明書の詳細情報)が表示されましたら、ページの下部にある「操作メニュー」より、「更新停止手続き」をクリックします。

画面が遷移したら、メールアドレスをご選択の上、再通知申請を完了してください。

と、ありますが、該当ページを見ても「操作メニュー」が見当たりません。

無償サービスなので「期限まで放置」で自動解約、ということなんですかね。

と思っていたら、通知メールにきちんと記載されていました。

なお、解約をご希望の場合はこのまま利用期限の終了をお待ちください。

ご利用期限の終了をもって解約となります。

そういうことなんですね。

というわけで、期限が来るまで、置いておきます。