EXPO 2025 大阪・関西万博へ(2回目の訪問)

7月12日(土)、「EXPO 2025 大阪・関西万博」の2回目の訪問となりました。
訪問までの段取りは、1回目訪問時の記事に書いていますので、こちらをご覧ください。
1回目との違いなどを書いておきたいと思います。
当日まで
来場日時予約
万博IDはもちろん1回登録すれば閉会まで共通なので何もする必要はありません。が、来場日時予約はその都度となります。
7月12日に来場することを決めたのは、1回目の来場予約と同時。早期購入割引のある前売り期間が終わる直前の4月9日でした。
4月の時点で、5月24日の訪問は確定だったんですが、前半のうちにもう1回訪問したいと考えていたんですね。というのも7月18日までの「前期券」が通期よりも割安だったので、ぜひ、と。
6月上旬は青森に旅行を予定してましたし、さすがに5月24日の直後なので、早くても6月下旬か7月初めかと。(購入当時は)6月下旬だと、まだ梅雨明けしてないんじゃないの?という心配もあったので少しでも遅い、7月12日に決めて、来場日時予約をしてのチケット購入となりました。
さすがに4月上旬の時点では、7月12日の東ゲート9時入場の予約も可能だったので、それで確定です。
2か月前抽選
2か月前抽選は、名前の通り「来場日時予約をした日の3か月前から2か月前の前日まで」受け付けられるパビリオン・イベントの事前予約申し込みです。
5月24日の訪問とは違って、2ヶ月前抽選にも間に合いましたので、5つの候補を選んで登録。
2か月前の5月12日届いた結果はこちら。
お申込みいただいた2か月前抽選に当選されましたので、お知らせします。
【当選内容】
■当選したパビリオン・イベントなど
日本館 3エリア観覧■予約日時
14:10-14:30予約・抽選の状況は、以下のURLからご確認いただくことができます。
( https://ticket.expo2025.or.jp/myticket/ )
第1希望ではなかったんですが、ひとまずは「絶対に入れるパビリオン」を確保できて安心です。
7日前抽選
7日前抽選は、「来場日時予約をした日の1か月前から8日前まで」受け付ける、パビリオンやイベント観覧の抽選申し込みです。
日本館を押さえているので、若干高望みしてしまったところはありますが、激戦必至のパビリオンでもなかったのに、結果は全滅。
前回5月24日訪問では、この7日前抽選で予約を押さえられたので、残念さは隠せなかったですね。
空き枠先着申し込み
今回、こちらは、諦めてました。
期待と労力の割に成果は得にくいかな、と思います。
もちろん、同日訪れる誰かは確保できるんでしょうが、なかなか厳しいですからね。
衝撃の発表
6月24日だったでしょうか。中谷防衛相がブルーインパルスの万博会場での展示飛行を検討しているとの話が報道されました。その実施日が7月12日・13日、と。
実はこのニュースを聞いたとき、12日 もしくは 13日かと捉えていたんですが、その後7月1日の正式発表で、両日実施と発表されました。
おぉ、会場でブルーインパルスが見られる!
…が、展示飛行の時間が15時~15時15分とのこと。
ん? 日本館の予約と被ってない??
予約日時は 14:10-14:30。これは入場時間です。日本館は所要約40分とされていますので、入場時刻が14:30にずれ込むと、パビリオンに入っている間にブルーインパルスが飛来して飛び去って行く可能性があります。
せっかくの予約を放棄するか、両方を楽しむか。これは戦略を練らないと…。
いよいよ当日
入場まで
前回の訪問日、5月24日は朝から雨でしたが、関西地方は6月27日頃に梅雨明けと発表がありました。ですので7月12日は、梅雨空の雨の心配はなさそうですが、暑さへの対策は必須ですね。
前回は雨模様だったので持参しなかった帽子と、今回、このために購入したハンディファンを携えての出発です。
9時入場の予約なので、何時に到着するのがベストなのか、難しいところではありますが、悩んだ末に頼ったのがChatGPT。
その回答がこれ。
目的 | 到着目安 | 効果 |
---|---|---|
9時開門と同時に入場 | 6:30〜7:00 | 先頭列確保 → ゲート前の余裕あり |
余裕もってできるだけ早く入りたい | 7:00〜7:30 | 平日同様先頭~前列安定 |
少し余裕がある程度でOK | 7:30〜8:00 | 列は長くなるが、開門には間に合う |
朝遅くなるなら | 8:00以降 | 入場は9:30〜10:00になる可能性大 |
ますます悩みました(笑)
結局、7時半に到着しても既に多くの人が並んでいた、というウェブ上のリポートもありますし、ギリギリ8時前くらいでいいかな、と。
そんなわけで、夢洲駅に7時54分に到着する大阪メトロ中央線の電車に乗り込みました。

今回は森ノ宮、本町、弁天町などの乗り換え主要駅で確実に万博客を増やしながら(前回は大阪港でほぼ半減するという予想外の出来事が…)、舞洲駅に到着です。
ミャクミャクのグッズをバッグにぶら下げた人も多く、つまりはリピーターも「この時間でいいか」と考えてるってことなのかな、と、妙な安心をしながら会場へと向かいます。

前回は雨で傘の花が咲いてましたが、今回は日傘で同じような光景となりました。
この写真は到着した8時過ぎのものですが、ゲートもすぐそばに見えますし、ポジションとしてはそれほど悪くは無さそうな感じです。
前方の先端あたりが動き出したのが8時15分頃だったでしょうか。その移動したスペースへの移動で我々が進みだしたのが25分頃。8時30分過ぎには、ゲートの各レーンに並んでました。
もちろん、9時まではゲートは開きませんからその場で待機となります。
先頭の様子は伺い知れませんが、9時になる前に列が動き出したのは、手荷物検査が始まったのか、単に間隔を詰めただけなのか、少しずつ、前進を始めました。
でも、結局、手荷物検査を終えて入場のQRコードを端末にかざしたのは、9時40分になろうかという頃。
ChatGPTの忠告通りでしたね(笑)
入場後に向かうのは…
今回、9時台の入場が出来たので、やってみたかったのが先着順のパビリオンに並んでみること。日中に並ぶよりは確実に列は短いはずです。

今回はそばまで行かずに、ミャクミャクは望遠で撮影だけして、東ゲートから西へと進みます。
NTTパビリオンの横を過ぎて見えてくるのがこちら。

大阪ヘルスケアパビリオンです。
いろいろなメディアでも話題になっているリボーン体験(25年後の自分を知ることが出来る体験)やXD HALL モンスターハンターブリッジなどは予約制ですが、アトリウムやリボーンチャレンジ(府内の企業の独自技術を発信するエリア)に限れば、先着順に入場することができます。
多少は待つことを覚悟したんですが、9時40分過ぎという時間が良かったのか、全く待たずにアトリウムに入ることが出来ました。
ここで見たかったのが、これです。
「iPS Cells for the Future / iPS細胞とその未来」のエリアにある、iPS細胞から作られた心筋シートです。
実際に拍動する様子を見られるのは感動ですね。山中伸弥教授のビデオメッセージなどもあり、再生医療の勉強になります。
「Reborn Challenge」では、週替わりで大阪府内の企業の展示が行われています。週ごとにテーマがあるようで、7月8日(火)から7月14日(月)が、『MOBIO大阪パビリオン展示 No/BORdER ~国境・垣根・時代・カベを越える技術展~』とのこと。
今週は13社が出展しているようです。
面白かったのは「スイッチングマグホルダー(SMH)」と呼ばれる製品を展示している下西技研工業さん。
通電時に磁力が働いて通電を止めると磁力が無くなる電磁石はよく知られていますが、これは、一旦ONの通電を行うと、通電を止めても、OFF側の通電を行うまで磁力を維持する、というもの。
このタイプで、無通電で80kgまでの荷重に耐えられるのだそうです。実際、土台を押さえてもらって磁石側を引っ張ってみましたが、びくともしなかったですね。
他にも、樹脂と強化繊維で作られたボルト・ナットで、重量が鉄の1/5~1/6、強度が鉄の70%程にまで達する技術を開発されているハードロック工業さん。実際に手にすると軽さは段違い。通常のプラスチックで作成したボルト・ナットだと、強度は鉄の5~10%程度なので、いかに強度が高いかが判ります。
顕微鏡観察用プレパラートを作成するための薄く削る技術を極める田尻薄片製作所さんや、真空ポンプで壁面に吸着してドリルでの穴開けなど吸着側と反作用のある作業ができる技術を展示されている菱田技研工業さんなど、興味深い展示が目白押しでした。
面白いのが、製品技術紹介に携わっているスタッフさん。営業職か技術職かの違いなんでしょうが、展示物を見ていると積極的に声を掛けてくれる方と、質問を投げかけて初めて声を出してくれる方とがはっきり分かれます。声を掛ければ詳しく教えてくれますので、眺めるだけでは無く、こちらからいろいろ尋ねてみるとさらに楽しく見ることが出来ます。
続いてやってきたのは、こちらも話題の「ミライの人間洗濯機」。
10分ほどで入浴実演が始まるというので待ってみました。


実演されるのは一般の方なのでオープンした状態での撮影はNG。でも、稼働中(入浴中)はOKとのことです。とはいえ、顔の部分はちょっと画像処理してます。
1970年の大阪万博では様々な先進技術が展示されましたが、数少ない「55年後にも一般化されていない技術」となったのが人間洗濯機。これを各家庭にまで普及させるのは、まだまだかかるでしょうかね。
福祉施設などでの設置は進んでいるそうですから、その分野で先行することを願ってます。
売り切れないうちに
大阪ヘルスケアパビリオンを出て、次に向かうのは、前回行っていなかった西ゲートマーケットプレイス。
西ゲート側のオフィシャルストアは「KINTETSU」と「JR西日本」が出店しています。
大阪ヘルスケアパビリオンからだと、大屋根リングの下を1/3周ほど反時計回りに歩くことになります。

10時50分前後だったでしょうか。意外と人が少ない印象です。

西ゲート側のミャクミャクの前を通って、まずは「2025大阪・関西万博 会場内 オフィシャルストア 西ゲート店 KINTETSU」へ。
お菓子などのかさばるものは夕方にもう一度訪れる予定ですが、売り切れると残念なものは早い目に買っておいた方がいいのかな、と。
続いて隣の「2025大阪・関西万博 会場内 オフィシャルストア 西ゲート店 JR西日本グループ」へ。
ここは他のお店と違って鉄道色が濃いですね(笑)
JR西日本のホームでよく聞く接近チャイムが館内に流れたり、案内表示が実際の駅で使用されているデザイン・フォントだったり。店員さんの挨拶も、「ご来店ありがとうございます。」ではなく、「ご乗車ありがとうございます。」だったりと、楽しめます。
とはいえ、JR西日本のエリア外から来られた方には馴染みが無いのは確かで、館内に列車接近のチャイムが流れると、「何なに!?」という表情の方の姿も見られました。確かに警告音ですからね。
出口近くに、


このような展示があるのも、JR西日本ならではなので、ぜひ訪ねてみてください。
軽く食事を
昼を過ぎたので、軽く喉を潤したい(というか、飲みたい)ということで、ベルギー王国のパビリオンへ。

写真右側に見えるのが、キッチンカー。ここで、テイクアウトのベルギービールを頂けます。
パビリオン、併設のレストラン、キッチンカーとそれぞれに別々の待ちの行列が出来ていて、テイクアウトの方は30分ほどの時間が必要だそうです。どこに行っても混む時間帯ですからね。
ベルギービールは「ステラアルトワ」と「ヴェデットエクストラホワイト」の2本を。それに「ベルギーフライ」と「リエージュワッフル」をオーダーしました。
両手にビールとつまみを手にして、大屋根リングの下にあるベンチへと移動。

万博会場じゃなきゃ、「高い」と感じるんでしょうが、昼からベルギービールを飲みながらポテトフライを食べるのもいいもんです。
普段は国産のビールしか飲まないので、独特のクセを感じるビールを気軽に楽しめるのも万博ならではですね。
日本館訪問の戦略
食事を終えて日本館のそばへと移動します。
2人で300ml強のビール2本だと、それほどアルコールが入った感じはせず、5月のような浮かれ気分にはならなかったのは、暑さのせいもあるかもしれないですね。
で、日本館。
最悪の場合、見学もそこそこに途中で退出も考えてるんですが、出たところでブルーインパルスが見渡せる場所への移動時間はさほど残されていません。
その下調べです。
大屋根リングの外側(東側)はスペースも無いですし、東ゲート広場くらいですかね。ただ、主要な動線ですので立ち止まって上空を見上げるのを制限される可能性もあります。
となると大屋根リングの内側。ただ、こちらはパビリオンの建物が多い上に、人も多そうです。
もちろん、第一候補は大屋根リングの上なんですが、直前だと入場制限の可能性が高いので悩ましいところです。
それよりもまず大事なのは、早めに日本館に入ること、です。
14:10~14:30という幅を持った予約ですので、場合によっては14時30分頃の入館になる可能性もあるわけで。そうなると、館内を駆け足で回るしかなくなります。

というわけで、直前組の13:50~14:10の受付が始まる頃には入口近くで待機。
先頭近くに並ぶことが出来ました。
開始の10分前ですが、14時前に敷地内に移動開始。といっても見学ができるわけではなく別の待機場所への移動です。病院で言う中待合いみたいなもんですかね。違うか…。
見学のための移動が始まったのは、ジャスト14時10分。さすがは日本政府の日本館、という感じです。
もっとも、QRコードのチェックの後、数分の待機時間があったので、若干焦ったのも事実ですけどね。
パビリオンに入館できたのは14時17分頃。まずは、「Plant AREA」。
日本館は全体のテーマとして「いのちと、いのちの、あいだに」というものがあり、「循環」が最大のテーマとなっています。Plant AREA → Farm AREA → Factory AREA と三つのエリアに、それぞれ、「ごみ」から「水」へ、「水」から「素材」へ、「素材」から「もの」へ、というつながったテーマがあります。循環、ですからね。
微生物の力でごみを発酵させ、水に、熱に、電気にと変えていきます。それを学べるエリアから始まります。

Plant AREA から Farm AREA への移動の際に、この池の淵を歩きます。この水はごみから生まれたもので館内で浄化されたものだそうです。
館内に戻ると目にするのが、「火星の石」。南極で発見された世界最大級の火星の石です。1970年に開催された大阪万博での日本館に展示された月の石に並ぶもの、という位置付けでしょうか。

この先のエリアでは、藻類をテーマとした展示が続きます。

このあたりは、日本館の中でもSNS映えするスポットとして有名らしく、多くの方がスマホで撮影されてました。実在する32種類の藻類に扮したハローキティです。
その藻類を食に利用したのが日本館オリジナルの藻類みそ汁。スピルリナを使用したインスタント味噌汁です。来館記念として一人一袋頂けます。
続くFactroy AREA にはロボットアームが3Dプリンターで椅子を製造する、未来感あふれる小さな工場があります。後ほど、その製造された椅子を間近で見ることも出来ます。
続いてはドラえもんがナビゲーターとなって、日本の技術の紹介をするコーナーとなります。
JAXAの探査機「はやぶさ」「はやぶさ2」が小惑星イトカワ、リュウグウから持ち帰った砂も展示されています。
と、本当はもっとゆっくりと見たかったんですが、ここまでで25分ほど。要所は押さえてますので、十分に楽しめました。
空を見上げる15分
というわけで、いよいよブルーインパルスです。
急いでいて写真は撮ってないんですが、予想通り、大屋根リングの上への階段・エスカレーター・エレベーターは閉鎖中。結構な人出だったようですね。
結局、落ち着いたのは日本館からほど近い、光の広場。大屋根リングの内側です。ミャクミャクハウスのそば、というと判りやすいでしょうか。

写真は北向きなのでミャクミャクハウスとは逆ですが、大屋根リングもぐるりと人で埋め尽くされてます。この光の広場も人でいっぱいです。
15時頃、ほぼ予定していた時刻に、ブルーインパルスの編隊が登場です。
ちょっと長めですが、言葉よりも映像でお楽しみください。
15分の展示飛行は、それこそあっという間でした。
会場の歓声も相俟って、感動的でしたね。
ちなみに、デジカメは望遠を使用して撮影し、同時にアクションカメラのHDR-AS300をカメラに横付けして撮影し続けました。織り交ぜて編集しています。
高速で動くので望遠にするとすぐにフレームアウトしますし、手ブレ補正もなかなか思うように効かなかったんですが、素人なりに頑張ってみました。
動画撮影中に静止画も撮れるんですが、その中で最も良かったのがこちらです。

7月12日に予約したのは、このイベントを知る遥か以前でしたから、偶然に感謝ですね。
しばらく会場中で賞賛と感謝の拍手が鳴りやまなかったのは言うまでもありません。
パビリオンを見る
展示飛行の終了後、「もう、今日のイベントはおしまい」という気分になっちゃったんですが、時刻はまだ15時15分。まだまだ時間があります。
というわけで、どこか、入れるパビリオンは無いか、と、東寄りのセービングゾーンへと歩きます。
多くの国々が入るコモンズ-D館あたりが面白そう、と前まで行ったんですが、「混雑のため入場規制中」の案内。広い会場とは言っても、常に入れるわけでは無いんですね。
なので、もう少し歩いてベルギーの横、EU(欧州連合)へとやってきました。
選択基準は、待ってる列が短そう、というだけです。

そうは言いつつも、30分近くは待ったでしょうか。
通されたパビリオン内は…。
「未来を育む」というテーマを通して、持続可能性や多様性などに関する取り組みを紹介する、お堅い感じの内容でしたね。
考えてみれば、EUはそれぞれの国から成り立っていて、国の特産は各パビリオンで紹介してますから、あくまでも「EU」として作り上げたもの・取り組みの紹介しかできないですもんね。
続いては、コモンズ-B館へ。こちらは、5分も並ばずに入れました。
広い会場内にはエチオピア、コートジボワール、ソマリア、中央アフリカなど、アフリカの国々や、ジャマイカ、ハイチなど、中南米の国々など、様々な地域の展示が見られます。
数点のモノを展示するだけの国から、ジンバブエのようにこだわった映像を巨大スクリーンで見せる国、特産品を販売する国などさまざまで、各国の実情に合わせた規模と展示内容は、まさに「万国博覧会」という感じがします。

会場内は空調も効いているはずなんですが、スペースは巨大ですし、客の数は詰込み気味なので、さほど涼しさも感じず、ちょっとバテ気味になってきました。
そんなわけで、どこかに座りたい、と考えて取った行動は…。
やっぱり夏はこれ
リングサイドマーケットプレイス東にある、「PAULANER IMBISS(樽生ドイツビールと洋食の店)」です。

とにかく炎天下を歩いたので、喉を潤したい!ということで、注文したのは「ヘフェヴァイス」と「エルディンガー ヴァイスビア」。オーダーの単位は500mlですが、暑さに負けました。
店内のテーブルは満席だったので屋外のテーブル席で頂いたんですが、暑い中で飲む冷えたビールは最高です。

半分以上飲んでから、大屋根リングと共に撮った写真なので、このとき、実は結構まわってました(笑)
だいたい、普段から週末くらいしかアルコールは飲まないですし、一人で500mlを飲むことも滅多にないので、これだけでいい気分です。
ビールが多少高くとも、これだけ気分がよくなれば安いものです。
夕暮れを楽しむ
足元がふらつくほどでは無いので、会場内を少しばかり歩き、夕陽が見れないかと大屋根リングに上ってみました。
夕陽を見るなら西側に行くのが良いかと思ったものの、せっかくの万博会場です。パビリオン越しの夕陽を見るべきでしょうね。

手前の白い建物はカナダパビリオンです。

19時頃の写真がこれです。会場を挟んで大屋根リング西側の方にも、多くの人々が夕日を眺めているのが見えますね。
六甲山系の山に夕日が沈むのを見届けて、大屋根リングを西に向かって歩きます。
ウォータープラザ付近では、昨日から再開された「アオと夜の虹のパレード」を見ようと多くの人が詰めかけてますが、ショーは見ずに、JR西日本のオフィシャルストアを目指しました。
周囲も徐々に暗くなり、パビリオンの照明も目立つようになってきました。

って、パビリオンの写真じゃないですけど。
19時半を過ぎても、というか、遅くなってきたからこそ、というのか、オフィシャルストアはお土産を求める人でいっぱいです。
グッズは午前中に購入したので、今回はかさばるお菓子を購入。
そう、我々も、これで帰宅です。
JR西日本のオフィシャルストアは西ゲートに近い場所ですが、夢洲駅から帰宅するので東ゲートまで歩きます。

たくさんの思い出と、たくさんのお土産を手にした人々が、東ゲートを出て夢洲駅へと向かっていました。
振り返り
今回も、予約が出来ていたのは日本館ひとつだけでしたが、ブルーインパルスの展示飛行という、当初は予想もしていなかったイベントに立ち会えて、想像以上に楽しい一日となりました。
朝早くに行けば、メジャーなパビリオンも日中よりは待ち時間も少なく楽しめそうですし、次回の参考にしようと思います。
一方、当日登録の方は、今回もヒットなしでした。
前回以上に定期的にチェックしてみたんですが、二人での予約は不可のものばかり。一人での訪問なら違ったのかもしれませんが、これが現実です。
とはいえ、30分ほど待てば入れるパビリオンは結構あるようですし、美味しいものを食べて(今回は美味しいビールを飲んで)、いくつかのパビリオンに入って、お土産を買って帰るだけで、十分に楽しい思い出となります。
というわけで万博の2回目の訪問記でした。次回はまだ少し先ですが、面白いことがあれば記事にしてみたいと思います。