EXPO 2025 大阪・関西万博へ(3回目の訪問)

8月23日(土)、「EXPO 2025 大阪・関西万博」の3回目の訪問となりました。

訪問までの段取りは、1回目、2回目訪問時の記事に書いていますので、こちらをご覧ください。

1回目、2回目との違いなどを書いておきたいと思います。

当日まで

来場日時予約

8月23日に来場することを決めたのは、これまでの2回より、ちょっと遅くて6月22日のこと。その直前に手にしたチケットだったので、2か月前抽選を考えると8月23日(土)がリミットかつベストだった、ということです。

その時点で9時入場が不可なら検討し直したんでしょうが、幸いにも東ゲートの9時枠に空きがあったので滑り込みです。

そんな理由ですから、当日、「Japan Fireworks Expo」が開催されることはあまり意識してなかったんですね。

2か月前抽選

2か月前抽選は、名前の通り「来場日時予約をした日の3か月前から2か月前の前日まで」受け付けられるパビリオン・イベントの事前予約申し込みです。

もちろん、この2か月前抽選に間に合うよう、来場予約をしたわけですから、しっかりと5つの候補を選んで登録。

チャレンジするか安パイを狙うか、ちょっと迷いはありましたが、第一希望は、万博の開催期間中、一度は行っておきたいと思っていたパビリオンに。

その結果は…。

お申込みいただいた2か月前抽選に当選されましたので、お知らせします。

【当選内容】
■当選したパビリオン・イベントなど
GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION

■予約日時
11:48-12:00

予約・抽選の状況は、以下のURLからご確認いただくことができます。
( https://ticket.expo2025.or.jp/myticket/ )

第1希望だった「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」の予約が取れました。

え?ホントに?というのが第一印象。

予約の取りづらいパビリオンとして有名なところですから、この予約が取れた時点で、当日の訪問が待ち遠しくなりましたね。

7月12日の訪問では「日本館」の予約が当選しましたが、やはり2か月前予約が最も当選確率が高い印象です。公式の案内(7月20日更新)では、

■2か月前抽選
7月来場分の抽選結果では、平均の当選率は8割程度、来場者数の多い日では6割程度になっています。

とのことです。

7日前抽選と比べるとかなり高い当選率ではありますが、週末の訪問では、2か月前抽選と言えども全滅となるケースも増えているようです。閉幕まで2ヶ月を切った8月下旬の予約は、もう少し当選率が下がっているのかもしれません。

7日前抽選

7日前抽選は、「来場日時予約をした日の1か月前から8日前まで」受け付ける、パビリオンやイベント観覧の抽選申し込みです。

2か月前抽選で大物を引き当てていたので、7日前は少しだけ高望みしてみました。

12時からは2か月前抽選で当選している予約があるので、午前中か午後からか。夜の7時過ぎには花火があるので夕方からの入場者数も多いのではないか、というのと、せっかく9時入場を活かして、早めの時間帯を候補にしてみると…。

お申込みいただいた7日前抽選に当選されましたので、お知らせします。

【当選内容】
■当選したパビリオン・イベントなど
シグネチャーパビリオン 小山薫堂 「EARTH MART」

■予約日時
10:10-10:20

予約・抽選の状況は、以下のURLからご確認いただくことができます。

こちらは第2希望ではありましたが、訪問3回目にして、初めて2つのパビリオンの予約が出来ました。ありがたいことです。

同じく公式の案内では、

■7日前抽選
5月来場分の抽選結果では、平均の当選率は5割程度、来場者数の多い日では3割程度になっています。

と。なぜ、5月来場分の情報?という疑問は置いといて、5月の時点でも週末などは3割程度ですので、1回目、3回目と2度も7日前抽選に当選できているのは、運がいいのかもしれないですね。

空き枠先着申し込み

ならば、と気を良くして、何か取れるかも、なんて思いましたが、こちらは失敗。

まぁ、この3日前の空き枠先着には大きな期待はしてなかったですから、さして残念さもありません。

というわけで、2つの予約を手にして、訪問日を待ちました。

いよいよ当日

入場まで

7日前抽選で予約が取れた「EARTH MART」。初めてのシグネチャーパビリオンですから、ちょっと気合も入ってます。とはいえ、当選確率を高めようと早めの時間帯での予約なので、10:10~10:20。

前回の7月12日は、大阪メトロ夢洲駅に7時54分着の電車で到着して、入場できたのが9時40分頃。

東ゲートから「EARTH MART」までは700mほど離れていたはずですし、なにより閉幕まで2か月を切った8月下旬ですので、「早く入場したい」という人が、早く列を作り始めるということも考えられます。

なので、前回と同じ時刻では、最悪、間に合わないという結果となることも否定できないので、会場入りを30分ほど早めることに。

というわけで、夢洲駅に7:20に到着する電車に乗り込みました。

夢洲駅の一つ手前となるコスモスクエア駅を出たところで、車内アナウンス。「次は、いよいよ夢洲です。」

ニュースとしては聞いていましたが、8月1日からコブクロが歌う万博テーマソング『この地球(ほし)の続きを』が車内に流れています。実際に耳にすると、気分が高まりますね。

駅改札を出て、会場への階段付近。

さすがに過去2回の訪問時より人の数は少ないですが、開場より1時間半以上前の7時23分頃ですからね。

前回よりも幾分か入場ゲートに近いところまで進めたようです。

台風12号から変わった熱帯低気圧の影響か、駅を出てすぐパラパラと雨が落ちていたので、写真もどんよりとした空模様ですが、「雨?」と思ったのはその時だけ。すぐに日傘の花が咲いています。以後は快晴とはいかないまでも、終日、日の差し込む天気となりました。

で、前回と「何かが違う」と感じたのが、ゲート前の日除けテント。ゲートの番号が記されてますね。

写真からも判る通り、8割以上の人が座っています。しゃがんでいる、ではなく、座ってるんですね。伸縮式の折り畳み椅子が大流行のようです。

この一群が移動を始めたのが8時27分頃。ゲート前への移動です。

ところが、というのか、ゲートごとに設けられた日除けのテントの下をくぐり、立ち止まったのはゲートとテントの間。つまりは、まともに日差しを受ける場所です…。

少しずつ列が進み、ようやく日陰に入ったのがちょうど9時くらいだったでしょうか。

そこから退屈せずに時間を過ごせたのは、警備員の方のお話が聞けたからかもしれないですね。軽快な語り口調が適度に笑いを誘うあたりは、さすが大阪・関西万博という感じがします。楽しませて頂きました。

手荷物検査を終えて、入場したのは9時8分頃。さすがは1時間半前から待っただけのことはありますね。

入場後に向かったのは…

パビリオンの予約が10時10分でなければ、どこかのパビリオンに並んでみたかったんですが、ちょっと時間的に厳しい気がしたので、まずはいきなりオフィシャルストアへ。

初回はMARUZEN JUNKUDO、2回目はKINTETSUとJR西日本グループへと入っているので、今回はもちろん、大丸松坂屋百貨店。さすがに9時過ぎなので、並ばずに入店できます。

暖簾をくぐって入るのは、さすがは老舗百貨店、ですよね。

店舗に入って出迎えられるのは、ミャクミャクのぬいぐるみ…ですが、よく見るとガチャピンとムックがミャクミャクに扮したぬいぐるみです。

その他にもいろいろ見たことのないグッズがたくさんあるので、目移りします。

4つの店舗でそれぞれにオリジナル商品もありますが、訪れた時期によるラインナップの違いとかもあるんでしょうね。

訪れるたびにミャクミャクのグッズを購入する数が(累計では無く、1回の訪問で買う数が)増えている気がするのですが、数だけでなく、金額も上がってますね。何なんでしょうか。これ。

というわけで、朝からお土産を増やしてしまったんですが、買いたいものが買えたので満足してお店を後にしました。

続いては、すぐそばにあるローソン大阪・関西万博店。

ペットボトルのスポーツ飲料と朝食用のパンの購入です。

自宅を出たのが朝早かったので、ここで買ったパンを大屋根リング下のベンチで頂きます。

ちなみに、ローソンでの購入時、いつもの習慣でローソンアプリを開いたんですが、「ポイントはお付けできませんので…」と。そのようです。

パンを食べた後は、シグネチャーゾーンへと移動しました。

EARTH MARTで食の尊さを学ぶ

光の広場そばから、コモンズ-A館の前を通り、静けさの森を歩くと、目の前に木造の建物が見えてきます。ここは河瀨直美さんがプロデュースした「Dialog Theater – いのちのあかし – 」になります。

その先に見える茅葺屋根の建物が、目指す「EARTH MART」です。

過去2回の訪問で、何度も前を通ってはいるものの、要予約で縁が無かったところ。

今回、ようやく入場できました。

小山薫堂氏がプロデューサーを務める、「食を通じて、いのちを考える」をテーマにしたパビリオンです。

館内は、基本、写真や動画の撮影はOKなんですが、オープニングで見られる映像だけは完全に撮影NG。訪れた人だけが体験できる、貴重な映像です。撮影NGなんで、内容についても触れない方がいいんでしょうね。

このパビリオンでの展示を通して、どういうことを学び、理解して欲しいかが伝わる映像となっています。

映像のエリアから移動して、目にするのが、卵のシャンデリア。日本人が一生に食べる卵の平均数、約28,000個を表しています。

その横には、「家畜といういのち」と題して、牛や豚などの家畜の写真と、それらの肉がスーパーで販売されるようなパックされた状態のものが並べて展示されています。

いのちを頂く、ということを改めて考えさせられますね。

この巨大なショッピングカートは、ひとりの日本人が食べる、10年分の食べ物の体積を表したもの。こんなに食べてるんだ(生涯ではなく10年です)、と思うものの、アメリカ人はこの1.78倍、中国人はこの1.92倍ということだそうですから驚きです。

次のゾーンでは食の未来を守るための革新的な取り組みが紹介されています。

品種改良された魚介類や、パウダー食品を使った「フードインク」で食品を印刷する3Dフードプリンター等々。

実際に稼働はしてませんでしたが、もう、そんな時代なんですよね。

続いては、キャラメル。

お米で作られたキャラメルだそうです。

パネルにも書かれてますが、真ん中に置かれているキャラメルを、ひとり一袋、出口で頂けました。このパッケージを見てもわかる通り、江崎グリコが開発したものです。

コンセプトは「食べることで、"食の未来”に思いを馳せるお菓子」だそうです。原材料は米由来のもの(米飴、米粉、米たんぱく、米油)と砂糖のみとのこと。未来を感じながら食べてみたいと思います。

他にも「EARTH FOODS 25」として日本で馴染みのある25種類の食材を、少し変わった角度からサステナブルな提案をするエリアなど、いろいろな展示があるので、ゆっくり見ていると、いくら時間があっても足りない感じがします。

こちらは、話題になっている「万博漬け」。25年後の2050年まで漬ける梅干しです。

この隣で、1人1枚、その万博漬け引換券を頂けます。EARTH MARTを訪れた人だけが手に出来る、25年漬け込んだ梅干し。

夢がある企画ですよね。2050年。

…。何歳になってるんだ。引き換えに行けるのか…。

ちなみに、引換券には「日時や場所等の詳細は引き換えイベント開催間近に特設HPにて発表予定です。」とのこと。

25年後、WEBというシステムが確実に存在している、とは言い難いですけどね。でも、梅干しは存在しているはずです。

その隣にはショップがあって、最後のエリアで総括的な映像を見ておしまい。出口で米のキャラメルを頂きました。

たっぷり1時間近く楽しんだことになります。まさに「満腹」ですね。

西エリアを散策

大屋根リングの中央に位置するEARTH MARTを後にして、静けさの森を経由して西ゲート方向へと向かいます。次の予約が「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」ですからね。まだ40分ほど時間があるので、もうひとつのミャクミャク像を見に行きたいと思います。

7月末に、大阪市役所の前からねそべりポーズのミャクミャクが、西エリアの風の広場に移設されたんですね。

膝立ちのガンダムと、立ち姿の「ワクワク」ミャクミャクの前を通り過ぎて、西ゲートゾーンへ。左手にはJR西日本グループとKINTETSUのオフィシャルストアがあり、ここまでは前回訪れていたんですが、西ゲートをしっかりと見たのは初めてです。電車1本で行ける大阪メトロが便利なので入場は全て東ゲートからですからね。

11時を過ぎてもまだまだ多くの来場者があります。

さらに西へと進みます。

右手にはミャクミャクくじの大行列。西エリアに移ってからも大人気なのは変わらないですね。

正面に見えるEXPOアリーナ「Matsuri」では、「高知の祭典 WORLD YOSAKOI DAY」と題して、10:00から18:30まで、17チームが演舞を行っているようです。

風の広場までやってきました。くら寿司の建物が見えると、そのそばに、ねそべりミャクミャクが見えてきます。人が多くて、近くなってようやく見えてきました。

この写真の奥は、海です。

その海辺にあるのが「EXPOサンセットビアテラス」。団体休憩所なんですが、夕方から夜にかけて、飲食スペースとして利用できるそうです。

中までは入らず、入り口で引き返したんですが、それがベストな判断になりました。

ミャクミャクくじの列の前あたりで…。

お散歩中のミャクミャクと出会いました。

どれくらいの頻度でお散歩をするのかは判りませんが、かなり運が良かったのかな、と思いますね。休憩所に入っていたら会えていなかったと思います。

この画像は動画からキャプチャしたものです。本当は動画をアップしたかったんですが、あまりにも多くの一般のお客さんの顔がすぐそばに映り込んでまして、エフェクト処理が大変なので諦めました。。

顔の映り込みが少ない後半(通り過ぎた後)だけ、上げておきます。

EXPOアリーナから聞こえるYOSAKOIの曲にノリノリのミャクミャクでした。

ちなみに、こちらは、25年前、愛・地球博での写真です。

この時も、狙ったわけではなく、偶然の遭遇でしたね。

イラストのキャラとなんか違う、とは言わないで…。

いよいよガンダム

西ゲートを過ぎて、大屋根リングまで戻ると、予約時間(11:48 – 12:00)の10分ほど前でした。

実際には、11:45には建物の中に入ってましたね。

エントランスは、近未来感のあるブース。ここで、物語の始まりを待ちます。

この先は…。

写真撮影も動画撮影も、SNSでの投稿すらも禁止されてないんですが(ライブ配信だけはNG)、やっぱり、自身で体験・体感してこそ、ですね。

詳細な公開は控えておきたいと思います。

夢洲から軌道エレベーターで宇宙ステーションのスタージャブローへと降り立った我々に襲い掛かったのは…。

ガンダム愛にあふれた人から、あんまり知らないよ、という人まで、ストーリーとしては十分に楽しめると思います。

こんなところで暴露するのもどうかと思いますが、実は、ガンダム世代ではあるものの、子供の頃の興味はガンプラよりも鉄道だったので…(笑)

そんな人でも楽しめるパビリオンでした。

ツアーが終わって外に出ると、ガンダムの後ろ姿が。

このあたりはツアーに参加した人だけが立ち入れるエリアのはずですから、ある意味貴重なショットですよね。

今日のランチは?

街中で映画を観終わって感動した状態でも映画館を一歩出ると日常に戻ってしまうのに、ここはワクワクのまま、外に出ても大屋根リングのある「非日常」というのがいいですよね。これぞ万博です。

といっても、予約していた二つのイベントが終わって、当日予約も取れていないので、あとは夜の花火だけ。

それまでは、入りやすい海外パビリオンと、昼呑みのビールを楽しもうかな、と。

というわけで向かったのは、チェコパビリオン。目的は、ビールです。

大屋根リングの下を反時計回りにウォータープラザの方に向かって歩いていると、ボランティアガイドの方がいらっしゃったので、ちょっと声を掛けてみました。

今日の花火について、いろいろと伺いました。

南側のエリアは通行規制がかかったり、花火後の移動が大変になると見込まれるので、北の方から、パビリオンの屋根越しに花火を見るのがお薦め、だとのこと。確かに、大屋根リングに上って花火だけを見たら、どこの花火か、わからないですからね。

パビリオンが映り込むと、これぞ万博の花火、という風景になりそうです。

さすがに「ここがお薦め」とピンポイントでは指定されませんでしたが、大きなヒントにはなりました。

軽食の移動販売車が並ぶ進歩の広場から南通りを歩きます。EARTH MARTまで戻ってきて「いのちパーク」に差し掛かると…。

音声はミュートにしています。

目の前が見えなくなるくらいのミスト。15分に一度、もくもくと立ち上るミストを体験できます。

でも、見た目ほど涼しくはないんですね。。

そこから少しウォータープラザ寄りに歩いてチェコパビリオンへ。テイクアウトの列に並びます。

意外にも、列の流れは速く、5分ほどで注文カウンターへ。

実は、そこまでメニューをしっかりと見てなかったんですね。なので、事実上、即決、です。

「チェコのホットドッグ」が1,800円という表示は見ていたので、なんか、もうちょっとプラスして珍しいものを食べたいなぁ、と、2,200円の「ORIGINAL DUMPLINGS」をオーダー。日本語訳が「チェコスペシャル」だったので、外れはないでしょ、と。5種類の中から選ぶんですが、悩む時間は無いので、とりあえず、一番上の①をチョイス。

それと、もちろん、ビールを2つ。

オーダーの後、フードメニューはその場で受け取り、ビールは横のカウンターで受け取ります。

チェコのビールと言えば、注ぎ方に特徴があるようですが、テイクアウトだからなのか、特に何も聞かれず、ノーマルな注ぎ方で頂きました。

前回は大屋根リングの下で頂いたんですが、ここはウォータープラザの前で大屋根リングは遠く、前の休憩スポットにある長いベンチに座ります。

長ーいベンチなので、端には人が座っていても、中ほどまでいっぱいになることは無さそうですね。

というわけで、さっそく…。

開けた瞬間、二人して「おー」と。「おー?」だったかも。。

ひとつ1,100円かー。と思いながら、噛みしめて頂きました。ダンプリングとは、ジャガイモを練って蒸したチェコの伝統料理で、プチ豚まん、という感じでしょうかね。

もちろん、美味しく頂きました。

ビールは、ピルスナー・ウルケル。

やや苦味の強いビールでしょうか。評価できるほどの舌は持ち合わせていないので、美味しい、とだけ。

夏の暑い日の、ほどよく冷たいビールは罪ですね。

ここからは、13時ちょうどから始まったウォータープラザの噴水ショーも見られましたし、いい場所です。

バルト館で輪の一部に

ランチの後は、NHKも入るサテライトスタジオの前を通り、調和の広場から大屋根リングの下を歩きます。

反時計回りに2/3周ほど歩きます。途中、北端あたりのリングサイドマーケットプレイス西で、レストランを視察。というか、偵察。

夕方に、美味しいビールを飲めるお店はないかな、と(笑)

西ゲートそばの大地の広場からリング内側に入ります。

目指すはバルト館。

なぜ、バルト館を目指したのかは、はっきりと覚えてないんですが、ミャクミャクのぬいぐるみが盗難にあって、それ以上の数のミャクミャクが来場者から寄贈された、というのはニュースになっていましたよね。

それと、確か数日前にも、万博の話では無かったと思いますが、バルト三国の話題をテレビで見て、気になっていたところではあるんです。

バルト館なのに、ラトビアとリトアニアだけで、エストニアが参加していないのはちょっと気になりますが(当初は三か国での共同出展を検討していたそうですが、財政的な事情での辞退だったようです)、ウクライナの現状を考えた時にバルト三国が抱える問題が垣間見えるのではないか、と入場の列に並んでみました。

14時頃から並び始めて、10分には入場できました。

真ん中にある色紙にも書かれているんですが、今日8月23日は「バルトの日」なんですね。それを肌で感じたのはもう少し後のこと。

ちなみに、この左端に立つのは「バラビちゃん」。ラトビア(Baravika)とリトアニア(Baravykas)の名産であるポルチーニ茸がモチーフの、このバルト館のための公式マスコットだそうです。カッコ内はそれぞれの国でのポルチーニの名前です。

館内には、このように多くの薬草の展示があります。ラトビアやリトアニアでは、薬草・ハーブの利用が盛んなんだそうです。薬草というと東洋文化っぽい感じもしますが、天然の薬局として、古くから利用されていたんですね。

他にも、両国の民族衣装がいくつも展示されていたり…。

と、意外と展示が少ないような気がしたんですが、奥にあるホール状のスペースに来場者が滞留し始めました。

入口で撮った写真を見返してみると、10分後の14時30分から何かイベントがあるようですね。たまたま訪れたのがこの時間だった、というだけで、それと知らずにこの場に居合わせています。

でも、せっかくなので参加してみることに。

そうこうしている間に、ラトビアとリトアニアの民族衣装をまとった方々が、続々と奥のホールに。

5分ほど前の25分からイベントが始まりました。

各国の楽曲の演奏、歌唱が続き、リトアニア文化大臣の Šarūnas Birutis(シャルーナス・ビルティス)氏、映像にはありませんが、ラトビア文化省事務次官(Dace Vilsone)ダーチェ・ヴィルソーネ氏(シャルーナス・ビルティス氏の左側に立つ女性)それぞれからのメッセージが伝えられました。

もっとも、映像からもお分かりの通り、すべて英語です。同時通訳の方がいるはずもなく。

なので、そのメッセージの何割が「心に刺さったか」というと…。

それはともかく、それぞれのあいさつの後、進行役の女性から、立ち上がって、手と手を取り合って「human chain」を作りましょう、と。人間の鎖、人の輪、ですよね。

というわけで、我々も立ち上がって輪に入ろうとしたものの、ホール付近では既に鎖が出来上がっているので、その端を探して出口側に行くと…。

!!鎖が外に出てる!!

なんということでしょう。外は外で入場待ちの人が既に鎖を作っていたので、入口側に隙間を見つけて滑り込み。

両手をつないでいるので、写真は胸に付けたアクションカメラでの映像からのキャプチャです。来場者全員が手に手を取り合って一つの大きな輪を作り上げました。流れる曲に合わせて体を揺らすなど、一体感がありましたね。

後で知ったことなんですが、この「バルトの日」。万博でのイベント的な「○○国の日」というような話ではなく、バルト三国がソビエト連邦からの独立を求めて、200万人が手をつないで600kmを越える「バルトの道」と呼ばれる人間の鎖を作ったデモが行われたのが、1989年8月23日だったことから「バルトの日」とされているようです。

入口近くに陣取っていたので、もう一周。

最後にバラビちゃんの写真を撮ってバルト館を後にしました。

会場内の散策

万博会場を訪れたからには、と、エスカレーターで大屋根リングに上ります。

大屋根リングに上った理由の一つは、どのあたりから花火が見られるかな、と。

南側のウォータープラザあたりまで大屋根リング上を歩き、そこから会場を見渡しました。

南側エリアは封鎖されることも予想されますし、狙いは北半分。とはいえ、パビリオンのすぐ北側だと建物で見えないでしょうし、ましてや大屋根リングの外側だと、ちょっと絶望的です。

なので、やっぱり静けさの森近くか東ゲートに近い光の広場あたりですかね。何となく目星をつけて、調和の広場(ポルトガルパビリオンそば)のエスカレーターで地上へと下りました。

本日何度目かのEARTH MARTそばを歩いて、静けさの森へ。

偵察ではなく、「そういえば、静けさの森って、通り抜け以外では入っていないな」と。ここにもいくつかの見どころがあります。

こんな風に、オブジェがあったり、

大きなヒスイの原石があったり。

大きな池があって、木陰の中、自然の森を散策している感じに陥りましたが、夢洲って人工島なんですよね。

静けさの森は、その名の通り、それほど多くの人が行き交っていませんので、会場の人いきれに疲れたら、ちょっとした静寂を求めて訪れるのも良いかと思います。

早めの夕食?

夕食にしては、まだ早すぎる16時、リングサイドマーケットプレイス西の2階にある「Weihenstephan oktoberfest(ヴァイエンステファン・オクトーバーフェスト)」へ。

店の外まで行列が延びてますが、これは何待ち?という感じ。

とりあえず並んでいると、お店のスタッフの方が、「お席は確保されましたか?」みたいな感じで尋ねられます。え?そうなの?と思いつつ、注文カウンターに並ぶ彼女とは別行動で店内を物色。ちょうど空いたテーブルに(追い出したわけじゃないですよ)、キープの目印用にと帽子を置いて列に戻ります。

この長蛇の列を目にすると、長居するのも躊躇われるのか、意外と回転は速いようですね。

このお店は、ドイツから直送された生ビールと伝統料理が味わえるお店で、お昼にチェックしに来た時も、今の16時も、絶えず長い列が出来ている人気店です。

「世界最古ビール醸造所」を謳うお店だけあって、お値段もそれなりですから、期待も高まります。

二人なので、ひとつはもちろん、Weihenstephan。もうひとつは EFES。Weihenstephan は樽で日本に届けられていると思われますので、もちろんグラスでの提供ですが、EFESはメニューの写真を見ると瓶ビールのようですね。

EFESは瓶ビール、なんて言いながらですが、カウンターのスタッフの方曰く「瓶でなくて、缶でいいですか?」と。量は同じだそうですので、もちろん問題なし。でも、この方、日本人ではないですね。ドイツの伝統的な衣装を身に着けていらっしゃいますが、東南アジア圏の訛りでした。

まだ4時過ぎではありますが、食事もしっかりと頂きます。「ミニハンバーグプレート」と「ソーセージプレート」。ドイツですからね。

わざわざ「缶」の確認をされたんですが、提供されたのはプラスチックのカップでした。

食事はいずれも一皿 2,980円。Weihenstephan は 330mlで 1,680円、EFESは同じく330mlで1,480円です。万博価格という表現もありますが、ドイツから直送しているなら、さもありなん、ですね。

ビールはフルーティーな甘みを感じるもので飲みやすく、500ml(2,480円)にしなかったことをちょっと悔やんだんですが、料理の方はそれなりにボリュームがあって、堪能できました。

やっぱりドイツビールは、ソーセージとハンバーグですよね。

ごちそうさまでした。

最後の締めは「Japan Fireworks Expo」

ほろ酔いでお店を出て、少しばかり大屋根リングの下を歩きます。

ポップアップステージ東のそばにあるベンチに腰を下ろしました。

まだ17時半を少し過ぎたところですが、朝から歩き回って足が疲れてきたのと、程よい酔いがあってベンチが快適だったんですね。

なので、このままここに座っていよう、と。南側が見える場所ですし、高い建物もないので、花火もここからでいいんじゃない?と。

というわけで、だんだんと薄暗くなっていく会場内をせわしなく行き交う人々を見ながら、のんびりと過ごしました。

18時を過ぎた頃だったか、目の前に、いきなり長蛇の列が出現したんです。並び方の隊形を変えたことで、大勢の人が移動してきたんですが、どうやら大屋根リングの上に上がるためのエスカレーター待ちの行列とのこと。

写真の左側にも写ってますが、大屋根リングの上は、閉鎖されなかったようですね。とはいえ、これだけの人が上がるとなると、柵側を確保するのも難しいでしょうし、人越しに見るくらいなら、下からでいいんじゃないの?と思います。

そんなこんなで1時間以上を座って過ごしたんですが、19時19分。いよいよ打ち上げです。

直前の様子

花火は5分弱で終わったんですが、1分ほどに凝縮して編集してみました。

屋外ステージのパラボラアンテナ風の屋根の映り込みが万博らしさを出したかな、と思います。

あっという間に終わった花火でしたが、偶然とはいえ、いい日に予約できたと思います。

予想通り、花火が終わると、多くの来場客が一斉にゲートへと移動し始めました。

なので、少しだけ時間をずらす意味で、再びオフィシャルストアへ。今度はMARUZEN JUNKUDOです。さすがに西ゲート側にまで足を延ばすつもりはありませんでしたからね。

朝にいっぱい買い込んだので、ここではお土産用のお菓子などを少しばかり買っておしまい。

東ゲートから夢洲駅へと向かいました。

振り返り

今回は、「EARTH MART」と「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」の二つのパビリオンの予約が取れていて、なおかつ「Japan Fireworks Expo」の日に当たる、という、これまでにない最上の日となりました。

なので、当日登録は、何度かチェックしたものの、必死にはアクセスしてません。

チェコのビールに、ドイツのビールと、前回までに続いて昼呑みを楽しんだのも、大人の万博の醍醐味、ですね。

バルト館で大臣クラスの方が訪れるイベントにも参加できましたし、ミャクミャクのお散歩に遭遇したのも、偶然とはいえ、いい思い出になりました。ちなみに、当日は秋篠宮家の佳子様も同じ会場内にいらしたんですが、お姿はお見掛けできませんでした。

そんなわけで、毎回何かある大阪・関西万博。

会期の残り日数も減ってきましたが、来月、最後の1回、訪問を予定していますので、楽しみたいと思います。