ジェットスターからの贈り物

先日、航空会社のジェットスターから、「ジェットスターバウチャーに関する重要なお知らせ」というタイトルのメールが届きました。

内容は、2021年6月に有効期限を迎えるフライトバウチャーの有効期限を6ヶ月延長しますよ、というものでした。

はじめてのジェットスター

2020年初めの新型コロナウイルス感染拡大まで、年に数度は旅行に出かけていましたが、飛行機を使う旅行は、1年に一度あるかないかくらいです。根が鉄道好きというのもありますし、何かと便利な車でのドライブも多いですね。なので、LCCともあまり縁がなく、2012年にPeachを利用したのが、いまのところ唯一のLCCの経験です。

それ以降は、JAL・ANAが多く、旅行先によってはスカイマークを利用することもあったんですが、初めてジェットスターを使ってみようと計画したのが2020年5月のゴールデンウイークのことでした。

予約をしたのが2019年12月のこと。2020年5月6日の新千歳から関西までの夕刻便を2名で予約。ゴールデンウイークの最終日なのに2名で 20,720円という金額が付けられていて、驚いたのを覚えています。

年が明けた1月の末。事情があって、旅行の日程を1日前倒しにする必要が出来てしまったので、5月5日のフライトに変更したかったんですが、既に満席。ですので、同じ時間帯の神戸行きスカイマークを新たに予約しました。

というわけで、基本、取り消しができないジェットスターのチケットが手元に残ったわけです。

取り消し(返金)はできないけれど、日時の変更はできる、ということで、捨てるくらいならと7月に1泊2日での北海道旅行を計画したんですね。

ゴールデンウイークとは違って、観光シーズンの7月ですから、連休でなくとも日曜日の夕刻便は値段が上がっていて、費用を追加する必要があったんですが、それでも2名で27,020円と、1名あたり13,510円という破格値のチケットを手にして、旅行の日を待ってました。

が、ご承知の通り。

2020年のゴールデンウイークは全国で緊急事態宣言が発出されていました。ゴールデンウイークの旅行はキャンセル。行きのANA、帰りのスカイマークとも、無手数料での払い戻しとなりました。

6月に入っても旅行を楽しめる雰囲気ではなかったので、7月の旅行も中止を決定。

返金ができないジェットスターの温情、ということで、キャンセル日6月21日から半年間(12月21日まで)有効の「特別対応用フライトバウチャー」に変更してもらったわけです。

バウチャーの使用期限迫る

12月21日まで有効、というのは、その日に購入できるフライト分まで有効ということですので、「さすがに大丈夫じゃないの?」と思ってたんですが、感染は収まるどころか、大阪では11月の中旬あたりから感染者が増えだしました。

「バウチャーが紙切れに」といっても電子データですので、形はないんですが、無効になりかけた数日前。

ジェットスターから「ジェットスターバウチャーに関する重要なお知らせ」として、2020年12月21日まで有効のバウチャーに代わり、新たに2021年6月16日まで有効となるバウチャーを発行して頂きました。

さすがに2021年の夏には収まってるんじゃないの?と思っていた2020年の暮れ。

年が明けた5月になっても、残念ながら事態はさほど変わってません。

もうダメか、と思っていると、再びジェットスターからメールが届いたわけです。これが、冒頭に書いた「ジェットスターバウチャーに関する重要なお知らせ」。

再発行日から6ヶ月間有効として頂けるそう。

6月末までに期限を迎えるバウチャーは、11月末まで有効となるバウチャーを発行して頂けるようです。

2019年12月にカード決済した金券が2年間も使われずに保有されている状態となります。同じ様に去年のゴールデンウイーク時期から延長を重ねているバウチャーを持っている方も多いでしょうから、今後、安心して旅行ができる時期が来たら、前払い分での利用が多くなる可能性もあり、改めて航空会社も大変だなと思いました。

バウチャー期限の11月末。ワクチン接種、終わってますかね。。再々延長にならないことを願っています。