QNAP NAS ファームウェア自動更新(3)

QNAPのNASがファームウェア自動更新を実行した、という話を3週間前に書きました。

自動更新も安定稼働

8月14日に、QTSのバージョン 4.5.3.1697(20210611) のNAS 2台が、ほぼ同時にファームウェアの自動更新が始まりました。

4.5.3.1697(20210611)から、4.5.3.1723(20210708)へとアップデートされたようです。

前回も、毎日10:00の更新チェックで、更新処理が始まったのが11時過ぎ。今回も同じですね。

もう1台の TS-228A も、同様に 4.5.3.1697(20210611)から、4.5.3.1723(20210708) へとアップデートされていました。同じ日でしたね。

前回の予測と実際

前回、「次回の自動更新の予測」として、

この推測からすれば、次回は 4.5.4.1715(20210630)の45日となる8月14日前後と予想。

https://try-widely.com/qnap-nas-automatic-update-2/

と記載していました。

「おー。8月14日だ!」と思ったものの、何か違う…。

というのも、バージョンと自動更新日を並べると、

バージョンリリース日自動更新日リリース後日数
QTS 4.5.3.16702021/5/152021/7/147日後
QTS 4.5.3.16972021/6/112021/7/2342日後
QTS 4.5.4.17152021/6/30(予測:2021/8/14)(予測:45日後)
QTS 4.5.4.17232021/7/82021/8/14 37日後
QTS 4.5.4.17412021/7/26

てっきり、4.5.4.1715 が リリース45日後の 8月14日前後に更新されると思っていたのですが、実際に更新されたのは、4.5.4.1723 でした。

とはいえ、バグフィックスだけではなく、機能更新を伴う 4.5.3から4.5.4への自動更新が同じように行われるのか、気になるところです。

https://try-widely.com/qnap-nas-automatic-update-2/

こちらに関しては、問題なかったですね。

次回自動更新の予測

何らかのロジックで更新が行われていると思いますので、法則がありそうなものですが、これまでの3回の自動更新からは次回の自動更新の時期を推測するのが難しくなりました。

まず、4.5.4.1715が自動更新から外れた、という理由が分かりません。

「推奨バージョン」は、4.5.X のメジャーバージョンが上がった初回は省く、とか。初物は何かとありますからね。8日後にバグフィックスを含む更新バージョンがリリースされているので、自動更新から外されているのかもしれません。

過去3回の自動更新は、リリースの42日±5日後に収まってますので、4.5.4.1741 の自動更新は、9月1日~9月11日の間、ということになりますでしょうか。

様子を見てみたいと思います。