QNAP NAS ファームウェア自動更新(2)

QNAPのNASが、初めてファームウェア自動更新を実行した話を3週間ほど前に書きました。

自動更新 再び

7月23日に、再び自動更新が行われました。スポーツの日の祝日ではあるんですが、外出を控えていることもあって自宅にいたんですが、NASから突然のアラームが鳴り、驚きました。

メールを確認すると…。

ファームウェアのアップデートが始まっていたようです。

4.5.3.1670(20210515)から、4.5.3.1697(20210611)へとアップデートされたようです。

前回も、毎日10:00の更新チェックで、更新処理が始まったのが11時過ぎ。今回も同じですね。

更新タイミングを推察

前回は、4.5.4.1715(20210630)リリースの翌日に自動更新されたので、新Ver.リリースがトリガになったのかと推察していたんですが、今回、7月22日に何らかのリリースがあったわけでもなく、何がトリガとなったのか、不明です。

7月23日といえば、4.5.3.1697のリリースから42日。7月1日に自動更新された4.5.3.1670は、リリースから47日。いずれもリリース後45日±3日に収まります。

大きなサイズのファイルダウンロードが伴う自動更新は、リリース〇日後と定めると、世界中のNASから同日にダウンロード要求が来ることになるので、数日の幅を持たせている、と推察してみました。

メジャーバージョンの壁を乗り越えるか

この推測からすれば、次回は 4.5.4.1715(20210630)の45日となる8月14日前後と予想。

とはいえ、バグフィックスだけではなく、機能更新を伴う 4.5.3から4.5.4への自動更新が同じように行われるのか、気になるところです。

その一方で、4.5.2.1566(20210202) の TS-228Aは、「自動更新の有効化(安定版)」を設定しているのですが、一向に自動更新の気配がありません。

4.5.2 としての最終版 4.5.2.1630(20210406)のリリースからも3ヶ月以上経過していますし、4.5.2の次の次の 4.5.4も、2回目のバグフィックスバージョンをリリースしていますから、このまま待っても、ちょっと厳しいのかな、という気もしてきています。

4.5.3.1652(20210428)リリース時の、

Control Panel

・QTS now automatically installs recommended firmware updates by default. Administrators can specify a schedule to check for and perform updates.

も気になりますしね。

実は、この4.5.3.1652(20210428)以降でないと、自動更新されないんじゃないか、という思いもちらほらと。

というわけで、長らく4.5.2.1566(20210202)のまま放置していた TS-228A ですが、このまま待ち続けるのもセキュリティ的にいかがなものかという思いもありますので、4.5.3.1697(20210611)まで、上げてみたいと思います。

その狙いは、「リリース後45日±数日での自動更新」の検証です。

同じ日に自動更新されるのか、数日ずらせて自動更新されるのか。

楽しみに待ちたいと思います。