Windows11を試す
会社のWSUSに携わることになっておよそ1年。
これまで、Windows10の中でのアップデートはあったものの、Windowsそのもののバージョンが上がる、という経験はありません。
Windows11が敵、とは思いませんが、ちょっとハードルが高い気がしています。恐らくその理由は「知らないから」だと思います。なので、Windows11を知ってみよう、と、我が家のノートPCの1台を、Windows11にアップグレードしてみました。
インストールまで
結論から言えば、インストールに関しては、これまでのWindows10内でのバージョンアップと、何ら変わりません。
Windows95から98の時は(って、例えが古すぎますが)、インストール用のパッケージを購入して、「さぁ、やるぞ」という気合が要りましたが、10から11は、シームレスというのか「いつものアップデート」のノリです。
「更新とセキュリティ」から「更新プログラムのチェック」をクリックして、「その時」を待ちます。
この画面ですね。
望んでいないPCには早く来たんですが…。
それはともかく、対象のノートPCは、DELL Inspiron5770。現在は、同じくDELL の G7 17 7700をメインで使用していますので、自宅の片隅に眠っていたノートです。
CPUは、第8世代のCore i7(17-8550U)。RAMは16GB、ストレージは500GBのNVMe SSDを積んでいますので、スペック的には十分です(調子が悪くて買い替えたので、今さらメイン機にするつもりはありませんが)。
Windows10 21H1のアップデートが終わって、一旦再起動しよう、と再起動から立ち上がると、こんな画面で起動しました。
G7 17 7700 では、まだ見たことが無い画面です。
「アップグレードを拒否する」をクリックして、2度と出てこなくなっても嫌なので、というか、目的がWin11へのアップグレードなので、「取得する」をクリック。
ダウンロードが始まりました。
ダウンロード中は通常の操作が出来る、というのも、これまでと同じですね。
ダウンロードが完了したら、再起動。
Windows11 起動
アップグレードが始まりです。
何度か再起動して、現れたのがこの画面。
違うといえば違う、というか、違うような気がする、というか。。
ですが、ログイン後の画面は、一新してます。
初めてWindowsに触れてから、数十年。画面左下にスタートボタンがあることに慣れているので、違和感がありますが、そのうち慣れるんでしょうかね。
デスクトップのアイコンは、Win11インストール前と同じ。勝手に整列されることもなく、これまでと同じように使えそうです。
インストール後のアップデート
Windows11をダウンロードしたのが、つい先ほどなんですが、アップデートを確認すると、4つほど、更新プログラムがありました。
さっそく、アップデートしておきます。
で、インストール完了。
再起動の通知ですが、この括弧内の時間は、再起動にかかる時間なんでしょうか。
これがリアルな数字なら、ありがたいことです。
先日、会社で使用している開発マシン(Win10)でアップデートが走って、1時間半、PCが使えなかったという笑うに笑えない話があったばかりですので。。
ここでは「今すぐ再起動」をクリックしました。
なんなんでしょうね。この翻訳…。
メイン機への導入
今回導入した理由は、話のネタ、というわけではなく、メイン機をWin11化して問題ないかを検証すること、という狙いもあるんですが、ライセンス的に複数機に導入できないアプリも多く、さらには、Inspiron5770で試してしまうとG7との同期がおかしくなって面倒なことになりそうなものもあって、最終的には「えいやっ」になるのかな、とは思います。
昨日書いたQTS5.0.0へのアップグレードもそうですが、「問題があればバグフィックスのアップデートを待つ」というくらいの気持ちが必要なんでしょうかね。
もう少し、確認した後、メインマシンのアップグレードを本気で考えてみたいと思います。