それだけじゃないQNAPのQfinder
今さらながらですが、Qfinderを触っていて、いろいろとできることに感心しました。
Qfinderとは
Qfinderとは、ローカルネットワーク上のQNAP NASを「探し出す」アプリです。finderですからね。
使い方、といっても、IPアドレスを意識しなくても、名前でNASを選ぶことができ、管理画面にもログインできるので、便利です。なので常駐させています。
が、用途としてはそれくらいで、稼働しているNASのバージョンと、各機種の最新のアップデートがあるかどうかを知ることができる、ということくらいにしか使ってません(バージョン欄の「New↓」から、直接アップデートができるので、管理画面に入らずにアップデートすることもあります)。
要は、上に8個並ぶアイコンを、ほとんど使ったことがない、ということです。
リソースの確認
「モニタのリソース」というアイコンがあります。
これまで使ったことが無かったので、特に気にならなかったんですが、これ、「リソースのモニタ」ですよね。。
アイコンをクリックすると、ログイン画面が出てきます。ブラウザ上ではなく、アプリとして、です。
管理者権限のあるユーザでログインします。
最近、2段階認証を設定したNASですので、管理者権限のあるユーザでログインすると、次の画面が現れます。
画面としてはシンプルですが、スマホの「Google認証システム」に表示される数字を入力すると、ログインできます。
こんな感じですね。Webから管理画面に入らなくても、最低限の確認は出来そうですね。
ちなみに、管理者権限のない一般ユーザーでログインすると(ログインできてしまいます)、
この画面のまま、変わりません(管理者権限のあるユーザでログインしても、この画面がチラッと表示されます)。
せめて、権限が無い、とか表示してもらえると対処のしようもあると思うのですが。
ちょっとした設定も
トップ画面で「詳細」をクリックすると、NASのデバイス詳細画面が開きます。
ファームウェアのバージョンや、ディスクモデルなども表示されます。
トップ画面から「設定」をクリックすると、設定画面が開きます。
デバイス名や、パスワードの変更、NASの日時の修正、ネットワーク設定などが出来ます。
もちろん、Webの管理画面では、もっといろいろな設定ができますが、ここでできる設定は、デバイス名やパスワードの変更、ネットワーク設定といった、Webの管理画面に「入る前の設定」という位置付けなんですかね。
NAS導入時にこの画面から設定した記憶はありますが、それ以降はWeb上で行いますから、あえてQfinderで変更はしていないですね。
他には、「写真のアップロード」や「ネットワークドライブ」(Windowsのエクスプローラが開きます)、等が出来ます。
アイコンではなく、メニューからは、NASのシャットダウンや再起動、電源OFF中のNASをWake On LANで起動させたりすることも出来ます(WOLは、右側の小さいアイコンもありますね)。
というような感じです。
特に「わぁ、知らなかったー」というほど驚く機能が隠されていたわけでもなく、これからも、NASの管理画面への遷移と、アップデートの確認くらいに使っていくかな、という感想です。