QNAPのOS QTS 4.5.4.1800 Build 20210923 リリース

2021年9月23日に、QNAPのOS QTS4.5.4.1800 Build 20210923 がリリースされました。

変更内容は?

9月18日に、QNAPのOS QTS4.5.4.1787がリリースされたという記事を書きました。

その記事を書いてから、わずか5日後のことでした(リリースからは13日後)。

同じようインターバルでリリースされるわけではなく、広く開いたと思えば(前々回から前回は1ヶ月以上)、今回のように2週間に満たないこともあります。

こういうときは、「やっちゃった」リリースなのかな、と。

前回は、比較的大きな変更があったので、致命的な問題か、デグレがあったのか。

というわけで、確認してみましょう。

思った通り、というと失礼ですが、バグフィックスが1件だけのようです。

Fixed Issues

– File Station would always open PDF files in the same tab of a web browser and consequently only display one PDF file at a time.

File StationはPDFファイルを、常にWebブラウザの同じタブで開くため、一度に1つのPDFファイルしか表示されなかった、と。

期待していた動作としては、新しいPDFファイルを新たに作成したタブで開く、ということだったんでしょうが、同じタブで開こうとする、と。

というわけで、ちょっと試してみました。

確かにそうですね。といっても、前回リリースでの新機能の問題とか、デグレとかではなく、それ以前のリリースからそういう動作ですね。

まぁ、以前にも書きましたが、私の場合、ファイルはWindowsのエクスプローラーで表示させるのが通常なので、この問題がどれだけのユーザーに影響があるのかはわかりません。

でも、この問題だけの改修のようなんですね。

特に必要というわけでは無いですが、アップデートしておきます。

※改修されていることを確認しました。

ビルドの番号は何を表す?

ビルドの番号が1787から1800へと、100番台が上がっているので何事かと思ったんですが、これまでも、4.5.2の途中で1500番台から1600番台へと上がったり、その前の4.5.1も1400番台から1500番台に…。

って、これ、単純に日にちの経過なの?

1787のリリースが9/10で、1800が13日後の9/23。その前の1741は7/26のリリースで、7/26から9/23までの日数は、59日。1800 – 1741 = 59ですね。

ということで、9/23の1800日前は…。

2016年10月20日。これが通し番号の1の日付になります。

何なんでしょうね。。

5年前の10月と言えば、QTS 4.2.X か、次の 4.3.X の頃のはず。その頃のリリースノートは残っていないので、何か特別な日だったのかどうかは判りません。

この通し番号、QTS 5.0.0 にも引き継がれているようですので、この先も着実に伸ばし続けて行ってもらいたいものです。

自動更新の現状

1ヶ月半ほど前の8月14日に、こんなことを書いてました。

過去3回の自動更新は、リリースの42日±5日後に収まってますので、4.5.4.1741 の自動更新は、9月1日~9月11日の間、ということになりますでしょうか。

4.5.4.1723のまま据え置き状態の2機。4.5.4.1741へ自動更新されるだろうと勝手に推測した9月11日からも、既に半月以上が経過しています。

これまで順調に自動更新されているので、ほどなく更新されると思うんですけどね。

もう少し、様子を見たいと思います。