WordPress のバックアップ

NAS(QNAP製)のバックアップの話に続き、今度は、WordPress のバックアップの話を書きたいと思います。

バックアップを残す手段を考える

レンタルサーバの会社は、2社とも信頼のおけるサーバ運用だと信じていますので、「ごめんなさい。データ消えちゃいました」ってことは、自宅のNASからデータが消えるよりも可能性は低いと思ってますが、NAS同様、自身の操作誤りでデータを消してしまうことは、あり得ます。
操作ミスでデータベースを消そうもんなら、一瞬で WordPress は壊滅状態になります。かろうじて、UPした画像ファイルが残るくらいでしょうか。
であれば、直近何世代かのバックアップは欲しいところです。

利用するのは、WordPressのプラグイン「BackWPup」です。

初心者向けのバックアップ用プラグインと言われたりもしますが、やりたいことが達成できれば初心者用であろうが上級者用であろうが構いません。

バックアップの考え方や設定方法は、こちらを参考にさせて頂きました。

特に変更を加えた点もありませんので、設定方法は記載しません。

前述のサイトを参考に、
■画像を含むサーバ上のデータのバックアップは、週に1回、12回(3ヶ月)分
■データベースのバックアップは、毎日、30回(過去1ヶ月)分
を残すことにしました。
と言いたいところですが、ひとまず
■画像を含むサーバ上のデータのバックアップは、週に1回、8回(2ヶ月)分
としています。

バックアップ貧乏

とでも言うのでしょうか。
画像を含むデータのバックアップ、これすなわち、サーバに含まれるデータ容量が、そのバックアップの回数分、上積みされてサーバに格納されている状態、となります。
(設定によりzip圧縮されるので、若干は減りますが)

開始してまだ2週間ほどのブログですが、それでも初回に取得したバックアップファイルのサイズは、80MB強になりました。
単純に計算して、80MB×12回 = 960MB(≒1GB) のバックアップファイルがサーバを占拠することになります。

「単純に計算して」と書いた通り、このままサイズが増えずに3ヶ月を迎えた場合の値ですので、日々ブログを更新して、画像ファイルもアップし続けると、差分ではなく全量のバックアップですから、確実にバックアップファイルのサイズは増え続けます。

契約している(というか、正しくはドメイン取得のおまけで利用させてもらっている)サーバの容量は3GBですから、3ヶ月後には容量の半分くらいがバックアップファイルに占拠された状態になるのかな、と思い、2ヶ月にしたわけです。

バックアップファイルのダウンロード

もちろん、バックアップファイルをサーバ上に置いておくのが賢い方法とは思っていません。
操作ミスでデータを消してしまった場合なら、サーバに置いておいた方が便利なんじゃないの?と思われそうですが、バックアップファイルは圧縮されているので、手元のPCで解凍してやり、FTPで再アップ、という段取りなので、ダウンロードしておいた方がいいです。
というより、サーバのデータが飛んだら、バックアップファイルも飛びますからね(笑)
ですので、定期的にファイルをローカルPCにダウンロードしてやれば、サーバ上に何世代残せばいい?、と考える必要もなくなります。きちんと管理すれば、それぞれ1世代で十分なわけですからね。

サーバ容量が3GBでも十分に頑張れそうです。