「菊正宗 蔵開き中止」につき昨年の思い出を
例年、2月の第3土曜日か第4土曜日に開かれている「菊正宗 蔵開き」。
今年の開催はどうするのかと気にしていたら、2月1日に、中止の案内が公式サイトに掲載されました。
仕方がないですよね、今年は。音楽鑑賞イベントとかならまだしも、試飲を楽しむ = マスクを外すわけですし、例年、結構な賑わいを見せますし。
というわけで、昨年までに訪れた際の写真などを交えて紹介したいと思います。
菊正宗 蔵開き とは
公式サイトの案内には「日頃の感謝をこめて、フレッシュな”しぼりたて新酒”をお楽しみいただく会」との紹介がありました。
酒蔵の見学会や、酒樽づくり実演、ちんどん屋「華乃家」さんのパフォーマンス等々、催しもたくさんですが、多くの人が楽しみにしているのが「福袋」販売や、生酛しぼりたて新酒の振舞、各種ブランド酒の試飲(有料)です。
蔵開き 2020年 の様子
2020年は2月15日(土)の開催でした。
本会場である菊正宗「嘉宝蔵」は10時の開場ですが、その前に、別会場で福袋を手に入れましょう。福袋は人気がありますので、10時よりも前に並ぶのが安心です。
2020年は価格が2,000円で先着1,500名限定でしたが、9時50分の時点で、この大行列です。並ぶ際に整理券を頂きますが、列から外れると無効になりますので、お気を付けを。
福袋を手にしたら、いよいよ本会場の嘉宝蔵へ。
開場とほぼ同時になりますので、場合によっては入場制限がかかることもあります。
入口近くで「生酛しぼりたて」新酒が振舞われます(一人一杯)。
会場の中に入ると、たくさんのテーブルが並んでいます。
会場内で販売される「粕汁」や「おでん」等を、同じく会場内で販売される有料試飲のお酒とともに頂くためのテーブルです。来場者数に対してテーブルの数が少ないので、10時の開場と同時にテーブルの取り合いになります(笑)
2020年に飲んでみたのは、有料試飲メニューの中の、「百黙 飲み比べセット」と「百黙 無濾過原酒」。
百黙は、菊正宗として130年ぶりに立ち上げた新ブランドで、2016年から販売されています。
飲み比べ出来るのは、「純米大吟醸(精米歩合39)」「純米吟醸(精米歩合59)」「オルトスリー」の3種類。
それぞれの違いは、メニューに記載がありますので、写真を拡大して見てみてください。
一人で宙を見上げながら4種類の百黙を味わっていると、サンテレビ(兵庫県内をカバーするテレビ局)の取材クルーがやってきました。インタビュアーとカメラマンの二人ですが。
2、3質問されて答える、というだけでしたが、菊正宗愛だけは伝えておきました。
2019年に、ヴィッセル神戸に所属しているイニエスタ選手が『菊正宗アンバサダー』に就任したこともあって、2020年はヴィッセル神戸とのコラボ企画も。
ちんどん屋「華乃家」さんのステージも盛り上がりました。
「♪やっぱり俺は菊正宗」ですよね。
2020年は、過去に何度か訪れているので酒蔵見学はしませんでしたが、酒蔵の見学が出来たり、樽酒マイスターファクトリーの見学が出来たり。
嘉宝蔵のすぐそばにある「菊正宗酒造記念館」では、甘酒の無料試飲があったりと、時間を忘れて楽しめます。
ただし、飲み過ぎと、テーブルの占有にはご注意を。(テーブルは譲り合って、ご使用を)
2021年は…
残念ながら2021年の蔵開きは中止となりました。
そのため、楽しみにしていた福袋も手にすることが出来ません。
それに代わるものとして、「菊正宗 福箱 2021」が発売されています。期間・数量限定ですので既に終わっているかもしれませんが、リンクだけ貼っておきます。