懐かしの品々(1) PentiumⅡプロセッサ
15年前(2007年)、結婚を機に大阪市内に住居を移しました。
その1年前(2006年)、生まれてからずっと過ごしてきた東大阪市内の戸建て住宅から、奈良県生駒市の某所に新築した戸建て住宅へと転居したんです。もちろん、家族揃っての転居です。
が、そのときは、当面の生活に必要な家具や衣類、生活用品を運び出したものの、「それ以外」のものは、東大阪の旧宅に置いたまま。すぐに売却予定も無かったので、戸建ての倉庫と化していたんです。
記憶にあるモノ、なくなったモノ
ところが、およそ1ヶ月前の2022年8月下旬になって、突如、売却決定の知らせが父から飛び込んできました。9月末(正確には9月23日)までに、必要なものは、全て運び出せ、と。
16年前の引っ越しの際に、要るもの全部を運び出していたなら「残っているものは処分してもらって結構」と言えるんですが、要るものも大量に置いてあるだけに、さぁ大変、です。
というわけで、8月最終週から9月23日まで、週末はほぼ東大阪の旧宅に通い詰め。
趣味の時間も取れずに、ひたすら整理に追われてました。
とはいえ、最低でも16年前(ものによっては30年以上前)の「懐かしいもの」がゴロゴロ出てきます。
倉庫代わりに使っていましたので「置いてあることを明確に憶えているもの」が大半ではあるんですが、「記憶から消えていたのに、見た瞬間に鮮明に思い出したもの」も。中には「こんなの持ってたっけ?」というのもあるんですが、趣味のものに関しては、少なくとも「懐かしい」と感じるものばかりです。
思い出に持ち帰った最初の品
というわけで、旧宅から発掘(?)された、懐かしい品々をいくつか紹介していきたいと思います。
その第一弾が、Intel PentiumⅡプロセッサです。
自宅からはマザーボードに装着された状態で見つかったので、CPUクーラーが付いたままでした。さすがにマザーボードごと持ち帰って、「起動させてみよう」とは思えなかったので、クーラーを外してお持ち帰り。
PentiumⅡとは
見ての通り、ファミコンなどのROMカートリッジのような形状で、マザーボードに差し込んで使います。
もっとも、ゲーム機とは違って、頻繁に差し替えるものではないですけどね。CPUクーラーを付けることでほぼ固定されますし。
Pentium IIという名称が付けられているが、内部構造はPentiumではなくPentium Proがベースである。Pentium Proで初めて採用されたP6マイクロアーキテクチャを引き続き採用したが、L1キャッシュを倍増(L1命令キャッシュ8 KB→16 KB、L1データキャッシュ8 KB→16 KB)し、Pentium Proの弱点であった16ビットコードの処理速度を20%改善し、さらにPentiumでは拡張されたがPentium Proには無かったMMX演算器を追加したものである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Pentium_II
Pentium ProをベースにしたCPUだったんですね。MMX演算器が追加された、とのこと。
そういえば、PentiumにMMXを搭載したCPUは、MMX Pentiumという呼び方で定着しましたよね。
Pen2といえばオーバークロック
所有していたのは、クロック300MHzのSL2W8。
確か、コスタリカ産を狙って買いましたね。生産週も選りすぐったはず。(どこで見るんでしたっけ。。)
なんせ「コスタリカ産の○年○週~○週のはクロックアップに強い」とか、言われてましたからね。
私ももちろん、マザーボードをちょこっと触って、定格の1.5倍、450MHzで動作させてました。もちろん、超安定。
ただ、このPentiumⅡ、いつ買ったのか、記憶にないんですね。2001年6月には、Celeron/800MHzとマザーボードを購入しているので、それより前なのは確かなんですけど。1996年はPentium/133MHzあたりだったと思うので、それよりは後。
どこかに変遷をメモしておいたような気がするので、探しておきます。
ところで、その速度ですが、実は「まったく憶えてません」。ベンチマークとかもそれほど興味は無かったですし、速度重視のゲームにはまっていたわけでもないですし。
時代的には、Windows98を動かしていたんでしょうが、PentiumⅡ自体の思い出が無いんですよね。「懐かしの」とタイトルを付けた割に。。
何か思い出したら追記してみたいと思います。