QTSのバックアップツール HBS3 のアップデート(18.0.1104)
QNAPのNAS(TS-228A)で、AppCenterから、HBS3(Hybrid Backup Sync)のアップデートの通知がありました。
変更内容は?
リリース履歴は11月9日に更新されているようですが、バージョン名からは11月4日にアップデートされたものかと思います。
前回のバージョンは、18.0.1012でした。
変更内容は、バグフィックスだけのようですね。
[Fixed Issues]
– After updating HBS 3 to version 18.0.1012, if you create a sync job with OneDrive as the destination and subsequently change the destination folder into a shared folder, running the sync job would fail and produce an “AttributeError" message.
OnDriveを宛先とした同期ジョブを、後に宛先フォルダーを共有フォルダーに変更すると、同期ジョブが失敗するということです。
○○した後に、△△すると不具合になる。開発者泣かせのパターンですね。。
○○のテストはOK、△△でのテストもOKとしてリリースされたと思うのですが、こういうパターン、以前の状態が悪さをするという「設計の大切さ」を思い知るケースです。
開発者目線は置いといて、次の不具合は「?」というものでした。
– After updating HBS 3 to version 18.0.1012, if you ran a sync job that had been created before the update, the job would fail and produce a “KeyError" message.
HBS 3をバージョン 18.0.1012 に更新すると、更新前に作成された同期ジョブで失敗する、というものです。
これ、バージョンアップすると同期ジョブが必ず失敗する、と読めますよね。
自宅で使用している TS-228A と HBS3 バージョン 18.0.1012 の組み合わせで、外部FTPサーバから、NASへの同期は、問題なく成功しており、必ず失敗する、ではなく、なにか条件があるのかもしれないですね。
今回は、この2件の修正が入っているようです。
アップデートしておきます。