スターサーバーに独自ドメインを追加する

このサイトを立ち上げているレンタルサーバはネットオウル社の「スターサーバー」です。その「スタンダードプラン」で6月から運用を始めています。

独自ドメインを追加する

有料プランに変更した理由の一つが、別に借りているレンタルサーバで運用しているサイト「CLUB CAVALIER」を、別のドメインとして、同じサーバで運用したい、ということです。

現状、 club-cavalier.com というドメインは、20年前(2001年4月)に、とあるホスティング業者(当時はその会社でサーバをレンタル)に申請をしてもらって取得したものです。2007年8月に廃業されるとの知らせを受けて、2006年11月に、現在のホスティング業者にドメイン管理を移管しています。なので、14年以上になりますね。

11月が契約更新月ですから、それまでに移転をしたいと思っています。余裕をもって半年前から動き出した、というわけです。

事前の準備期間がどれだけ長かろうと、DNS切替のときは何かと緊張しますが、まぁ、正直なところ、このサイト(CLUB CAVALIER)が2~3日止まったところで、困る人が少ないのは事実。とはいえ、できるだけの準備をして、ドメインの移管(DNSの切替)を行いたいと考えています。

というわけで、スターサーバーに、第2のドメイン(club-cavalier.com)を運用させる準備を始めます。

まずは、WEB上のサーバー管理ツールを開きます。

左側に並ぶメニューは、上から「各種情報」「メール」と続き、一番下に、

「ドメイン」という項目があります。その「ドメイン設定」を選びます。

「ドメイン追加」のタブを選ぶと、「スタードメイン管理のドメインを追加する」と「他社管理のドメインを追加する」の選択肢が現れます。

オウルネットのサービス「スタードメイン」で取得したドメインであったり、他社で取得した休眠状態の(サーバでの運用を行っていない)ドメインをスタードメインに移管したものである場合は、このドメイン設定を行うと、すぐにサーバへの参照先(DNS)が切り替わるのかと思いますが、しばらくは他社管理になりますから「他社管理のドメインを追加する」を選びます。

ドメイン追加になりますから、「ドメイン名」に追加となるドメインの情報を記載し、次に、認証方法を選びます。

これは、追加しようとするドメインの管理者が、スターサーバの契約者自身であること(少なくとも現在ドメインが運用されているサーバの管理ができる立場であること)を確認するためのものです。

もちろん、現在運用中のサーバは私自身が契約していますので、WEB認証で進めたいと思います。

WEB認証を設定する

「★Web認証」の「ダウンロード」にある、webauth.htmlというファイルをダウンロードします。

これは、「認証ID」が記載されたファイルで、このファイルを、外部から http://club-cavalier.com/webauth.html として認識できるディレクトリに格納します。

現在運用中のサーバは、ユーザIDでFTP接続できるホームディレクトリの下に「public_html」というディレクトリがあり、そこが、http://club-cavalier.com のトップとなります。

ですので、このpublic_html の下に、webauth.html を置きます。

ここまで準備をしたら「確認画面」ボタンをクリックします。

内容を確認して(というほど確認することもありませんが)、「確定する」をクリックします。

ドメイン設定後の確認

これで、ドメインの追加が完了です。ドメインを正式に移管してDNSも切り替えた後なら、FTPでの接続ホストも「club-cavalier.com」で行けるのでしょうが、DNS切替前ですので、ここの「FTPホスト」に表示されているサーバ名が、ひとまずの接続先になります。

WinSCPで接続してみます。

「新しいサイト」に、ホスト名(FTPホストのサーバ名)、ユーザ名、パスワードを入力して「ログイン」。

この初期設定FTPアカウントでのルート(public-html)のファイルが見えました。

「ドメイン設定」に戻ると、ドメインが追加されていることが確認できます。

動作確認URLを見る

サーバー管理ツールの「ドメイン」の「移転前動作確認URL」を選びます。

確認URL追加で、追加設定したドメインを選択した後、「確認URLを追加(確認)」ボタンをクリックします。

確認URLに、URLが表示されているのを確認して、「確定する」をクリックします。

確認URL一覧に、ドメイン名、URLが追加されているのが確認できます。

ブラウザで、そのURLにアクセスしてみます。

public-htmlのルートにある、index.htmlファイルが表示されていますね。

あとは、現在運用中のサーバから、ファイルを移すだけです。