QNAPのOS QTS4.5.2がリリース
2021年2月2日に、QNAPのOS QTS4.5.2がリリースされました。
変更内容の目玉は?
4.5.1がリリースされたのが 2020年10月15日。そこから6回、メインバージョンが4.5.1のまま、ビルド番号が異なる小修整バージョンがリリースされています。それから4ヶ月。機能追加を伴うバージョンのリリースとなります。
新機能に関しては、コントロールパネルにSR-IOVデバイス情報が表示されるようになった、とか、仮想マシンのSR-IOVパススルーをサポートするようになった、とか、仮想化に関してのものが多く、個人ユースではあまり影響はないのかな、と思います。
IntelネットワークアダプターE810のサポートが追加されました。
って、E810と言えば、100GbE ですよね。個人宅では無縁かと…(笑)
もちろん、そのあたりはOSだけの話ではなく、「対応している本体(NAS)」が必要です。当然ですが。
その中で、個人ユースでも関係ありそうな項目が、「自動ファームウェア更新機能」でしょうか。
[システム] > [ファームウェ更新]のタブに「安定バージョンの設定の自動更新」が追加されました。
「自動更新の有効化(安定版)」のチェックを付けると、指定した時刻にファームウェアの更新状況を確認し、安定版がリリースされていれば、自動的にファームウェア更新が行われるようです。
自動更新を設定すべきか
QTSを4.5.1に更新して最初の起動時に、この設定をONにするかOFFにするかの確認用のダイアログが開きます。
無意識に有効にしたものの、それでいいの?と天使と悪魔が囁いてます。
無効化されている限り、上記のダイアログが開く、ということは、QNAPとしては「有効化するのが普通。無効化するなら、『今後、このメッセージを表示しない。』にチェックを入れるという意思表示が必要」ということですよね。それなら、素直に有効化した方がいいのか。
「安定版」とは? おそらく、ベータ版に対する言葉だとは思います。
ただ、リリース直後に更新することには、それほど疑念はありません。2014年からQNAPのNASを使い始めて、ほぼほぼリリースと同時に更新していますが、アップデートして困った、という記憶はありませんので。
それよりも、自動更新は使用に支障のない時間帯に行うべきもの。つまりは、深夜帯が理想ですよね。
ですが、我が家は寝室に近い場所に設置しているので、深夜にビープ音が鳴り響くのはいかがなものか、と。
システムファームウェア更新の短いビープ音、シャットダウンのビープ音、NAS起動のビープ音、起動終了で使用の準備が出来た長いビープ音、これが3台。同時に鳴るか、1台ずつ鳴るか。
LEDが見えにくい場所に設置しているので、異常を知らせるビープ音は有効にしておきたいんですね。
あ、「システム操作(起動、シャットダウン、ファームウェアアップグレード)」だけチェックを外せばいいのか。。
お試しで1台だけ、有効にしてみたいと思います。