今日はどこを歩こう

住んでいるエリアにも依りますが、自宅から徒歩で2時間圏内の(行きか帰りかに交通機関を利用しない限りは、片道で1時間圏内ということになります)歩行できる道は、どれくらいあるでしょうか?

最初は大動脈となる大きな通りを

大阪は、下町と言われるような昔ながらの入り組んだ路地が多く残っていて、細い道は結構入り組んでいます。そのような、歩けるけれど車は徐行を強いられる道、車も入れない道、人もすれ違いが難しいような極細の道、このあたりまで含めると、人間の血管のように、もはや数を数えるのは難しくなります。

一方で、細い道が毛細血管なら、大動脈にあたる道もあります。片側が2車線、3車線の幹線道路です。自動車専用道路でない限りは、大抵、歩道が併設されていますので、それらの道でも安心して歩けます。

私も、「近所の道を歩き潰してみよう」と思ったのは、歩き始めてしばらく経ってからのことです。歩き始めた目的は、あくまでも「健康のため」ですから、まずは、幹線道路を自宅から離れる方向へとまっすぐ歩くことから始めるのが良いと思います。

Googleマイマップに、歩いた道を記録するのにも、幹線はまっすぐな道が多いですので、起点と終点との間に打つポイントの数も少なくて済みますから、最初に歩くのにお薦めです。

もちろん、行きと帰りの道は別で。四角形を描くように歩いてみましょう。

そうすると、最初の数日でマイマップ上に結構な線が引かれることになります。骨格の形成です。

車の走ることができる道を網羅していく

自宅を中心に、東西南北の各方向に骨格が出来てきたら、その幹線から枝を広げていきます。ただ、最初のうちはあまり細い道には目を向けない方が良いかと思います。あくまでも、歩くのは健康維持です。程よいペースで歩けるのは適度に広い道です。

格子状に道路が形作られているエリアなら、幹線に並行して、そこそこ広い道が作られています。今日はこの道を歩こう、と、決めやすいですね。

網羅するには細い道も必要に

片側1車線ずつの2車線ある道路が網羅されてくると、細い道路も候補に入ってきます。

それなりに広い道(歩きやすい道)を選ぶために、Googleマイマップで「見やすい縮尺」があります。

次の2枚を見比べてみてください。

パラメータの末尾が z=16
パラメータの末尾が z=17

同じようなエリアを表示させていますが、マイマップを表示させているブラウザのURLの末尾が[z=16]の縮尺だと、道路がくっきりと見えます。[z=17]は建物の形が表示されるため、その分、道路が見えにくくなってしまいます。

[z=16]では、白い細い道と、白い極細の道が見えますが、車の通行が出来る/出来ないを示していると考えて良いかと思います。その、車の通行が出来ない道が[z=17]では判別しにくいんです。

パラメータの末尾が z=18

さらに拡大すると、見えやすくはなりますが、全体の俯瞰が難しくなります。

ですので、「今日はどこを歩こう」というときには、[z=16]の縮尺で、まずは「車の通行が可能な道」を押さえていく、というのが良いのではないでしょうか。

ちなみに、この極細の道ですが、車が通れない、というだけで、必ずしも道路の幅を現していません。

余裕で自転車がすれ違えるような道から、反対から人が歩いてきたらどうすれ違うかを考えないといけないような狭い道までいろいろです。

マイマップの道の幅と道の色については、また後日、まとめてみたいと思います。