新型コロナウイルスワクチンの3回目接種
2021年7月末に新型コロナウイルスワクチンの2回目の接種を受けた話を書きました。
それから7ヶ月。
2回の接種が新型コロナウイルスの世界的終息へのゲームチェンジャーだ、と言われてましたが、8月にはデルタ株が拡がり、それまでを上回る感染者数になった第5波が。今年(2022年)2月には、オミクロン株が拡がり、過去最高の感染者数になる第6波が襲っています。
ワクチン接種の現状
前回の記事では、首相官邸がワクチン接種状況を公表していましたが、そのサイトは「デジタル庁」の管轄になっています。
去年の7月には、まだデジタル庁が存在してなかったですからね。
それはともかく、現在のワクチン接種状況。
接種年齢に届いていない人を含めた日本国の全人口のうち、1回目接種を受けた人が75.15%、2回目接種が74.58%。この数字は、今後も大きくは動かないでしょうね。
で、3回目。3月3日時点で22.91%とのこと。まもなく3,000万回に届こうかという状況です。
65歳以上の方に限れば57.59%ですから、まだ1,300万人くらいの高齢の方が3回目を接種していない、ということになります。
そんな中、若い(?)世代が3回目接種の予約を入れて良いものかという思いが若干あったものの、打てるときに打つ、ということで、2週間ほど前に予約を入れました。
接種レポート
予約
1回目、2回目は、とある病院が独自で開いていた集団接種だったのですが、その病院は(2月下旬の時点で)3回目対象の集団接種は行っていないようでしたので、大阪市の集団接種を狙ってみました。
大阪市が開いている3回目接種の実施会場は、7ヶ所。
城見ホール・西淀川区役所・扇町プール・心斎橋BIGSTEP・OCAT・やすらぎ天空館・オスカードリームの7ヶ所です。
何となく、南側に集まってない?という感じがしますが、北寄りの私が行きやすいのが、城見ホールか扇町プール。
でも、城見ホールは、予約が開始されると他の会場よりも早くに埋まります。
というのは、城見ホールと西淀川区役所だけがファイザー社製、その他がモデルナ社製のワクチンになるからなんですね。私も、1回目、2回目はファイザー社製ですから、できればファイザー社製がいいかな、と思っていたんですが、ファイザー・ファイザー・モデルナの交差接種の方が、接種1ヶ月後の抗体価が3回ともファイザーよりも上昇するという厚生労働省の報告もありますし、「今回はモデルナで」と決めました。
というわけで、早めに接種できるのが扇町プール会場だったので、3月5日(土)に予約を行いました。
予約は、大阪市の専用サイト。
実は、ログイン画面ではまってました。(笑)
接種券番号は、届いた接種案内に記載されていますが、「パスワード」って何?と。
青色文字の「パスワードを忘れた方はこちら」という文字が先に目に入ってしまったので、何らかの事前登録が必要なんだ、と思ってしまったんですね。
なので、1回目・2回目を大阪市の集団接種接種で予約した人(その時に登録した人)しか、3回目が予約できないの?と焦ったんですが、よく見ると、パスワードは生年月日だったんですね。。
セキュリティ的には難ありのパスワードですが、まぁ、目的が限定されたサービスなので、大丈夫でしょう。
「接種会場を検索」では、「空き状況(予約可能な接種会場のみを対象とします)」にチェックが入ったまま(初期状態)だと、その時点で予約可能な会場しか表示されませんので、城見ホールはそのままでは、表示されません。
もっとも、表示されても、既に全時間帯で予約が埋まっているので、予約が出来ないことに変わりはないんですが。。
接種会場まで
予約時点と、接種前日に届くメールに「■接種会場からのご連絡」とあって、
・接種会場へは、予約時間の10分前にお越しください。
10分前より早くご来場いただいても、お待ちいただくスペースをご用意できないことがありますのでご留意ください。
と記載されてました。
つまりは、ジャスト10分前に来てね。ということですよね。
というわけで、予約時間の15分前に扇町プールに到着するよう行動。JR大阪環状線の天満駅から歩いて 5分もかかりません。
接種まで
5分前くらいなら、問題なく受け入れてもらえるようですね。
会場に入ると、最初に予約時間と整理番号が書かれたカードが付いたストラップを首にかけるように求められます。その場で、検温。この検温、予備的なもので、問診の際にもう一度検温されます。
この時点で発熱していたら、感染の疑いがあるわけですから、会場に入らせない、ということでしょう。
場所を移動して、少し待機。
その後、本人確認。私は、マイナンバーカードを提示しました。持参した書類は、ここでクリアファイルにまとめて手渡されます。
さらに少し待って、問診。ここで予診票に記載した項目の確認(読み合わせ的なもの)と、最後の検温。感染防止のために医師との間にアクリル板があって、テーブルに接する下側に、高さ10cmほどでしょうか、それくらいの隙間があります。書類の受け渡し用なんですが、そこに手首を近づけて、非接触の体温計で測ります。
なんか、かなり低めに出てるような気がするんですが。。金属製の腕時計をしてたから?なんて医師と話をしていたら、「じゃぁ、頭部で」と。普段の検温結果になりました。
接種
この後は、待機場所で接種ブースから呼ばれるのを待ちます。
1回目、2回は7月だったので、当然ながら半袖だったんですが、3月初めのこの季節。肩まで簡単に捲り上げられる服は持ち合わせていないので、半袖シャツの上に、脱ぎ着しやすい上着を着て行きました。
ブースに入って、上着を脱いで、「2回目まではファイザーですが、今回モデルナになりますが接種しますか?」と最終確認。これは、問診でも聞かれます。
接種自体はあっという間。2回目よりは若干チクっとした痛みを感じましたが、インフルエンザ予防接種とかと比べると痛いうちに入らない感じですかね。
接種の後は、15分の待機。
最後に書類(予防接種済証)の確認があって、おしまい。
それぞれの待機場所では、移動が必要になる際には、必ずスタッフから丁寧に案内がありますし、安心して最後まで終えることができました。
最初の受付から会場を出るまで、35分ほどだったでしょうか。そのうち、15分が最後の待機です。
特に「待たされた」感もなく、皆さんがこなれた感じですね。
接種の後
午前10時30分からの予約だったんですが、実際の接種時刻は10時35分頃。そこから待機を経て、会場から外に出たのは11時前。
会場となった大阪市立扇町プール体育館から外に出ると、そこは扇町公園。
関西テレビ放送のビルと接してます。
この写真の右手側に会場があります。
このキャラクター、なに?という方はこちらを。
あれ?こんな名前でしたっけ。。
それはともかく。
自宅に帰った後、14時前後くらいからでしょうか。接種箇所である左腕に筋肉痛状の痛みが出てきました。ファイザーよりかなり早い?という気もしますが、そんなもんですかね。
9時間ほど経過した夜7時30分過ぎ。時間と共に痛みが増してきたかな、という感じですが、まだ、両腕は痛いながら上に上がります。体の変化は、それくらいです。
1回目・2回目とも高熱と言われるような発熱は無く、微熱と言えるほどの熱も出なかったんですが、今回の3回目、どうでしょうね。
接種翌日となる明日6日。発熱が無いことを願いつつ、3回目接種のレポートを終わります。
接種後の状況を追記しておきます。
接種後半日が経過しようかという21時過ぎ頃から、身体のだるさを感じ、「熱っぽい?」と体温を測ってみたら、37度を超えてました。
就寝前にもう一度検温すると、37.6度。
結果的にはこの時が体温のピークだったんですが、翌6日は、朝から頭痛に襲われてました。
頭痛の方は6日の朝をピークに、夜にかけて徐々に徐々に和らいでいった感じです。
6日は体温をこまめに測ってみたんですが、朝から昼過ぎまでは37度前後を行ったり来たり。昼過ぎに37.3度のピークを迎え、後は夜にかけて徐々に下がっていきました。
翌7日の朝は、普段とほぼ変わらない36.2度。頭痛も無く、接種した側の腕に若干痛みが残るくらい。
筋肉痛っぽい痛み以外の副反応を経験したのは3回目にして初めてなので、さすがはモデルナという感じです。まぁ、この副反応のおかげで「効いている」感がするんですけどね。
38度を超えるほどの高熱でもなかったですし、発熱も頭痛も症状が出てから24時間で収まりましたし、副反応としては軽い方だったのかな、と思います。
これくらいで済むなら、早く3回目を接種出来て良かったと思います。