WordPressのバックアップ・その後
1年以上前、このブログを立ち上げてすぐの頃に、WordPressのバックアップをNASで行う、という話を書きました。
たまにはチェックを…
幸い、「バックアップを取っておいて良かった」という非常事態は発生しておらず、悪く言えば「NASに不要なバックアップデータが増え続けている」状況です。
データベースは毎日、ファイルのバックアップは週に一度、BackWPupでバックアップを取得し、NASにアクティブ同期ジョブでバックアップファイルを格納し続けて行っています。
バックアップの設定を開始して1年以上経過しているので、NAS上のバックアップファイルも当然のように50ファイルを超えています。
ブログへの書き込み内容(テキスト)はデータベースの方に蓄積されていきますから、ファイルバックアップの目的は、画像や動画ファイルのバックアップ。
一度アップしたファイルを取り下げることは、今のところないですから、全体をまとめてバックアップしたものを50世代以上保有し続けるのは、何の意味も無いですよね。
それに、去年の秋以降、鉄道模型趣味が嵩じて動画をアップし始めましたから、ファイルのバックアップは、それこそ「無駄に」大きくなってきています。
例えば、半年前の「○月○日のファイル状況を再現したい」という必要性はほぼ皆無。○月○日にアップしたファイルを見たい、なら、常に全体のバックアップを取得しているのでその中に含まれるわけです。
そろそろ、○日経過したバックアップファイルは削除する、という運用に切り替えないとダメですね。
久々にチェックしてみたら…
バックアップというものは、必要でないときには意識しないもので、しばらくバックアップファイルを格納するNASのフォルダはチェックしてませんでした。
久々に見ると、こんな感じに。
ファイル名一覧の左側にアイコンが表示されていますが、ここには全てZIPファイルが保存されるはずなのに、それ以外のファイルが結構入っています。
拡張子が、KC5TOA や 6TMKPS 、UBQFFZ。これらは、圧縮ファイル作成時の一時ファイルのようですね。
しかも、これらが残る頻度が増えたのは、去年の秋以降。
WordPressが動くサーバで、BackWPupによる圧縮が完了する前に、NASへのアクティブ同期ジョブが動いている、ということかと思ったんですが、そうではなく、BackWPupのバックアップファイル作成中にトラブルが発生していたようです。
例えば、上から10行目の「2022-04-03_3-00-16_FQG5JGL701.zip.CVI8AB」ファイル。
このときの BackWPup のログを見ると、このようになってました。
3:07:06に「警告:ジョブが5分以上無動作により再起動します。」とあります。
その後、3:07:23に「バックアップアーカイブを作成しました。」と表示されて、バックアップファイルの作成が完了しています。
このときの一時ファイルですね。何らかの解析に役立つのかもしれませんが、そのようなことをするつもりもありませんので、ゴミです。
翌週の4月10日には、一時ファイルが2つ出来ています。2回、失敗しているということですね。
直近の24日に至っては、
3回失敗して、「エラー:ステップを中止:回数が多すぎます!」と。
結局のところ、ZIPファイルは出来ているので、大きな問題では無いんですが、気になります。
問題への対応
この「警告:ジョブが5分以上無動作により再起動します。」については、ネット上でも解決方法が出ていて、BackWPupのジョブの設定の中の、アーカイブの設定を
Zip ではなく、Tar GZipにすると良いのだとか。
ひとまずは、ネット上で言われているこの対策で、しばらく様子を見たいと思います。
とはいえ、これでも問題が頻発するようなら、そもそもバックアップを取っている「動画ファイル」を対象から外す、とか、した方が良いかも知れませんね。