QTSのバックアップツール HBS3 のアップデート(21.0.0926)
QNAPのNASで、AppCenterからHBS3(Hybrid Backup Sync)のアップデートの通知がありました。
変更内容は?
前回、アップデートの記事を書いたのが8月上旬のこと。20.0.0706への更新でした。
今回は、21.0.0926。新機能の追加を伴うアップデートのようですね。
というか、9月29日にリリースされていたんですね。気付いてませんでした。。
およそ1ヶ月も前の話なので新鮮味はありませんが、ご紹介だけさせて頂きます。
新機能
新機能は4つ。
[New Features]
– Added support for OneDrive for Business (China).
– Added support for Seagate Lyve Cloud.
– Added support for Filebase.
– Added support for DirectCloud.
4つとはいえ、いずれも新しいストレージサービスがサポートされた、というものです。
「OneDrive for Business (中国)」「Seagate Lyve Cloud」「Filebase」「DirectCloud」の4つですね。
機能強化
Improved the user interface on the Time Machine settings page. HBS 3 uses Bonjour Service for handling Time Machine backups. Users can also make Time Machine backups to their NAS without configuring HBS 3. For details, see the following tutorial:
macOSで動くバックアップ機能「Time Machine」をHBS3と連携させて使用する設定画面の改善だそうです。詳細はリンク先に。ということだそうですが、すみません、macユーザじゃないので、よくわかりません。。
バグフィックス
バグフィックスは3点。
– Fixed an issue where users could not create a backup job to an Object Lock bucket created on an AWS console.
– Fixed an issue where some users could not create a storage space for OneDrive for Business.
– Fixed an issue where users could not run backup or sync jobs to Box.
の3点。
上から、AWSコンソールで作成されたObject Lock バケットへのバックアップジョブを作成できなかった問題の修正、OneDrive for Business のストレージスペースを作成できないことがあった問題の修正、Box に対してバックアップもしくは同期ジョブを実行できなかった問題の修正、とのこと。
いずれも、特定のストレージサービスでの問題のようですね。
というわけで、今回は私自身にとっては、何も影響のない改修のようです。が、あえてバージョンアップしない理由も無いので、更新しておきたいと思います。
ちょっと気になること
ただ、ちょっと気になるのは AppCenterの「更新」の設定。
「必要な更新を自動的にインストールする」としています。
「必要な更新」じゃない、ということなんでしょうか。。
「すべての更新を自動的にインストールする」にした方がいいんですかね。
AppCenterの「更新」の設定を、「すべての更新を自動的にインストールする」に変えたところ、翌日には自動で更新されていることを確認できました。