久しぶりの振替輸送

本日(2021年4月15日)朝7時過ぎ、JR京都線吹田駅で人身事故が(公式では「列車がお客様と接触」という表現に統一されていますが)発生し、自宅最寄り駅(JR)から移動できない、という事態に陥りました。

運転再開見込み

最寄り駅のホームに入ったのが7時40分頃。そこには大阪方面に向かう電車が止まったままでした。JR京都線・神戸線の運転再開は8時5分頃の見込み、という案内がありましたが、目の前の電車が動く時間については、「未定」とのこと。朝の通勤時間帯ということもあって、この先の各駅に電車が停まっている状態となっていて、先の「詰まり」が解消しないと動けないとのこと。

振替・代行輸送

職場の最寄り駅(JR駅)は新大阪駅なんですが、運転再開を待つか、大阪メトロでの振替輸送で先へ進むか。悩みどころです。

なんせ、最寄りの地下鉄駅までは、1km強。しかも、地下鉄の2路線を乗り継ぐ必要があるので、運転再開までの時間が短ければ、振替の方が、完全に到着が遅くなります。

とはいえ、普段から始業時刻よりもかなり早く到着するよう自宅を出てますので、遠回りの振替輸送利用でも、余裕で始業時刻に間に合うことが判ってます。こちらは時間が読めますからね。それに、運転再開直後の異常な混み具合は、ここ数日の新型コロナウイルス感染拡大の状況を見ると、遠慮したいところです。

それと、運がいいのか悪いのか、3月末から、毎日出社していて、定期券を購入していることも振替輸送を利用する後押しになりました。

ICOCAでは、振替輸送が適用されませんからね。

というわけで、IC定期券で入場したものの、改札口で駅員に声をかけて退出しました。

改札口には「遅延証明書ください」という人が何名かいましたが、しきりに、「Webでご覧ください」と返してました。まだまだ知らない人が多いようです。

JR駅から歩くこと10分強。大阪メトロの駅に到着。

あれ、なくなったの?

地下鉄の改札口で、JRのIC定期券を見せると、改札機の一つを停め、「どうぞ、通ってください」と。
そのまま改札から離れかけたそのとき、「あれをもらってないぞ」と。
振替乗車票です。

「あの紙(振替乗車票)、いらないんですか?」
と聞けば、
「そんなん、もうなくなりました」
と。
なにを今さら、というご様子。

2年前の3月、JRのダイヤ改正の日にあわせて廃止されてたんですね。

御堂筋線に乗り換えて、新大阪まで行かずに西中島南方駅で下車。

ここからの方が、会社には若干近いんです。もちろん、こういう使い方もルールの範囲内。

というわけで、電車を降りてから歩く時間が短くなったこともあって、JRの運転再開を待って激混みの電車で出社するのと同じくらいの到着になったのかと思います。

久しぶりの振替輸送。2年以上振替輸送のお世話になっていなかったことに、改めて気付かされた朝の出勤でした。

平成30年秋の振替輸送で手にした代行乗車票お客様用控え