Office 2021を2台目のPCにインストールする
Office 2013を長年使用していましたが、さすがにサポート切れのまま使用するわけにはいかず、Office 2021へと買い換えた話を、今年の6月に書きました。
このときにインストールしたのは、メインで使用しているノートパソコンなんですが、その次に使用頻度が高いPCには、Officeが入っていません。
2台目PCにインストールできない!!
コロナ禍の折、テレワークにも使用していた2021年1月購入のHPのミニタワー。今のところ、我が家の最高スペックのPCです。
テレワークにも使用していたのにOfficeが入っていないというのは違和感があるかもしれませんが、会社に設置されているPCにリモートでアクセスするため、自宅PCにはそれらのソフトは必要ない、ということです。むしろ、業務上のファイルを持ち帰る方がリスクがありますからね。
とはいえ、稀にリモート会議などに使うこともあり、Excelを使用したいと思うことがあるのも事実。
そんなわけで、Office Personal 2021 をインストールすることにしました。
![](https://try-widely.com/wp-content/uploads/2023/06/office-2021-19.jpg)
パッケージ、というののでしょうか、表面には「2台のWindows PC」と書かれていますし、ライセンス的に2台目のWindows PCにインストールできるはずです。
インストールする
CD-ROMなどのメディアが付いているわけではないですから、インストールはダウンロードサイトから行うことになります。
カードに記載されたインストール方法に従って、「 office.com/setup 」にアクセス。
1台目のときと同じく、
![](https://try-widely.com/wp-content/uploads/2023/09/office-2021-21.png)
この画面が表示されますので、「サインイン」をクリック。
サインインの画面と、その次の「コードの入力」画面も1台目と同じなので省略。
サインインで使用したメールアドレスに、「あなたの一時使用コード」というタイトルのメールが届くので、メールに記載されている7桁のコードを入力して「サインイン」をクリック。
![](https://try-widely.com/wp-content/uploads/2023/09/office-2021-24.png)
次の「さあ、はじめましょう。」の画面も同じですね。
カードに記載のプロダクトキーを入力して「次へ」をクリックすると…。
![](https://try-widely.com/wp-content/uploads/2023/09/office-2021-25.png)
「このプロダクトキーは既に使用されています。」と出て、The END。
え? 2台目には使えないの?
2台目にプロダクトキーは不要
どうやら、プロダクトキーは1台目のインストール時にお役御免になっているようです。つまりは、1台目のインストール時に使用した「Microsoftアカウント」にライセンスが紐づけされ、Microsoftアカウントに「1台インストール済みでもう1台が使えるよ」という情報が紐づいているようです。
なので、紐づけ後なので、「プロダクトキーは既に使用されています」となるわけです。
なるほどね、と思いながら「microsoft アカウントからインストールする」をクリック。
![](https://try-widely.com/wp-content/uploads/2023/09/office-2021-26.png)
ここで、またしても、ん?
お客様の製品が「Office Personal PIPC 2013」になっています。
確かに、使用しているMicrosoftアカウントで、2013に紐づけはしていましたが、今は、2021 に紐づけされているはず。
というわけで、画面右側の「Microsoft 365 またはその他の現在の Office ソフトウェアをインストールまたは管理するには、お使いのMicrosoft アカウント にアクセスしてください」の「アクセスしてください」をクリック。
Microsoftアカウントの管理画面からインストール
Microsoftアカウントのサイトにリンクされています。
![](https://try-widely.com/wp-content/uploads/2023/09/office-2021-27-1024x334.png)
この、「注文履歴」をクリックします。
![](https://try-widely.com/wp-content/uploads/2023/09/office-2021-28-1024x187.png)
ちゃんと Office Personal 2021 が表示されてますね。2013など、どこにも表示されてません。
右にある「詳細の表示」をクリックします。
![](https://try-widely.com/wp-content/uploads/2023/09/office-2021-29-1024x453.png)
6月18日というのは、インストール(というか、アクティベート)した日ですね。
ちゃんと右側に「インストール」ボタンが用意されています。
![](https://try-widely.com/wp-content/uploads/2023/09/office-2021-30-1024x444.png)
もう一段階ありました。
右にある「インストール」をクリック。
このあたりは、1台目と同じですね。
![](https://try-widely.com/wp-content/uploads/2023/06/office-2021-10.png)
「Office Personal 2021 – 既定のバージョン(規定)」のまま、「インストール」。
これで完了。
…と思いきや、
![](https://try-widely.com/wp-content/uploads/2023/09/office-2021-32.png)
なに? 問題が発生?
このページを参考に、再起動したり、officeのアンインストール(といっても、何もないんですが)を試したり。
以前、オンライン会議でExcelの資料を表示させるために、Excel Mobile を使っていたのが影響しているのかも、等と思いながら、回復アシスタントなども試してみたんですが…。
![](https://try-widely.com/wp-content/uploads/2023/09/office-2021-33.png)
このツール、とにかく時間がかかって、「上記のすべてのバージョン」なんて実行しようものなら何時間かかるか判りません。
でも、ピンポイントで Office 2013 を確かめても何も出てこないですし。
いや、参りました。2台目のインストールが出来ません。。
諦めモードからの逆転
諦めから数日。もう一度、同じ工程を繰り返します。そのとき「ダウンロードしてインストールする」の画面で「オフライン インストーラー」という文字が気になりました。
![](https://try-widely.com/wp-content/uploads/2023/09/office-2021-35.png)
30068のエラーが「インストールできない」エラーだとしたら、オフライン インストーラーを使用すると、アクティベートはともかく、インストールまでは完了するんじゃないか、と。
![](https://try-widely.com/wp-content/uploads/2023/09/office-2021-34.png)
ダウンロードは順調です。
![](https://try-widely.com/wp-content/uploads/2023/09/office-2021-39.png)
ディスクイメージの「Personal2021Retail.img」というディスクイメージのファイルがダウンロードされるので、これを実行。(ディスクイメージですが、仮想ドライブのアプリを用意したりせず、そのままWindows上で実行可能です)
![](https://try-widely.com/wp-content/uploads/2023/09/office-2021-36.png)
お。インストールまでは完了したようです。
インストールされたExcelを実行。
![](https://try-widely.com/wp-content/uploads/2023/09/office-2021-37.png)
Office Personal 2021 に紐づいた、Microsoftアカウントのメールアドレスが表示されています。
「はじめに」をクリック。
![](https://try-widely.com/wp-content/uploads/2023/09/office-2021-38.png)
「同意する」で、アクティベート完了です。
ここでエラーが出ることを若干心配したんですが、それもなく、Excelが使用可能になりました。
これが唯一の解決方法ではないと思いますが、これで回避できた、という一例として挙げておきたいと思います。