QNAP NASでSVN管理(2)
QNAPのNASでSVNを管理しようと試しています。まだ、初期設定が終わっただけですが。。
仮想マシンの設定
Dockerのコンテナを選ぶ
設定の前に、「何をインストールするか」を事前に決めておく必要があります。
https://hub.docker.com から検索します。「SVN」というような単語で検索すると良いかと思いますが、Architecturesが「ARM 64」のものを選ぶ必要がありますので、Filterの設定で、Architectures に「ARM 64」のチェックを付けておきましょう。
SVN + ARM64 で 7件が候補として上がりますので、Download数の多い「garethflowers/svn-server」を使ってみます。
検索結果の中から、タイトル部分をクリックします。
Overviewタブが開いていますので、横の「Tags」タブをクリックします。
TAGは、latestを選んでおけば間違いはないと思います。
右側にある、[docker pull garethflowers/svn-server:latest]の項目が重要です。後ほど、ダウンロード時に必要となります。
NASへの設定
「Container Station」の「イメージ」タブを選びます。
右上にある「プル」をクリックします。
イメージ名には、先ほどの[docker pull garethflowers/svn-server:latest]の部分を転記します。
イメージバージョンは、[docker pull garethflowers/svn-server:latest]の部分になります。
記載後、「プル」をクリックします。
バックグラウンドタスクでイメージがダウンロードされます。サイズが小さいので、それほど時間はかかりません。環境に依りますが。
イメージがダウンロードされました。
「アクション」欄の「+」記号(コンテナの作成)をクリックします。
名称やコマンドはそのままで大丈夫です。CPUリミット・メモリー制限もそのまま(上限)でいいでしょう。
CPUやメモリを100%にしても、常時、NASからその分が使えなくなるわけではありません。あくまでも仮想サーバがフル稼働しても、ここでの設定値を超えることはない、ということです。逆に言うと、仮想サーバにアクセスしない間は、これまでのNASと変わらないパフォーマンスが出せます。
詳細設定で、「ネットワーク」の設定は変えておきます。
ネットワークモードは「Bridge」とし、SVNサーバとしてアクセスすることになるIPアドレスを設定します。DHCPでもいいですが、固定の方が都合は良いと思います。
一通り設定が終われば「作成」をクリックします。
内容を確認し、問題が無ければ「OK」をクリックします。
コンテナの作成が始まります。それほど時間はかかりません。
完了したら、「コンテナ」タブを見てみましょう。svn-server-1が作成されています。
その仮想マシン名をクリックします。
準備が完了しました。次はいよいよリポジトリを作成します。