QNAP NASでSVN管理(1)
SVNのために仮想サーバを立てる話を書きました。
ほんの数日前に仮想サーバを立てたばかりなのですが、SVNのためだけに仮想サーバを作るのは無駄が多いような気がしますので、見直しを考えていました。
NASでSVN管理
その「見直し」ですが、やってみたいことがあったんです。
QTSの「Container Station」を利用したSVNの運用です。
自宅で運用中のNASの中に、あまり使用しないデータの保管用としているのがあるのですが、必然的にアクセスする時間は短くなります。CPUの負荷も低いため、テストしてみるには良い材料、ということで試してみました。
Container Station のインストール
管理サイトから[App Center] > [QTS必須]と進むと、「Container Station」のアイコンが見えます。
そのままインストールしてもいいんですが、アイコンをクリックして、内容を確認してみます。
今回は、Docker でNASにSVN専用の仮想マシンを立ち上げよう、ということです。
インストールしてみましょう。
インストールが完了したら、「Container Station」を起動します。「開く」をクリックします。
「今すぐ開始」をクリックすると、NASのルートに[Container]というフォルダ作成されます。少し待つと、アプリが開きます。
起動時は「概要」タブが開いてますので、「作成」を。と思ってクリックしたんですが、開いた画面を見て首をかしげました。
ワンクリックインストールが出来るコンテナがいろいろと用意されている、とのことですが、正直なところ「これだけ?」でした。
「作成」ではなく、別のインストール方法が必要なようです。
初期設定を行う
では、そのまえに、「初期設定」を開きましょう。
[レジストリ]タブを開き、docker.com にアクセスするためのユーザー・パスワードを設定します。
設定は、[アクション]の「編集」アイコンをクリックします。
「ユーザー名」と「パスワード」を入力します。
って、docker hub のアカウント持ってないんですけど…。という、私もそうでした。
ですので、簡単に登録の仕方を。
Docker Hubのアカウント登録
https://registry.hub.docker.com にアクセスすると、アカウント登録画面が開きます。
Docker ID は自由に決められます、が、英数字のみで記号はダメなようですね。はねられました。
Email は、登録の際に確認用のメールが届きますので、使用できるアドレスが必要です。
Password は、9文字以上、とちょっと長めですね。
「Sign Up」ボタンをクリックします。
今回の目的であれば、Freeで大丈夫です。
「Continue with Free」をクリックします。
メールが届きますので、そのメールに記載のアドレスに飛びましょう。
これで、ログイン状態になりました。
登録したユーザー名とパスワードを入力し、「テスト」をクリック。問題が無ければ、テストの横にチェックマークが付きます。
最後に「適用」をクリックします。
今回は初期設定まで。QNAP NASでSVN管理(2)に続きます。