QNAP NAS ファームウェア自動更新(4)

QNAP NAS のOS、QTSが自動でアップデートされるという記事を最後に書いたのが2020年8月のこと。

それ以来、実際に自動更新が実行されたことを確認できていませんでした。

4.5から5.0の壁か?

自宅で使用しているQNAPのNASは、3台。TS-230が1台と、TS-228Aが2台です。

このうち、TS-230とTS-228Aの1台、合わせて2台を、手動で 5.0.0.1891 にアップデートしています。

残る TS-228A の1台は、自動更新を確認するため、「最後に自動更新された状態のまま」置いていました。

というわけで、セキュリティ的に若干気になりつつも、QTS 4.5.4.1723(20210708)のままだったんです。ほぼ半年前のリリースですね。

QTS 4.5.4としては、4.5.4.1723のあと、4回のアップデートがリリースされていて、最新版は 4.5.4.1892(20211223)、約1ヶ月前のリリースとなっています。

一方で、カーネルも一新した QTS 5.0.0は、2021年9月の正式リリース後、9回のアップデートがリリースされ、最新版は 5.0.0.1900(20211228)となっています。
※最新の1900は一部の機種対象のバグフィックスのため、一般には1891が最終という扱いのようです。

そんな数々のアップデートリリースの中、自動更新は沈黙を保っていたんですね。半年間も。

5.0.0のアップデートが多いのは、やはり、まだ刷新したことによる不具合が100%解決したとは言えない状況かと思いますので、「十分に安定している」とは言えないのかな、と。

なので、4.5.4から5.0.0への自動更新は当分ないのかなと思いつつも、4.5.4.1892には更新されないものかと期待していたんですが…。

久々の自動更新通知

4.5.4.1723への自動更新から半年になるのを前に、NASからメール通知がありました。

ほう、久々のファームウェア更新ですね。

ところが、次のメールを見て驚きが。

へぇ、5.0.0への自動更新が走ったんですね。かなり意外でした。

というわけで、我が家のNASは、この通り。

3台ともに 5.0.0 へと移行できました。

今のところ、起動しているアプリ、宅内ネットワークで提供されているサービス、ともに5.0.0へ移行したことでの問題は生じていません。

今後も、TS-230と、TS-228Aは、自動更新の様子を見守っていきたいと思っています。