急行「きたぐに」深夜を駆ける
KATOの急行「きたぐに」編成。最近、牽引機としてEF81を購入して、走らせる機会が増えています。
夜行列車は暗い方がお似合い?
お座敷レイアウトを広げるのは、玄関先の廊下。居住空間ではないので、照明は暗めです。
ですので、駅を設けても、通過する動画はこんな感じになります。
深夜の通過駅なので暗い方がリアルなのかもしれませんが、見ている方としては、もう少し明かりが欲しい、というところです。
車内照明が入っているスロ54のグリーン車、12系座席車は「そこを走っている」と判りますが、荷物車・郵便車・寝台車は、影でしかありません。
なので、駅改良工事を施してみました。
駅改良工事(照明設備工事)
テープLEDを、島式ホームの屋根に設置。
使わなくなったTOMIXのパワーパックで給電しています。
写真をよく見ると、テープLEDのプリント文字やチップ抵抗などが見えますが、人の目には屋根の上に視点がありますから、それほど気になりません。
ちょっと明る過ぎですかね。
ちなみに、テープLEDへの給電部はこんな感じ。
試作なので見栄えは微妙ですが、電源はホーム下に回していますので、屋根からホーム面へは熱収縮チューブに4本の線をまとめ、柱に沿わせています。
なので、ホーム上の見た目は、それほど悪くないと思います。
駅の外から照明を当てるのではなく、駅ホームの屋根からの明かりなので、すごく自然に見えます。
14両をカバーするホームはありません。撮影の際は、車両をずらせています。。
いまのところ、まだ島式ホームの基本セットと延長部1つだけ、つまりはホーム2つ分しか電装してません。この先、後の2本も電装化する予定ですが、給電部をどうするか、悩みどころです。
固定レイアウトならさほど悩まないんでしょうが、お座敷レイアウトは、容易に片付けられることが条件のひとつ。
それに、島式ホーム(基本部+延長1)を2セット設置したい時と、長い島式ホーム(基本部+延長3)にしたいときがあって、配線が難しいんです。
今回は、その対策案の有効性を確認したくて、コネクタによる接続を試してみました。
ホーム間はしっかりとしたコード(赤白に意味はありません…)を渡し、コネクタで接続します。
このコネクタは、ニチフ端子工業のNDC2420という圧接形中継コネクタになります。
被覆電線をコネクタに差し込んでペンチでかしめるだけで取付完了。ハンダ付けも不要でかなり楽です。複数個を連接できますので、このように2極のコネクタとしても使えます。
外すのも簡単。
なので、ホームとホームの間、ホームと電源の間を、このコネクタで結んでみました。実用的にも十分アリなので、延長部にもこれを使ってみたいと思います。
目下の課題は、島式ホームを2セット並べる場合の給電方法。できれば線路の下を通したいところですが、細いエナメル線では心許ないというか…。もう少し考えてみたいと思います。
深夜を駆ける
明るくなったホームを通過させてみます。
まずは、正面から。
EF81の前面窓にLED照明の粒が映るところや、客車の窓にホームのベンチが映っている様子が、リアルな感じです。
続いて、横から。
同じ駅とは思えないくらいに明るくなりました。
キハ58の急行も、明かりの灯るホームに停車していると、夜行列車っぽく感じますね。かつてはディーゼル急行も夜行列車として全国を走ってましたからね。
ホームが明るくなったことで、かえって夜行列車感が増しました。夜行列車、好きですから、この雰囲気をもっと楽しみたいと思います。