鉄道模型に乗って(3) 急行「きたぐに」

2021年12月5日

鉄道模型にアクションカメラ(SONY HDR-AS300)を積み込んで、列車が走るシーンを撮影したい、と企んだこの企画。

最近購入した旧型客車時代の急行「きたぐに」を思う存分楽しみました。

準備編はこちら。

ヤードを出庫

ヤードに留置中の「きたぐに」編成を、同じくヤードの別線路に留置中のディーゼル機関車がけん引して本線へと引き出します。

本当はDE10あたりの役目でしょうが、持っていないので贅沢にもDD51で代用しています。

ポイントを電動化したので、配線が見苦しくてすみません。お座敷レイアウトなので処理が難しいです。

機関車を含めて15両。乗客を乗せるのは12両ですが、この長編成。時代を感じますね。

続いては、いよいよ乗車。前回同様、編成最後尾の後ろにカメラを積んだコキ104を連結して撮影します。

まずは本線の走行から。ヤードを通過します。

トワイライトエクスプレスのスロネフ25と違って、いかにも旧型客車という妻面ですね。

機関車は遠かった

カーブを通過して、EF58がようやく見えます。

が、15両先の機関車は遠いですね。

続いては、時計回り(外回り)の右カーブを通過します。

こちらの方が、全15両がよくわかるかもしれませんね。

すれ違うのは、EF66牽引の貨物列車。11連のコンテナ車です。

EF66は、まだブルートレイン牽引が毎日行われていた頃(30年以上前)に作られたものですから、模型としてもかなり年季が入ってます。モーター音が苦しげですが、まだまだ走れそうですね。

外回り線は玄関から少しだけ高架橋を走ります。

コンテナ車から眺める

今度は、先ほどすれ違った内回り線を走るコンテナ車から急行「きたぐに」を眺めます。

こうして見ると、EF58から最後尾のオハネフ12まで、青色で統一された美しい編成ですね。

もう一つ、すれ違いシーンを。

今度は、駅周辺でのすれ違いです。

ヤードに停車中のDD51やEF65 500番台にも目を奪われそうですが…。

固定カメラから

複々線区間で、同じ方向からEF58牽引の急行「きたぐに」とEF66牽引のコンテナ車がやって来ます。

EF66のナンバープレートが外れていることに、全部の撮影が終わってから気付きました。今さら撮り直しも出来ないので、そのままです。

今度は、同じく固定カメラで、後ろから前へと通過していきます。

リビングから廊下への段差を乗り越えるために高架橋(橋脚なし)を挟んだのでアップダウンが生じていますが、長編成だと大きく起伏を感じますね。

続いては、駅に停車中の車両(運転席もしくは車掌室)から通過する急行「きたぐに」を眺めます。

この駅を通過する列車を、今度は横から見てみます。

ヤードの向こう側の本線を「きたぐに」が走り抜けます。

手前にピントが合っているので、ボケ気味ですが、雰囲気はいいですね。

ホーム上の水飲み場や木製ベンチ、「禁煙タイム」の看板も時代を感じさせます。それらが10系寝台車+12系座席車の雰囲気とマッチしているのかもしれないですね。

同じく、駅横から。

先ほどとは、反対側からです。

鉄橋のある風景

今度も定点カメラですが、高架橋の中にあるガーター橋にスポットを当ててみました。

高架橋までが上り勾配、高架橋を終えると下り勾配になるので、EF58が高架橋を終える頃から加速してますね。

このトラフガーター橋を、トラス橋に置き換えてみました。

最後に、おまけ。

DD51牽引のコンテナ貨物列車です。

大阪の城東貨物線(現・おおさか東線)あたりのイメージです。

DD51。やっぱり好きです。

というわけで、おまけはさておき、急行「きたぐに」を存分に楽しんでみました。

また、面白い映像が撮れましたら、記事にしてみたいと思います。