鉄道模型に乗って(1)
9月に原色のDD51を購入してから、にわかに鉄道模型に触れる時間が増えました。
外出する時間が減った、というのがあるのかもしれませんが、この「第3次マイブーム」を徹底的に楽しもう、と新たに企画したのが、これ。
「鉄道模型に乗る」です。
列車にカメラを載せる
とあるYouTubeの動画で、しっかりと作りこんだ鉄道模型レイアウト(ジオラマ)を走る車両へ車載カメラを積んで、そこから見た映像を公開している方がいらっしゃいました。
何度も見入ってしまったんですが、しっかりとしたレイアウトだから絵になるんだよな、と半ば他人事のように思っていたんですが、手元にあるアクションカメラ HDR-AS300 を触っていて、幅29.4mmって、Nゲージに意外とマッチするんじゃないの?と思ってしまったんです。
29.4mmだと、Nゲージのスケールで150倍すると4m41cm。車両限界の3mより1.5倍近く大きいので新幹線よりも巨体ですが、TOMIXの複線レール間隔は37mmですから、複線を走る車両との接触は起こらないはず。
というわけで、列車に積み込むことを検討してみました。
どの車両に乗せるか
まずは手持ちの客車(12系 スハフ12)の屋根に乗せてみたんですが、まったく安定せず。
こんな凸凹で乗るハズがないですよね。
重心が低くて、平らに近い車両。
それならこれしかない。
コンテナ車。購入したのはコキ104です。
カメラは重心がレンズ側(上方)にあるので、レンズ側を下にして設置。撮影時に天地を逆転させています。そのため、カメラ側の丸みが気になったのですが、コキのコンテナを止めるための出っ張りが良い感じでカメラの曲面をホールドしてくれます。
AS300は、バッテリー込みで約109gですから、DD51で問題なく引っ張ってくれます。
撮影場所
見映えのするレイアウトなんてないですから、走らせるのは自宅(マンション)の廊下。いわゆるお座敷レイアウトです。
最初はリビングで走らせていたんですが、撮影した画像をここに公開したい、と思ったときに、あまりにも生活感のある部屋が背景になるのはいかがなものか、と、廊下に場所を移しました。
とはいえ、電源の問題もあり、リビングから廊下へと続く、延長10m以上を複線で配置したい、と、足りないレールを追加で購入。結構な額になりました(笑)
こんな感じです。もともと所有していたセットは半径280mmの曲線レールなので、今回新たに半径317mmのカーブレールを購入。そちらがPC製タイプ枕木のファイントラック。従来の茶色い道床のレールとも問題なく接続できますが、境が際立ってしまうので、ファイントラックの木製タイプ枕木のものも購入。変なこだわりですね。。
島式ホームは30年以上前に購入した「デラックスベーシックセット3」に入っていた年代物です。
もっとも、そのセットのパワーパックで走らせるのですから、新旧の寄せ集め、ですね。
ちなみに、リビングと廊下の間には、ドアのためのちょっとした段差があって、そこを乗り越えさせるために、ネタとしてトラフガーター橋を購入してみました。
が、意外と下の隙間部が狭く、仕方なく、前後を(パーツが足りないので、一部ありませんが)高架橋付レールで挟んでみました。
車両を追いかける映像を撮りたい
まずは、コキ106+107の10連の前(DD51の直後)にコキ104、最後尾の後ろにカメラ撮影用のコキ104を連結した状態で、撮影をスタート。
撮影した映像は、こちらをご覧ください。