話題のChatGPTを試す
最近、会社でもChatGPTが話題となっていたので、個人的に試してみました。
ChatGPTとは?
ChatGPTとは、OpenAIという組織が2022年11月に公開を始めたチャットボットで、その有能さから、ここ最近非常に話題となっているようです。
OpenAIは、人工知能の研究・開発を行う非営利団体です。技術革新と人類の未来に寄与することを目的としています。
これは、「OpenAIってどんな組織なんですか?」への回答。
ChatGPTは、自然言語生成モデルです。文章の生成や、質問応答、文書生成、対話生成などができます。また、非常に大量のテキストデータを学習しているため、幅広いトピックに対して回答することができます。
こちらは、「ChatGPTってどんなことができるんですか?」への回答。
こんな感じで、自然な日本語への質問に対しても的確に答えてくれます。
始めてみる
始めるにあたって必要なものは、メールアドレスと電話番号だけ。
電話は、認証のためのもので、口頭で返事をくれるわけではありません(笑)
まずは、ユーザ登録します
ここにある TRY CHATGPT へ。
初回なので、 Sign up ですね。
「Email address」にメールアドレスを入力して、 Continue 。このメールアドレスがログイン時のIDになります。
8文字以上のパスワードを設定します。
登録したメールアドレスに、確認用のメールが届きますので、そこから Verify email address をクリックします。
名前・苗字を入力して、 Continue 。
ここで、電話番号。SMSの使える電話が必要となります。
+81 なので、090-から始まる番号なら、0を省いて +8190…と入力。
Send code をクリックすると、指定した電話に認証用コードが届きます。
届いた6桁のコードを入力します。
登録作業はここまで。
ChatGPTのメイン画面に飛びますが、3画面ほど、注意書きが出て来ますので、目を通しておいてください。
会話の内容は、システム改善のためにAIトレーナーによって確認される場合がありますよ、とか、回答は正確じゃなかったり、誤解を招く情報を生成することもありますよ。個人的な情報は入力しないでね、とか。ごく普通に理解できるものばかりです。
で、これがメイン画面。
左下にある「Dark mode」で、このような画面にすることも出来ます。
お好きな方でどうぞ。
では、さっそく質問してみましょうか。
初めての質問
右下にある入力欄に、自由に質問を書いて、送信。
もちろん、日本語での質問にも対応しています。
いきなり、切実な質問ですが、ChatGPTが優秀過ぎるので…。
安心です(笑)
1ターンの会話だけでなく、そのまま続けることも出来ます。
質問の背景を説明していけば、かなり的確な回答になりそうな気がします。
込み入った質問も
例えば、こんな質問。
これは、1年半ほど前に書いた、この記事。
これまで使用していた、SH-RM02は、Android5.0だったこともあって、(充電のための)USB接続でWi-FiテザリングをONにする、という設定ができるアプリを使うことができました。
が、どうもこの手のアプリはAndorid7くらいまでは使用できても、それ以降はAPIの変更なのかセキュリティ上の仕様変更なのか、アプリでのWi-FiテザリングON/OFF制御が難しくなっているようですね(「出来ない」のかどうか、確証は得られていません)。
https://try-widely.com/dszt-yc4t-wi-fi/
ならば、駐車場(マンション住まいなので、居室とは離れています)に着いたら、テザリングをONに出来たら便利かな、と思ってたんで(思ってただけで積極的に調べてないんですが)、聞いてみました。
回答の4が、気になるところ。出来そうな予感。
なので、続けて質問。
こんな風に、ソースコードレベルで回答も得られます。ここが凄いところだと思います。なので、ソフトウェア開発技術者不要説を最初に質問してみたわけです。
それはそうと、使えそうな感じはするんですけど、最後の1文が気になるところ。
なんか、「中の人」とチャットしてる気分になってました。
マニアックなものは仕方ないか…
ChatGPTは、基本、「わかりません。私に詳しく教えてください」のような答えはしないようです。
なので、過去に蓄積された膨大な情報にも含まれていないような質問には、的外れな回答があります。
判る範囲で答えようとしてくれる感じですね。
回答に疑問を感じているので、畳みかけます。(2.車体形状 は何なんだ… と思いつつ、そこには触れず)
正しくは、「鉄道に関する技術上の基準を定める省令」により、1000番台の車両のうち、最高運転速度が100km/hを超えないもの(≒JR貨物所有の車両)を、100km/hを超えるもの(≒JR旅客会社所有の車両)と区別するために、+1000番を加算したのが2000番台、ということのはずです。
なので、設計の違いも、車体の違いも、追加機能の設置の違いも無く、運用上(運転する上での最高速度)の違いだけのはずです。
ですので、突っこむと、車両の型式の一般論での回答となってました。
でも、これだけの受け答えが、瞬時にできるのは、恐ろしいことです。
鉄道の知識が無ければ、こういう回答をされると信じてしまうかもしれませんしね。
暴走する「ChatGPT」
あまり情報が無い12系時代の急行「きそ」について、何か膨大なデータベースに資料が無いかと聞いてみました。(この記事を書くための情報です)
うーん。「きそ」じゃなくて、「急行」全般の話ですね。ちょっとはぐらかされたような気分。
この回答に驚愕。
なんだこれは…。
誰が吹き込んだのか、架空の話を、さも事実のように回答するのは、ちょっと恐ろしいですね。
というわけで、こんな風に続けておきました。
このやり取りから数日後。
教育の効果を見てみようと、改めて質問。
特急「しなの」が候補に無いことは置いといて、この「新幹線」って、もしや東京回りの話?
というわけで、念のために聞いてみました。
ダメだこりゃ。。