EF58-150 と マイテ49 編成、その後

10ヶ月ほど前の昨年6月上旬、KATOの 10-1893「JR西日本 マイテ49+旧形客車 4両セット」と 3049-1「EF58 150 宮原運転所」とで、EF58-150に旧客4両という特別編成で走らせた話を書きました。

その記事に、

この4両セットと同時に、茶色のオハ46-0を発売してもらえればいいんですが、それはなく、なぜかAssyパーツでのみの再生産。

せっかくなので、割高ではあるんですがAssyパーツで組んでみよう、と2両分を同じショップで注文していたんですが、こちらの方が販売が遅かったんですかね。走らせた日に間に合わず、でした。

と書いていた通り、そのAssyパーツが、走らせた翌日に届いたんです(実のところ、記事を書いたときには届いてたんですけどね)。

同じテーマを続けるのもどうか、と、少し間を開けていたところに、面白い情報が入ってきたんですね。

それが、こちら。

EF58のニギリ棒を金属製にして、質感を高めるためのパーツです。煌びやかなマイテ49を牽くEF58を走らせるなら、これは面白い、と思って予約したんですが、発売は11月末のこと。

実際、11月末(12月初めだったかも)には手にしていたんですが、12月は師走で何かと忙しく、鉄道模型の趣味の方もTOMIXの485系や、KATOの20系+12系を走らせていたこともあって、延び延びになってたんです。

EF58と金属製ニギリ棒

ん? 入ってるの?

という写真ですが、この通り。ちゃんと入ってます。

参考までに、従来のニギリ棒の姿を撮影。

悪くは無いですけどね。ある意味、鉄道模型らしさがあります。

このニギリ棒を取り外して、金属製のものに付け替えた写真がこちら。

さすが、メタル感が出てますね。

前後2本ずつで、計4本。これで1,100円(実際には、いくらか値引きで購入しています)。

https://try-widely.com/ef58-150_maite49 から再掲

EF58に同梱されていた純正パーツのニギリ棒(写真右下)は、「Z03-1162 EF58後期形大窓炎管/ニギリ棒」として購入可能ですが、こちらはこのランナーが10枚入って440円。全部で60本のニギリ棒ですから、破損・紛失なく取り付けられればEF58の15両分ですね。1両当たり約30円ですから、金属製ニギリ棒がいかに高価か、というところです。

欠けたヘッドマーク

プラ製ニギリ棒の説明写真にある通り、ヘッドマークが欠けてしまってます。

https://try-widely.com/ef58-150_maite49 から再掲

これは、

ヘッドマークはいずれもマグネット式のもの。なので、プラスチックよりは切り落としにくいのですが、特別な工具が必要なほど硬くもありません。

いつも、ちょっとバリが残ったように仕上がってしまうので、今回はギリギリを攻めようと思ったのが裏目に出ました。最後のカットをしたときに、表面(ヘッドマーク表面)のプリント部まで一緒に落ちてしまったんです。

というミス。

せっかくニギリ棒の見栄えを高めるのだからと、こちらも新調してしまいました。

今回は、慎重に切り出して。。

なんか、印刷ズレのような気もしなくはないですが。。

オハ46の追加

オハ46を仕上げるために購入したのが、
・5228-7A オハ46 13JR ボディ
・5135-4ZC スハ43「能登」 床下セット
・5133-1D スハ43台車TR47(アーノルド)
です。

金額は、足さない方がいいです。割高に感じますので。。

パッケージから取り出して、並べてみます。室内灯の取り付けでボディを外したり、カプラーの交換で台車を取り外したりしたことがあれば、見慣れた光景ですね。

でも、台車の取り付け前にカプラーの交換を。

調子に乗って、単価の高いナックルカプラーにしてみたんですが、他がKATOカプラーNだったんで、それに付け替えるかも…です。

室内灯の取り付け

これを機に、全車6両に室内灯を取り付けてみようと思います。

純正パーツなんで、さくっと終わらせるつもりで。。

用意したのは「11-214 LED室内灯クリア(電球色) 6両分入」。旧客だし、電球色が似合うかな、と。確か自身初の電球色です。

まずは、マイテ49から。

どう考えても展望デッキにはみ出すので、照明板の先端1ブロックをカットします。

が、展望デッキ側って、照明板の下からのささえが無いんですね。

なので、ちょっと照明板の端が下がり気味かな、と思います。

実車には無いですが、デッキ出入口付近に枕木方向で蛍光灯が取り付けられているように見えなくも無いですし、さほど違和感は無いですね。

他の車両もささっと終わらせたかったんですが、便洗面所に当たる部分の照明板をカットするのかしないのかで悩むことしばし。

結局、オハ46などの中間車も先端1ブロックをカットしたんですが、合ってたんですかね。

違和感ないから、いいか…。

走行?の撮影

そんなわけで、最後のひと手間、と思っていた室内灯の取り付けに、思っていた以上に時間がかかってしまい、普段のように大掛かりに線路を敷設する時間が取れなくなってしまいました。

これと同じ轍を踏んだってことですかね。

でも、この時よりは若干余裕があったので、大半径S字カーブの前後にS280レール(TOMIXなので)を5本ほど追加し、走らせてみました。

変形のオーバルよりも簡単に敷設できて、意外と楽しめますね。もっとも、ずっと走るのを眺める、という楽しさは皆無。最終車両がカーブを過ぎるころには、減速を始めないとオーバーランするかもしれないので、スリリングではあります。

そんな状況で撮影したのがこちら。

EF58の次位のオハフ33の室内灯が、どうも接触が良くなくて、チラつきます。要改修ですね。

それと、3両に増えた中間のオハ46。便洗面所の向きが逆だったようです。

マイテ49と中間側のオハフ33の位置(編成前部)に合わせたんですが、セット購入時の写真を見てみると、オハ46の便洗面所は機関車牽引側のオハフ33の位置(編成後部)と同じになってますので、違ったかも、ということです。

https://try-widely.com/ef58-150_maite49 から再掲

ネット上で調べてみても(走らせた後のことです)、オハ46の便洗面所窓は編成後方に見えますので、間違いでしたね。

旧客なので、どちらでも走れないことは無く、そのまま上げることにします。(というか、間違ったまま走らせていたことも多々ありますし。オハネフ25-100の車掌室がカニ24に向いてる、とか…)

最後に写真を何枚か。

EF58から最後尾のマイテ49まで、茶色に揃う編成美ですね。金属製のニギリ棒もいい感じです。

が、ヘッドマークはやっぱりズレてる気がします。。

せっかく各車に室内灯を入れたので、夜の雰囲気で。

続いては、この編成の顔。マイテ49です。

最後の1枚は、あえて室内に焦点を合わせてみました。

重厚なソファが内側に向かい合う様子は、一等車の風格を感じさせます。

というわけで、いくつか課題は残りましたが、「好きやねん国鉄ご愛顧感謝号」としての6両編成をEF58-150で牽引することが出来ました。

他にもいろいろと展開できそうなので、改めて楽しんでみたいと思います。