NHKプラスをテレビで見る (スマホ連携)

NHKプラスをテレビで見る方法として、小型PCを使用する方法を紹介しました。

PCで開いたブラウザでNHKプラスを視聴し、PC画面をそのままHDMIで接続したテレビで映す、という方法です。

ならば、スマホで表示した画面をテレビで映すことができるのだから、NHKプラスをスマホ経由でテレビに表示できないか、と試してみました。

ブラウザ表示のNHKプラスをテレビで見る

スマホからのワイヤレス出力での画面表示方法は、機種によって異なるでしょうから、所持しているSHARPのAQUOS R5G(SH-51A・Android 11)での例を示します。

画面の上部から設定メニューをスライドさせ、「画面のキャスト」を選びます。

画面中央に、デバイスを検索している旨の画面が現れた後、

正しく検出できると、表示できるデバイスが表示されます。

AQUOS LC-45US45 というのは、テレビの型番です。もちろん、テレビの電源はONの状態で。

電源が入っていないと、「デバイスを検索しています」で、ウェイトアイコンが回り続けます。

テレビの機種に依るかもしれませんが、この機種は、事前に入力切替をしなくても、認識してくれるようです。

テレビの方には、接続の承認画面が表示されました。

もちろん、許可(はい)ですね。

これで、テレビ画面上にスマホの画面がそのまま出力されるようになります。

そのあとは、ブラウザで「NHKプラス」に移動。

初回は、IDやパスワードの設定が必要です。(これをしないと、右下にメッセージが表示され続けます)

そのあとは、お好きな番組をお楽しみください。

縦向き表示中に、映像画面右下の□をタップすると横向きの全画面表示になります。

実際にテレビ画面に表示させたところをデジカメで撮影しました。(画面には「ぼかし処理」を施しています)

見た目は非常にきれいですね。PCでの表示よりも解像度が高い?という印象を受けます。

写真の下部にテレビのフレームが写っていますが、実際の映像は一回り小さく表示されているような感じですね。

というより、右側のアイコンが気になる。。

専用アプリを使ってNHKプラスをテレビで見る

NHKプラスは、スマホで簡単に視聴できるよう、専用のアプリが公開されています。(下記はAndroid版へのリンク)

これをインストールしてみました。

インストール後に、アプリを起動します。

少し待つと、初回の案内画面へ。

4画面ある紹介画面の最終ページです。最初のページから「今すぐ始める」ボタンはありますので、すぐに始めても問題ありません。

規約に目を通して「同意して始める」をタップ。

下にある「番組視聴のデータ設定を変更」が気になりますが、これは後でも可能です。

いわゆるトップ画面です。現在放送中の番組などが表示されていますが、一番下が気になりますね。最初にログインして、メッセージを消すようにしましょう。

上部にURLが出ているので、ブラウザの機能が働いているようですが、アプリからはシームレスに移動可能です。

IDとパスワードを入力します。

ちなみに、先ほどの「設定画面」ですが、アプリ下部の設定ボタンから移動できます。

歯車の設定ボタンをタップします。

とはいいながら、特に変更しないといけない項目もありません。

Wi-Fi 接続中は高(1時間視聴あたり約0.7GB)を上限に最適化された表示画面で視聴できる設定になっています。

外出先ではモバイル回線になりますから、中(1時間視聴あたり約0.4GB)を上限に設定されてますね。他に低(1時間あたり約0.2GB)、最低(1時間あたり約0.1GB)を選択できるようになっています。

それでは、配信の番組をお楽しみください。

…の前に。本筋ですね。画面へのキャストを有効にしてから、テレビ画面でお楽しみください。

ディスプレイに占める画面表示の割合は、ブラウザのときと同じですね。これは、テレビ側の仕様なのでしょう。

右側の「戻る」等のアイコンがないので、すっきりして見えます。画質は十分にテレビ番組として楽しめそうですね。

ちなみに、主音量はスマホ側で操作します。ですので、スマホをマナーモードにしたりして音声をカットしているとテレビからの音声も出ません。

スマホの音量を上げても、キャスト中はスマホ自体からは音声は出ませんので、問題は無いと思います。普段、マナーモードの方は、視聴後に戻すのは忘れずに。

唯一の懸念は、バッテリー消費ですかね。スマホ自身の画面にも表示されますし、加えてWi-Fiでデータを送り続けますので。この点が、PC経由での視聴の時は気にならなかった問題点です。

NHKプラスのためにPCは用意できない!という方は、スマホ経由で大画面テレビに映して視聴を楽しむ、ということを試してみるのも良いかと思います。