QNAP旧機種のOS QTS 4.3.3.2784 Build 20240619 を適用する

普段、電源を落としているQNAPのNAS、TS-220を久々に立ち上げました。

ファイルのバックアップ用としてTS-220に外付けHDDを接続していて、たまに立ち上げては、ファイルを保存しています。

Qfinder PROには、そのTS-220のアップデート通知が表示されていました。

上の3台は常時稼働の現役NASで、最下段のTS-220が、今回話題にする不定期稼働NASとなります。

TS-220は、OSのバージョンを見て頂くとお分かりの通り4.3.3が最終版となります。5.0系以降はもちろん、4.3.4へのアップデートも出来ない機種となります。

それでも、数ヶ月に一度、アップデートが行われています。前回は、半年前の1月下旬のリリースでした。

このときは、もちろんセキュリティアップデートだけでしたが、こうしてフォローし続けてもらえるのはありがたいことです。

今回は、どうでしょうか。

アップデートの内容は?

ブラウザから管理画面を見てみると、

4.3.3.2784 Build 20240619 というバージョンが案内されています。

公式サイトを確認してみます。

リリース日は7月1日ですから、1ヶ月以上前でしたね。20240619というのは、最終ビルド日付でしょう。恐らく。

内容は、というと、

Security Updates

  • Applied multiple security updates to further enhance system security.

これだけです。

セキュリティ強化のための更新プログラム適用、ということですね。前回と全く同じです。

もちろん、機能強化を期待するつもりはまったく無く、セキュリティ強化のための改修をして頂けるだけでありがたいことです。

なんせ、このTS-220、購入したのが今からちょうど10年前の、2014年8月です。

さすがに内蔵しているHDDは途中で入れ替えていますが、NASとしては、まだ稼働できる状態ですし、頑張ってくれています。家庭内でしか使用していないので、酷使もしてないですけどね。

サポート期限

QNAPの「製品サポート状況」のページを見ると、

記載内容は変わらずでした。

セキュリティアップデートも2022年10月で完了しているはずですが、また、こうして対応して頂いています。

気になる他の機種(TS-228A、TS-230)も、今のところ、「テクニカルサポートとセキュリティアップデート」は「アクティブ」。

掲載した「製品サポート状況」のキャプチャ画像は、内容に変更がないため前回記事のものを流用しています。

OSのバージョン制限もかかっていないようですし、まだ、しばらくは使えそうですね。