うめきた(大阪)地下駅への期待

2021年3月13日のダイヤ改正は、関西では大きなニュースになることもなく実施されました。

終電が早まる区間がありますので、ご注意、くらいでしたでしょうか。

うめきた(大阪)地下駅

そんな中で、ハッとしたのが、いまが2021年春であるということ。2年後のダイヤ改正に合わせて、うめきた(大阪)新駅が開業することになります。

新駅の開業も、なにわ筋線開業も、なんとなく未来の話だと思っていたんですが、新駅の開業まで2年を切ってるんですよね。恐らく、2023年3月11日(土)がダイヤ改正だと思うので。

「はるか」や「くろしお」がこれまでの、地上を走る梅田貨物線から、地下新駅を経由することになり、大阪駅からダイレクトに関西空港へと、特急で行くことが出来るようになる、と。現状は、大阪駅からJRで行くとすると、関空快速か、天王寺あたりではるかに乗り換えか、ですので、大阪キタと関西空港が乗り換えなしで直結というのうは、魅力です。

1年前の2020年3月には、これまで「うめきた(大阪)新駅」と報道されて、大阪駅と別の駅になる印象が強かった新駅が、大阪駅の一部になると正式に伝えられました。

JR西日本のニュースリリースより引用

高低差を考えなければ、環状線ホームから11番線の距離と、11番線から地下駅部の距離は同じくらいのように見えます。実際には、地上駅ホームからは、下りエスカレーターで改札フロア、そこから下りエスカレーターで改札内連絡通路、そこから上りエスカレーターで地下駅コンコース、そこから下りエスカレーターで地下駅ホームとなりそうなので、そこそこ距離は感じそうですが、大阪の人間からしたら、東京駅の総武線地下ホームと同じくらいの印象じゃないかなと思います(違ったらすみません)。

大阪駅は、従来の駅ホームが西側に延伸し、それに併せて新改札口も設置されます。そこから地下駅へのエスカレーターが設置されるわけですから、西側エリアが一変しそうですね。

この新改札口は地下駅開業に合わせて2023年春に暫定供用開始、翌2024年夏に正式な供用開始、その秋に改札口を含む新駅ビル開業と、ますます発展していきます。

新型コロナウイルスの影響で海外からの訪日客は激減していますが、2年後の新駅開業時、安心して海外へ渡航できるくらいになっていると嬉しいですね。