おおさか東線・2023改正ダイヤ発表

2023年2月26日

2023年3月18日に実施される改正のダイヤが25日に公開されました。

大阪駅(地下ホーム)に乗り入れる特急「はるか」や「くろしお」などの指定席車を連結した列車のダイヤは既に発表済みでしたが、おおさか東線の直通快速・普通列車は25日が正式な発表日となりました。

発表といっても、公式サイトで検索できるようになった、ということですけどね。

おおさか東線のダイヤはどう変わる？

久宝寺駅(平日)

まずは、久宝寺駅の発車時刻を見てみます。

どうですか。この間違い探し感…。

コピーした後、3本の列車を書き換えただけです。しかも、いずれも1分違い。

もちろん、放出止まりとなる23時台の2本を除いて、すべて新大阪行が大阪行となっています。

新大阪駅で1分停車、(ほぼ)4分の走行で大阪駅、というダイヤのようです。

久宝寺駅（土・休日）

土・日祝日ダイヤは、20時以降に変化がありますね。

20時台まで15分間隔だったのが、概ね20分間隔になっています。本数は変わらないので、均等に近くなった、ということでしょうか。

新大阪駅(平日)・放出方面

続いては、新大阪駅の放出方面。

朝7時台までの列車に、1分～最大6分の動きがありますね。22時以降も2～3分の変更がある列車があるものの、他は1分前後するくらいです。

もちろん、全列車が大阪駅からやってくるので、入線時刻はガラッと変わります。すべての列車を確認したわけでは無いですが、新大阪駅では1分停車となるようです。大阪駅発車は、概ねその4分前ですね。

もうひとつ変わるのが、のりば。

現行ダイヤでは、多くの普通が2番のりばから発車していますが、新ダイヤは一部の列車（午前中の3本と、夕方～夜の直通快速に続行する普通3本）のみが2番のりばで、その他は直通快速を含め、すべて1番のりばからの発車となります。

新大阪駅（土・休日）・放出方面

久宝寺方面行は、朝に2分ほど変更となる列車があるものの、全体的に微修正レベル。

平日と同じく、一部(4本)を除いて、のりばが1番のりばから、となってますね。

直通快速

直通快速が、新たにJR淡路駅に停車となります。その影響はどうでしょうか。

新大阪～放出間の時間変化を抜き出してみます。

JR淡路停車による所要時間の増加は、各列車とも1分ですね。

その他

放出方面から新大阪駅に着いた列車は、1分ほどの停車の後、全列車とも大阪駅へと向かいます。

その発車番線ですが、朝の数本を除き、すべて3番のりばとなります。その「数本」は、4番のりばではなく、2番のりば。

「はるか」「くろしお」の発車時刻とは照らし合わせてませんので、おおさか東線がそれら優等列車の影響なのかどうかはチェックできていませんが、平日朝の2番のりばは、妙なことになりそうです。

8時台ですが、
4分：普通・大阪行
10分：普通・久宝寺行
19分：普通・大阪行
33分：直通快速・大阪行
39分：普通・久宝寺行
48分：普通・大阪行
と、こんな具合。

1番のりば・3番のりばが「はるか」に使用される時間と重なるということなんでしょうかね。

個人的感想

想像していた以上に、現行ダイヤから変化のないダイヤとなりました。

現行ダイヤが、既に大阪駅折り返しを見越したダイヤとなっていた、と考えるのが正しいのか、新大阪－大阪間の所要4～5分というのが絶妙ゆえの偶然なのか、とにかく、現行ダイヤからほぼほぼ変更なし、という印象です。

ダイヤに変更は無くとも、客の流動には大きな影響を与えそうなおおさか東線大阪駅乗り入れ。

3週間後の3月18日が楽しみです。