QTSのバックアップツール HBS3 のアップデート(19.0.0217)
QNAPのNASで、AppCenterからHBS3(Hybrid Backup Sync)のアップデートの通知がありました。
変更内容は?
前回、アップデートを行ったのはおよそ1ヶ月前。
前回アップデートされた 19.0.0120 から 今回の 19.0.0217 なので、機能追加は無く、2件のバグフィックスだけのようです。
まず、一つ目。
– Fixed an issue that caused an ACL-enabled backup job to an external device to fail with a “ConstraintError" message.
外部デバイスへのACL対応のバックアップジョブが、制約エラー(と訳すのでしょうか)で失敗する問題が修正された、とのこと。
Windows Server等、ACL対応の外部デバイスへのバックアップ、ということなんですかね。
どういうシチュエーションで、どういう設定でエラーが出ていたのかが判らないので、これくらいにしておきます。
– Fixed an issue that caused HBS 3 to display an application or system error message upon opening, if the user had set the NAS time zone to Greenwich Mean Time (GMT) before installing HBS 3.
HBS3をインストールする前に、NASのタイムゾーンをグリニッジ標準時(GMT)に設定すると、HBS3を開いたときにアプリケーションエラー、もしくはシステムエラーが表示される問題を修正した、と。
ん? という不具合です。
グリニッジ標準時に設定してからHBS3をインストールして、HBS3を使う前に日本時間(現地タイムゾーン)に戻す、ということなんでしょうか。それとも、グリニッジ標準時のまま使うということ?
後者なら、このNAS(というかバックアップのHBS3)は、イギリスでは使えないの?と。
いろいろ面倒そうなので、その実験はしてませんが…。
まぁ、結果がどちらでも、今回の対策で改善されている、と。
というわけで、バージョンアップしておこうと思います。