キハ58系急行列車を走らせる
鉄道模型の「買い時」は?
最近、鉄道模型車両の「買い時」が判らなくなってます。KATO や TOMIX、マイクロエース等々から、毎月何種類もの新製品・再生産品が登場していますが、販売開始後も、常時市場に供給されるというわけでは無く、初回のロットが完売すれば、それで終了、という感じのように見えます。
もちろん、大手の量販店やショップなどで在庫として店頭に並んでいるものもありますが、当然ながら、売切れたらおしまい、です。
つまりは、「買えるとき」に買っておかないと、一旦市場から消えてしまうと、数年後の再生産に期待するしかない、と。
と言っても、自由に使えるお金が有り余っているわけでは無いですから、やはり「欲しい順」に買いたいところ。今、買えるから買う、というだけでは、お金がいくらあっても足りないですからね。
ですので、ありきたりですが「欲しいものリスト」的なものを作っています。
キハ58を購入
その中に、急に飛び込んできたのがKATOの「キハ58系(パノラミックウインドウ) 4両セット」です。
「きたぐに」の10系寝台車に続いて、Joshinの戦略に負けてそうな気がしなくもないですが、突如「残1」で発売されたんです。
もちろん、購入。欲しいものリストに入ってます(笑)
「キハ58系(パノラミックウインドウ) 4両セット」 は、グリーン車(キロ28)を含む4両編成です。
単品の購入で増結も出来るのですが、そのあたりは在庫なし。まぁ、仕方ないですね。発売が2020年の11月でしたし。
なぜ、このセットに飛びついたのかというと、キロ28の窓下のグリーン帯がなかったから。妙な理由に思えるかもしれませんが、実車での窓下の帯って、あんまり馴染みが無いんですよね。等級帯塗装が廃止になってからの方が実車に触れる機会が多かったからかもしれません。
なのに、模型は国鉄時代の象徴かのように帯付きが多いんですよね(←結構昔の印象です。昨年秋から再び鉄道模型に関心を向け始めてからは、そもそもキハ58系の新規発売・再生産が無かったので、在庫あり商品を見る限り、という感じです)。
なので、在庫を持つショップで「いいで」あたりを購入したいと思ったものの、二の足を踏んでいた、というところがあります。
「きたぐに」のスロ54は、あの時代の象徴ですから、むしろ帯ありの方が似つかわしいと思うんですけどね。勝手な話ですが…。
購入後
というわけで、数日後には手元に届いてました。昨年末の話です。
まずは、4両編成の両端となる2両の顔部分に、ジャンパ栓を取り付け。
パーツ切り取り前に、ジャンパ栓に色を塗ります。といっても、筆や塗料を用意したわけでは無く、使ったのは極細の油性ペン。これで、十分満足いく仕上がりになります。ジャンパ栓を付けるなら、最低限やっておきたいですね。だって、ベージュのジャンパ栓は違和感でしかないです(ベージュのジャンパ栓は、 KATOのサイト でご確認ください)。
当面、増結の予定はないのでジャンパを付けた車両に胴受けも付けておきます。
「あるとき」と「ないとき」で大きな違いですよね。
で、さっそく試験走行。
いつものようにTOMIXのパワーユニット 5001で走らせると…。
EF81と同じ現象ですね。
低速走行が全く出来ません。
PWM制御の自家製パワーパックなら、比較的スムーズに走行・停止が出来ます。
早く、複線用にもうひとつのPWM制御版を作らないとダメですね。
4両だけでは物足りない
編成の自由度が高いキハ58系は、欲望も青天井です。最短は2両から、最長は定期列車では何両編成だったんでしょうか。ともかく、多層階建てで終着駅の異なる、名前も異なる列車を連結し、分割併合を繰り返す列車というイメージが強くありますね。
なので、4両でグリーン車込みというのもポピュラーではあったんですが、なんとなく「あと2両くらい、欲しい」と。
4両セットなのに車両ケースが7両分というのが、購買欲を高めてますよね。
そんなわけで、4両なら手持ちの島式ホームでちょうどいい感じだったのに、在庫のあるショップで3両(キハ58を2両とキハ28を1両、いずれもトレーラー)を追加で買ってしまいました。
やっぱりいいですね。7両くらいあると、見栄えがします。
走行している動画は、いいのが撮れたら上げてみたいと思います。