QNAP Qfinder Pro のアップデート(7.14.1.0727)
QNAP NAS のOSであるQTS(ファームウェア)の更新について、しばらく放置していものを記載したところですが、
Windows上のアプリである Qfinede Pro のアップデートも、通知が出ていたのに手付かずの状態になっていました。
アプリから「ヘルプ」→「更新の確認」と進むと、

7.14.1.0727というバージョンがリリースされているようです。
前回、Qfinder Pro のアップデートの話を書いたのは、半年以上前の今年1月のこと。
が、公式サイトを見ると、それから、いくつかのアップデートが重ねられていたようですね。
QNAP Qfinder Pro 7.13.3
これは、前回書いた記事 7.13.2 から小規模修正版、ということのようですね。
修正内容はこのように書かれています。
[Fixed Issues]
- Fixed some minor issues to improve app stability.
アプリの安定性向上のため、いくつかの軽微な修正を行った、ということで、具体的な内容は示されていません。
QNAP Qfinder Pro 7.14.0
こちらは、新機能が4件、機能強化が1件、それと 7.13.3 と同じく、内容の記載が無いものの軽微な修正という表現がありました。
新機能の4件というは、
[New Features]
- Added desktop notifications for abnormal device states.
- Added support for specifying a default device name when adding a device.
- Added a control interface for debug log collection.
- Added support for logging with QNAP IDs, starting from NAS firmware version 6.0.0.
まず最初が、デバイスの異常状態をデスクトップ通知で知らせてくれる機能が付いたようですね。これについての詳細な言及はありませんが、気になるところです。
続いてが、デバイス追加の際にデフォルトのデバイス名を指定する機能が追加された、とのこと。これまでデバイスの追加はNASの増設くらいしかなく、手作業での入力の経験がないので、どのような機能なんでしょうか。というか、この確認は難しそうですね。
3つ目は、デバッグログ収集用の制御インターフェースの追加。これまで、Qfinder自体でデバッグログとか、意識したことは無かったですね。どんなものか気になります。
最後が、ファームウェアバージョン 6.0.0以降でQNAP IDを利用したログ記録をサポートするようになった、と。
6.0.0 ? QTSじゃなくて、上位機のOS、QuTS hero h6.0 のことでしょう。ARM64系のNASがQuTS heroの対象となることは無さそうなので、この確認はできないですね。
機能強化は1つ。
[Enhancements]
- Improved the guidance message when no default email account is configured in Notification Center. Qfinder Pro now directs the user to set an SMTP account as the default in Notification Center.
NASの機能である通知センターでメールアカウントが設定されていない場合に、表示されるガイダンスメッセージが変更された、ということですね。ツールの上「設定」→「SMTP設定」のあたりが何か変わったんでしょうか。
これとは別に、具体的な内容記載のない「軽微な修正」に加えて、その他の変更として、2点挙げられています。
[Other Changes]
- Added a restriction to prevent firmware downgrades on devices running NAS firmware 6.0.0 or later.
- Upgraded OpenSSL to version 3.5.6.
まず一つ目。NASのファームウェアが 6.0.0 以降のデバイスについて、ファームウェアのダウングレードを防止する制限が追加された、とのこと。Qfinderからアップデートを実施することはあっても、逆は考えたことが無かったんですが、そういうルートもあった、ということなんですかね。
もう一つが、Qfinder Proの使用するOpenSSLを3.5.6へ更新した、というもの。脆弱性修正版、ということですかね。
QNAP Qfinder Pro 7.14.1
これが最新版です。
[Enhancements]
- Added a desktop notification toggle option to the tray menu.
- Desktop notifications now default to “Only show notifications for bookmarked devices".
- Debug logging is now disabled by default.
機能強化の一つ目が、トレイメニューにデスクトップ通知の切り替えオプションを追加した、ということ。7.14.0でのデバイス異常の通知をトレイメニューから要不要の設定が出来るようになった、ということですかね。
二つ目は、デスクトップ通知のデフォルト設定が「ブックマークされたデバイスの通知のみを表示する」になった、とのことですが、これは7.14.0をインストールしないと判らないですね。今からアップデートすると 7.14.1 になるので、判らずじまいになるかも。
最後が、デバッグログがデフォルトで無効になった、ということ。これも7.14.0で追加された機能の一つですね。
それと、
[Fixed Issues]
- Addressed an issue where the app would fail to install while updating the app to version 7.14.0 via live update.
7.14.0 へのアプリ内更新でのアップデートが失敗することがあったということなので、ここは素直に 7.14.1 に上げるのが堅実ですかね。
最新版をインストール
というわけで、 7.14.1 へとアップデートしてみました。
最初に掲示したキャプチャ画像にある「ダウンロードとインストール」をクリック。
アップデート自体は短時間で完了です。
ただ、バージョンは確かに QNAP Qfinder Pro 7.14.1 となっているんですが、メニュー項目に違いは無いように見えます。
唯一気付けた違いは、タスクバーでの右クリック。
7.13.2 のときが、これ。

7.14.1 では、これ。

確かに、「Show Desktop Notification」にチェックが入った状態となっています。
でも、その詳細な設定がメニューのなかにあるはず…。
と細かく探していると、メニューの「Qfinder Pro」→「参照」にありました。
7.13.2 の「参照」画面が、

このような項目から、

と、「デバッグログを有効にする」というチェックと、「ログのエクスポート」「ログの消去」ボタンが増えています。逆に、「システム設定通知」の2項目が減っていますが、これは、タブとして「通知」が追加されていますので、こちらに移動しているようですね。

確かにありました。
デスクトップ通知は全てチェックされた状態となっていますが、「デバッグログを有効にする」は 7.14.1 での変更通り、無効になってますね。
「ブックマークされたデバイスからの通知のみを表示する」も有効になっています。
どんなものが出力されるのか、ちょっと気になりますので、デバッグログも有効にしてみましょうか。
というわけで、Qfinder Pro 7.14.1 の紹介でした。








