GeForce RTX2060 SUPERとPremiere Elements 2021

ブログ立ち上げ当初の話題として、購入したデスクトップPC(OMEN by HP 25L Desktop GT12)と動画編集ソフト Adobe の Premiere Elements 2021を取り上げました。

いつから無効に?

先日、動画編集でエンコードしようとすると、異常に時間がかかったんです。

5分強のMP4(素材は4K)を編集・加工してFull HDでエンコードしようとすると、正確には測り損ねたんですが6分前後かかったと記憶しています。

ダウンコンバートを含めても、GPUの力を借りればそんなにかからないんじゃないかなぁ、と思って Premiere Elements の[編集] > [環境設定] > [一般]とメニューを進めると。

あれ?

NVIDIA GeForce RTX2060 SUPERと認識されているのに、「検出されたグラフィックプロセッサー(GPU)はサポートされていません」となっているじゃありませんか。

なので、当然その上の行のチェックも選択できない状態になっています。

急いで、Adobeのサイトに確認に行きました。

まぁ、一旦対象になったものが外されることは無いとは思いますけどね。

https://helpx.adobe.com/jp/premiere-elements/using/gpu-acceleration.html より

Windows版の対象として、NVIDIA GeForce RTX 2060 SUPERが対象であることは間違いないようです。

GPUの過去のドライバーを適用する

そうすると、疑うべきは一つで、GeForce側のドライバです。

NVIDIA Studio ドライバーの、バージョン 471.11(リリース日 2021/6/23)が入っています。

何とかして、一つ前のバージョンに戻して確かめてみたい、と思い、NVIDIAのサイトへ。

トップページの上部右側にある「ドライバー」をクリックします。

画面中ほどの「追加のソフトウェアとドライバ」の中にある「ベータドライバ & 過去のドライバ」をクリックします。上部の製品タイプ~言語を設定してますが、次の画面で改めて設定しますから、ここでは必要なかったようですね。

「製品タイプ」から「言語」まで設定します。「最新」を「すべて」にすると、過去のドライバが検索対象になります。

入力を終えたら「検索」をクリックします。

上の画像は「検索」をクリックした後のものですから、既に過去のドライバが表示されてますね。

一覧が表示されたら、必要なドライバの名前部分をクリックします。

今回は、Studio Driverの直前のバージョンが欲しいので、バージョン 462.59(リリース日 2021/5/11)を選択しました。

ここで、「ダウンロード」をクリックすると、そのバージョンのドライバーインストーラーが入手できます。

ダウンロードしたインストーラーを実行して、ドライバーをインストール。結果がこの画面です。

改善確認

思った通りでした。「検出されたグラフィックプロセッサー(GPU)はサポートされています」に変わりました。

この状態で、改めて同じファイルをエンコード。

エンコードにかかった時間は、3分04秒でした。

念のため最新に戻してみる

GeForce Experience から、改めて最新の バージョン 471.11(リリース日 2021/6/23)へアップデート。

やっぱり、選択できなくなってますね。

この状態で、同じファイルをエンコード。エンコードにかかった時間は、6分00秒でした。妥当な結果、ですかね。

次のバージョンでは、対策されていることを期待します。