SONYのアクションカメラ HDR-AS300の撮影範囲を調整する

昨年秋に 所有している HDR-AS300 の紹介を書きました。

購入当初は、当然のごとく旅先での撮影にしか使用していなかったのですが、気軽に旅行にも行けないこのご時世。最近は鉄道模型の撮影に活用しています。

その HDR-AS300を便利に使用する方法を記載したいと思います。裏技などでは無く、所有されている方なら既にご承知のことだとは思いますが。。

Imaging Edge を利用する

Imaging Edge 。今回使用するのは、正式には「Imaging Edge mobile」という Android のアプリで、Google Playからダウンロードできるものです。

Google Playでの説明は

Imaging Edge Mobileは、スマートフォン・タブレットへの静止画・動画の転送やリモート撮影、撮影画像への位置情報の付与ができます。

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sony.playmemories.mobile&hl=ja&gl=US

というもの。

とはいえ、インストールしたスマホにデータを転送したいわけでもないですし、位置情報を付与したいわけでもありません。「ライブビュー表示」だけですかね。使ってるのは。

このアプリ自体は、HDR-AS300を購入した当時ですから、2017年春には既に使用し始めていたのですが、使っているのは、そのためだけ。でも、これが意外と便利です。というか、撮影した動画を確認する手段は、データを保存しているmicroSDをPCで再生するしかないので、「いま、どういう範囲で撮影されているか」をリアルタイムで確認できるこのアプリは、旅先では欠かせないものです。

HDR-AS300自体が手に入りくくなった今、その導入方法を説明するのはあまり意味がないような気がしますが、紹介しておきます。

Imaging Edge へのカメラの登録

Imaging Edge Mobile を起動します。

キャプチャ画像は、既に登録済みの画面ですが、未登録の状態として話を進めます。

「+ カメラ接続/登録」をタップします。

画面下部の「その他の機種を登録する」をタップします。

HDR-AS300は、QRコードでの接続に対応していますので、カメラに印刷されているQRコードを読み取ります。

QRコードは、バッテリーカバーの裏に貼付されています。

このQRコードを読み取ります。

なんですが…。

購入した2017年に、QRコードで登録したのでこの方法を紹介したものの、さきほど、「カメラとワンタッチ接続する(NFC)」を試してみたところ、びっくりするくらい、簡単に終わりました。。

「ここをタップ」をタップすると、

この画面になるので、HDR-AS300の操作パネル側上部にある「N」のマーク部分に、スマホの、おサイフケータイで利用するセンサ部分をタッチするだけです。

前々からこのマークは知ってましたが、この登録機能は知りませんでした(笑)

QRコード、NFCのいずれにしても、これらの操作でカメラとの接続を開始します。もちろん、どちらの場合も先にAS300の電源を入れておく必要があります。

自宅で設定している場合、スマホがWi-Fiに接続されているケースが多いでしょうから、このような画面になると思います。

特に設定し直す必要もなく「OK」で接続できるのですが、スマホ次第なのかも。

接続中がしばらく続き、接続完了です。

もちろん、この画像は、リアルタイムで更新されます。スマホに依るのかもしれませんが、カクカクした動きでは無く、スムーズに遅延なく動きますので、撮影範囲の設定(取付台座の調整)には、すごく重宝します。

最初の記事で紹介したような、列車の窓への取り付けの際、ドライブレコーダー代わりに使用する際は、窓枠が映りこむかどうか、こういうのを利用しないと調整が難しいですからね。

注意

航空機内でのImaging Edge を使用した調整は、必ず 「離陸前のドアが閉まる前」に完了させてください。それ以降は、Wi-Fiでの通信は厳禁です。

違反した場合には、 航空法施行規則第164条16により、50万円以下の罰金が科せられることがあります。

https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/baggage/electronics/

次回は、これを鉄道模型の撮影に活用した話に展開したいと思います。

こちらをご覧ください。