歩くだけで人生にプラスになる?

ウォーキングがテーマの話は、振り返ってみても1年以上遠ざかってました。。

もちろん最後に記事を書いてからも、歩く距離の増減はあるものの、平日はほぼ毎日、最低4kmは歩いていたと思います。一時期、残業が続いて歩けなかった日もありますが、この半年以上は歩いてますね。

歩く楽しみ、歩くモチベーション、みなさん、お持ちですか?

やっぱり健康維持

そもそも、なぜ歩き出したのかというと、2020年4月から新型コロナウイルスの影響で在宅勤務となり、それとともに体重が増加していったから。

スポーツらしいスポーツは苦手なので、以前から好きだった「歩く」を続けてみることにしたんです。

しばらく続けていると、食生活はさほど変えていないのに体重は減少傾向に。継続してい歩いている間は、その傾向を保っていました。

残業が比較的多かった2022年2月~5月頃は歩行距離が短めになり、それが結果として現れだしたのが1~2ヶ月後。体重が一気に増加傾向となりました。

ここ最近、昨年秋の歩数減少からまた体重の増加傾向にあるんですが、やっぱり相関関係はありますので、歩き続けることが大事です。歩数の貯えは出来ません。。

リアルな金銭的プラスの効果も

そんな、身体的・精神的プラスの面が大きいウォーキング(というよりも散歩に毛がはえた程度)ですが、金銭的にもプラスにする方法が増えてきています。

その一つが、歩数によってポイントが貯まるアプリです。

第一生命の「健康第一」

私がこの数年間使用しているのが、加入している保険会社、第一生命が提供している「健康第一」というアプリ。

保険全般の管理アプリで、契約内容の確認や、健康維持のための情報提供などがメインとなっています。というわけで、歩数の管理は全体機能の一部でしか無いんですが、歩くことでメリットがあります。

「歩くを楽しもう」として、1日の目標歩数を設定するんですが、それをクリアすると、その日の目標達成となります。この時点ですぐにメリットがあるわけでは無いんですが、目標を達成すると、毎週月曜日に実施される抽選に参加することができて、当選するとプレゼントをもらえます(コンビニなどで引き換えが出来るクーポンが発行される)。

このアプリを勧めてくれた外交員さんから、目標は高めの方がいい、と言われましたが。。どうなんでしょう。

始めた当初は参加者が少なかったのか、結構な頻度で当選していたんですが、最近は減りましたね。

この抽選は、アプリを入れている限り自動で行われるので、追加費用が発生するわけでもありません。そうすると、プレゼントに用意できる原資が一定なら、そりゃ当選確率は下がりますよね。。

とはいえ、ローソンで引き換えが出来るグリーンスムージーなど、100円台(後半のものも)、これまでに何度も頂いています。

これとは別に、「歩く」「体によい習慣」「食べる」「読む」の4つのアクティビティのうち、1日3つ以上できれば参加となる、毎月の抽選もあります。

賞品は毎月変わります

こちらは賞品が豪華なだけに、まだ当選したことは無いんですが、ダブルチャンスの「選べるコンビニクーポン」は何度か当選していて、ハーゲンダッツのミニカップ(1個300円超)が、なぜか2ヶ月連続で当たるなど、「歩くだけ」で(他の、「食べる」「読む」は、毎日提供される情報を読む、というかページ末尾までスクロールさせると完遂。「体によい習慣」は毎週設定する目標を日々達成できたかどうかを入力するので自分の判断1つ。私はもちろん、実行してチェックしてますよ)、確実にプラスになっています。

歩いた分だけ確実にポイントが還元されるわけではない(運の要素が大)ので、その点は好みが分かれそうですね。

確実に還元される、という意味では、住友生命の「Vitality」は、1日あたりの歩数がポイントになって蓄積され、翌年の保険料の割引になったり、毎週ドリンクが当たる抽選に参加出来たり、と第一生命よりは、よりリアルに損得に関わって来そうですね。

スギ薬局の「スギサポwalk」

これを知ったのは新大阪駅近くのドラッグストアでたまたま市販薬を買ったのがきっかけでした。

そこがスギ薬局だった、ということですね。

で、同じ買うならポイントをもらいたい、と会員になってスギ薬局アプリをインストールして、そこで「スギサポwalk」というアプリの存在を知ったわけです。

歩くだけで、ポイントが貯まる、と。

といっても、実際に貯まるのは「スギサポマイル」という独自のポイントで、1,000マイルがスギ薬局で通用するポイント、500ポイントに交換できるそうです。

「できるそうです」、というのはまだ2022年12月にインストールしたばかりで、交換できる1,000マイルに達していないから。

ちなみにスギポイントは、1ポイント≠1円です。現金同様(一部、使用できない商品あり)に使用できるお買い物券とは、1,000ポイントで500円分のものと交換できるそう。

と思えば、7,800ポイントで、象印のオーブントースター(EQ-AG22)と交換できるそうですから、1ポイント=1円相当にも見えます。

家電量販店でよくあるような、1ポイント=1円として店内で買い物ができるわけでは無いので、注意が必要ですね。

このスギサポマイル、○歩=○マイルというわけではなく、6,000歩ごとに到達するチェックポイントによって、1~4マイルが得られます。5個目のチェックポイントが、1つのテーマのゴールになっていて、8マイルがもらえます。

ラリーの一例

というわけで一つのテーマ(ラリーと呼ばれてます)30,000歩で18マイルが得られるという感じです。その他に、1日1回、アプリを開くとデイリーログインボーナスとして2マイル、1日1問の健康に関する問題を解いて正解すると1マイル、等々、大きくは無いですが、コツコツと貯めていくことが出来ます。

それこそ保険と違って、何の有料の契約も、会費の支払いもしていないのに、商品に引き換えられるポイントを得られるのは、嬉しいですね。

併用できるの?

と、現在、二つのアプリが動いている状態です。

でも、なんとなく違和感。

労働に対する報酬と考えると、「歩く」というひとつの行為で、複数の「報酬」が得られるのはおかしくない?と。

バブル景気の頃に、(大阪からでも)自宅最寄駅からの往復の交通費が支給されるという首都圏の会社の就職説明会に、複数の会社を連日エントリーして荒稼ぎしたという先輩の話を思い出してしまいました。。

それを思い出すくらいなので「ズルい」感じがして仕方が無いんですね。

でも、スマホで動作するアプリは、それぞれで連携を取るわけでもなく、APIを通してデバイスから歩数を取得しているだけのこと。APIは、「違うアプリに歩数を提供したから、あなたのアプリには歩数は渡しませんよ」等と言うはずはなく、そんなわけで、○歩分、歩いたという情報がそれぞれのアプリに提供され、それぞれが「私が歩いた歩数」と認識してくれるわけです。

というわけで、たくさん歩いて、たくさんメリットを享受しましょう。

体重は(個人差はありますが)、きちんと成果を出してくれますよ。

間違っても、スマホを振って、歩いたことにするなんてことは、しませんように。。