QNAP Qfinder Pro のアップデート(7.9.1.0817)と ファームウェア自動更新
Qfinder Pro の更新通知がありました。
前回のアップデートが、7.9.0.0627 に更新された7月中旬でしたから、ビルド日だけで見ると2ヶ月弱。リリース日で見ても7月11日から今回の9月1日なので、同様に2ヶ月弱ですね。
アップデートの内容は?
7.9.0 から 7.9.1 への更新なので、大きな変更はないのかと思います。
公式サイトを確認してみましょう。
修正された問題としては、
[Fixed Issues]
– Fixed some minor bugs.
いくつかの小さなバグ、とあるだけで具体的な内容には触れられていません。
もう一つの、「その他の変更点」としては、
[Other Changes]
– Changed the UI design of the firmware update icon.
ファームウェアアップデートアイコンのUIデザインの変更、とのこと。
何がどう変わったのかを知りたいところですが…。
待望の自動アップデート
ファームウェアアップデートアイコンということは、ファームウェアアップデートの必要が無ければ見ることが出来ないですよね。普通に考えれば。
ところが、というのか、ありがたいことに手持ちの3台のNASとも、最新の QTS 5.1.1.2491 となっています。
一番上の TS-230 は、8月下旬に手動でアップデートしたんですが、TS-228Aの2台は自動更新を試してみたくて放置していました。
上側の TS-228A は、このような設定をしていました。
平日の日中は電源を落としているNASですので、毎日稼働している時間帯の深夜2時に更新の設定を行っています。
これが、2週間ほど前の9月3日に、自動更新されたようです。次のようなメールが通知されていました。
もう一方の TS-228A は、自動更新の設定を次のようにしていました。
こちらは、24時間稼働ですので、午前10時に自動更新されるように設定しています。
このNASは、もう1台の方から遅れること2日、9月5日に自動更新されたようです。このような通知が届いていました。
更新前のバージョンは 5.0.1.2376 と、4ヶ月以上前のものでしたから、もう少し様子を見て自動更新されなければ手動でアップデートしようと考えていたところでした。
結局のところ、3台ともに 5.1.1.2491 となったわけですが、このバージョンの何がトリガーになって自動更新を発動させたのかは、わかりません。
真新しいバージョンは、少し様子を見てからアップデートしたいという方もいらっしゃるかとは思いますが、こうして「放っておいても」定期的に自動でアップデートされるというのも、セキュリティ的には望ましいことかと思います。
デグレードさえ起こさなければ、という条件は付いてしまいますが自動更新は歓迎していますので、これからも自動更新を見守り続けたいと思います。
3台のNASともに、上のような「最新の更新を自動的にインストール」としていましたので、それぞれに異なる設定を振ってみて、違いを見てみるというのも試してみたいと思います。
…と、自動更新の話になってしまいましたが、結局 Qfinder Pro を 7.9.1.0817 にしてみても、アップデートアイコンの変更というのは目にすることが出来ず。
アップデートはしておきましたので、次は ファームウェアの更新を期待したいと思います。