衝撃の「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」

2022年7月7日

楽天モバイルの現プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」が魅力的だ、と書いたのが2021年2月で、その半年後に実際に契約して、現在に至っています。

現在の利用状況

2020年10月までは楽天モバイルユーザーでしたが、b-mobile(日本通信) に乗り換えて、一旦ユーザーでは無くなる期間がありました。

それが、再度ユーザーになったのは、月額0円で利用できる、という魅力があったから。

月間のデータ利用量が0GB~1GBなら、無料(0円)です。不正をするわけでは無く、外出先では極力使用を控え、自宅ではWi-Fi接続で使ってると(実際には、外ではメイン機のDoCoMoスマホを使うわけですが)、月々700~800MBのデータ利用となって、楽天モバイルとしてのプラン料金は0円となっていたわけです。

それでいて、楽天市場での買い物では、楽天モバイル利用者特典として、付与されるポイントが+1倍となってましたから、ゼロ円以下の(費用ではなく利益を生み出す)回線になっていたわけです。

データ利用量は、月末近くになるとこまめにチェックして、1GBを超過しないようにDoCoMoスマホとの利用比率を調整してましたから、楽天モバイルでのプラン料金としての支出はゼロ。

12月の66円は、RakutenLinkを使わずに通話してしまったことで発生した通話料金です。

端末(AQUOS sense4 lite)は有償でしたし(いや、実際のところポイント還元でほぼ無料か…)、回線を不正利用しているわけでもないのでゼロ円のプラン利用者がいても経営の足を引っ張るまではいかないんじゃないかと思ってたんですけどね。

衝撃の新プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」

ところが、5月13日に、楽天モバイルから衝撃の発表がありました。

Rakuten UN-LIMIT Ⅵで、最大の魅力であった「データ利用量 0~1GBだと無料(0円)」の区切りが無くなってます。

3GBまで980円(税込1,078円)なので、毎月、データ利用が全く無くても980円(以下、税別)が必要になる、ということですね。

しかも、この新プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」はひと月半ほど先の7月1日から開始され、現在、「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の利用者も、7月1日から自動的に「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」に移行する、と。

つまりは、解約しない限り、月額980円が生じることになります。

個人的には、1GBまで4~500円台の区切りがあっても良かったんじゃないのかなぁと、思うんですけどね。

救済策?

正直、「そんなこと、いきなり言われても…」です。まぁ、ゼロ円で利用しているユーザーがそれなりにいた、ということなんでしょうね。

楽天モバイルの代表取締役会長であり、楽天グループの代表取締役会長兼社長・最高執行役員である三木谷浩史氏も、新料金プラン発表後の楽天グループ決算説明会にて、「0円でずっと使われても困っちゃう、っていうのがぶっちゃけの話」と話していました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ccde7f75006e0b2105bce323ec6311b9477d2218

ただ、「いきなり?」に対しては、救済策があるようです。

プラン料金1GBまで、実質最大4カ月無料

と。「実質」というのは、前半2ヶ月分は本当に無料で、後半2ヶ月分は相当額を期間限定ポイントで後日ポイントバック、とのこと。

ということで、2022年10月までは、実質無料になるようです。

但し、これは救済策というわけではなく、新たに「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」のプランを申し込んだ人にも適用されます。

2022年11月以降はどうする?

まだ、半年近く先になりますから、答えは出ていません。

月額980円が固定で発生することと、楽天モバイル回線を維持することで得られるメリット(楽天市場での商品購入時のポイントの増額や、RakutenLinkアプリを使用しての無料通話など)を考慮して、検討していきたいと思います。

今回は、しばらくはゼロ円で利用できると思っていた矢先の新プランの発表は、かなり衝撃を受けた、というお話でした。