EF81と24系 寝台特急「あけぼの」(TOMIX 7120)

開放B寝台を中心に最後まで走り続けた寝台特急「あけぼの」。その晩年の姿を再現した編成がTOMIXから発売されました。

その車両紹介までを書いたのがこちらになります。

今回は、車両側の準備と、同時に購入したEF81の紹介をしてみたいと思います。

TOMIX 97611「JR 24系特急寝台客車(あけぼの)セット」

付属品

左上から右へ、カニ24用ステップ、列車無線アンテナ用治具(オハネフ25用とオハネフ24用)、列車無線アンテナです。同じランナーが2つに見えますが、別物です。その上にあるのが幌枠です。

下段は左からカニ24用カプラーなし台車枠、カニ24用TNカプラー、オハネフ25用台車枠、カプラーチェーン。それと転写シートになります。

列車無線アンテナですが、それぞれをひっくり返してみると、

写真上の方が、上級者向けの、車両に加工が必要な列車無線アンテナ。下の方が、両面テープで取り付ける列車無線アンテナです。

なので、どちらかは取り付けてね、ということですね。

今回は、上級者向けで穴あけ加工してみようと思います。

車番決め

これが、セットに付属している車体番号の転写シートです。同じものが2枚入っています。が、増結用の車両単体には入っていませんので、お気を付けください。

用意されている車番は以下の通り。

オハネフ25 200・レディースゴロンとシート
・オハネフ25 205
・オハネフ25 202

オハネ24 0 金帯
・オハネ24 3
・オハネ24 44

オハネフ24 0 金帯・ゴロンとシート
・オハネフ24 12
・オハネフ24 10
・オハネフ24 22

オハネ24 550
・オハネ24 551
・オハネ24 553(白文字/銀文字)
・オハネ24 555(白文字/銀文字)

スロネ24 550
・スロネ24 552

カニ24 100 金帯・更新車
・カニ24 112

オハネフ24 0 白帯
・オハネフ24 2
・オハネフ24 7
・オハネフ24 8
・オハネフ24 19
・オハネフ24 27

オハネ24 0 白帯
・オハネ24 7
・オハネ24 19
・オハネ24 20
・オハネ24 49
・オハネ24 51

オハネフ25 100 金帯
・オハネフ25 117
・オハネフ25 125
・オハネフ25 129

オハネ25 100 金帯
・オハネ25 147
・オハネ25 152
・オハネ25 210
・オハネ25 211
・オハネ25 213
・オハネ25 218

です。

個性的な車両のスロネ24 552とカニ24 112は選択の余地なし、ですね。

乗降ドア上部に帯の無いオハネ24-555も選択の余地なし、のはずなんですが、白文字と銀文字があるんですね。どうしたもんでしょうか。晩年なら銀のはずですが、小坂鉄道レールパークにこだわるなら、塗装の際に白文字になってますしね。

まぁ、どっちでもいいのかな、と。

他の車両も、どれを選んでも「あけぼの」に使用された車両ですし、WEBで調べてみても、「とある日の編成」を再現するには、何かが欠けている状態(だいたい、スロネ24 552とカニ24 112を組み合わせた時点で選択肢が非常に狭まります)なので、適当です。

2013年に乗車した車両は2号車でオハネ25 32という、オハネ24ですらないオハネ25の0番台ですし、思い入れを反映する余地なしです。

というわけで、こんな感じにしてみました。

1号車:オハネフ25-205
2号車:オハネ24-44
5号車:オハネ24-553
6号車:オハネ24-555
7号車:スロネ24-552
8号車:オハネフ24-12
電源車:カニ24-112

で、増結用の車両は

3号車:オハネ24-49 / オハネ25-213
4号車:オハネフ24-7 / オハネフ25-117

としてみました。なんとなくです。

カプラーの交換

カニ24のアーノルドカプラーを付属のTNカプラーに交換します。

これまで何度も触れてきてますので、今回は省略。交換に関する詳細は、こちらをご覧ください。

下回りはリアルになったんですが、もともとカニ24-100が切妻の上に、貫通扉がなくなっているので、さらにのっぺりした感じになってますね。なので、走らせるのもこれを機関車の次位にする下り青森行が多くなる気がします。

これで編成端のカプラーは両方ともTNカプラーになったんですが、内側のカプラーは、時間が無くてひとまずはアーノルドカプラーのまま。車間の隙間が大きくなりますが、また時間を見つけて交換したいと思います。

最後尾となるオハネフ25-205には、カプラーチェーンを取り付けておきました。

列車無線アンテナの取り付け

今回は、オハネフ25-205に、列車無線アンテナを取り付けてみたいと思います。しかも、穴あけ加工で。

このDD51への取り付けで味を占めたというのか、意外とハードルが低かったので、今回も、ということです。

穴開け加工用の治具ですが、今回使用するのは左のオハネフ25用。

説明書には、右のが「オハネフ24用」となっていますが、パーツ上の刻印は「スハネフ14用」。ここ最近のTOMIXの14系寝台車のセットで、列車無線アンテナが必要なものってありましたっけ?でも、加工用穴のすぐ右側に、発電機用エンジンの排気口を逃がすため(と思われる)の穴もありますしね。

まだ先ですが、12月発売の「97610 JR 14系14形特急寝台客車(北陸)セット」の付属品に「ランナーパーツ:無線アンテナ」って記載がありましたね。

先のことはともかく、オハネフ25-205に治具を被せます。結構しっかりとホールドしますので、穴あけ加工も問題なさそうですね。

0.5mmのドリル刃を付けたピンバイスで穴を開けます。

穴開けは特に問題なく終わったんですが…。

なんでしょう。ちょっと右に傾いてますね。。

2013年12月 上野駅にて

これで、より実車に近付いたと思います。

この写真ですが、尾久から推進運転で到着してほどなくの頃なので、テールライトがまだ点いてなかったですね。

それから1分後の写真ではテールライトが点灯してました。

というのは余談として、客車側の対応は以上となります。

TOMIX 7120 JR EF81形電気機関車(青森車両センター・双頭形連結器付)

自身の保有する車両では、初の双頭形連結器装備の機関車となります。

といっても、開封したばかりだと、両端ともにアーノルドカプラーですけどね。

JR東日本のEF81は、交直両用機の赤13号ではなく、交流機の赤2号なんですよね。

もっとも、赤2号のEF81は、2年半前に「北斗星」の流星デザインのものを購入してました。

実機の話になりますが、電車の回送などのために双頭連結器を装備したEF81は、134、136、139、140、141、151の6両だったようです。車番については後ほど。

付属品

TOMIXの機関車らしい構成ですね。

左から、前面手すり、ナンバープレート側面用、前面用、ヘッドマーク、双頭形TNカプラー。下段左からホイッスルカバーと信号炎管のランナー、メーカーズプレートです。

ナンバープレートは、上記の写真では違いが判りにくいですが、上下方向から見ると、前面用(写真右側)のセンター部分がかなり前に迫り出しているのが判ります。

これらパーツの中で最も気になる双頭形のカプラーについては後ほど。

車番決め

上記の写真からも判る通り…、136以外はボケてて見にくいですが、次の4種類が選べます。カッコ内はメーカーです。

・EF81 134 (日立)
・EF81 136 (三菱)
・EF81 139 (日立)
・EF81 141 (日立)

車番決めは悩むことが多いんですが、今回は即決です。

2013年12月 弘前駅にて

なんせ、「あけぼの」に乗車した時の牽引機ですからね。EF81 136一択です。

実は、過去に撮った写真を見ていると、もう一つ見つかったんです。

2010年8月 秋田駅にて

2010(平成22)年8月に、秋田駅から青森駅まで、「あけぼの」に立席特急券(いわゆるヒルネ)で乗車したんですが、そのときの牽引機も136でした。

こちらの写真でも双頭形の連結器が判りますね。

パーツの取り付け

ナンバープレートとメーカーズプレートの取り付けの次に、ホイッスルカバーと信号炎管を取り付けます。

ランナーには、ホイッスルカバー用取り付け治具が付いているんですが、これは設計上の問題というのか何というのか、パンタグラフに思いっきり干渉するんですね。

説明書にも「パンタグラフを一度取り外してから、取り付けてください。」と書かれているんですが、これ、よく見ると、「治具を使用してホイッスルカバーを取り付ける際は、」から始まる文なんですね。つまりは、治具を使わなければならない、というものでもない、と。

正直、パンタグラフを取り外して再び取り付けるのは面倒なので、極小パーツ ピッカーを使って取り付けました。ホイッスルカバーはピッカーとの接触面も大きく、特に問題なく、というか、楽々と取り付けできました。

勢いに乗って、信号炎管も球状のトップをピッカーに付けて、ボディの穴に位置を合わせて軽く押し込むとすんなりと装着完了。たまたまかもしれませんが、過去一で楽に取り付けられました。

写真は前面手すり取り付け後なので、その手すりも写っていますが、こちらも特に問題なく取付を終えています。パーツも大きめですし、ピンセットで摘まみやすいからですかね。

カプラーの交換

この機関車で最も気になっていたパーツが、双頭形TNカプラーです。

交換のためには、まず、ボディを外します。

これ、経験を積めば何となく勘で出来るんですが、最初は壊れないかと気になったものです。どちらかの側面(前後とも)を外側へ押し広げながら少し上方へとずらせることが出来ればほぼ成功。その側面が下に戻らないように手で押さえながら、反対側面を上方へとずらせると、あとは自然にボディが外れます。慣れ、なんでしょうね。

外した動力ユニット部にはライトのON/OFFスイッチが付いています。重連での常用をしないのであれば、触る必要は無いのかな、と思います。

カプラーの交換のため、カプラー・スカート部を外します。動力ユニット部を抱えるように伸びている腕を外側に広げるようにしながら、車端部方向に引っ張ると簡単に外れます。

スノープロウの最上部のツメを内側に倒すようにしながらスカート部から取り外し、アーノルドカプラーから双頭形TNカプラーに交換します。

これを元に戻すと、交換完了です。

写真は自連形の連結器が正面を向いた状態です。写真下側(スカートからすると左側)を向いているのが密連形の連結器です。これは真ん中にある軸を中心に、簡単に切り替えが出来ます。

動力ユニット部に取り付けてしまうと、両側を一度に見ることが出来ないので、並べて撮ってみます。

自連形連結器が正面を向いたものと、密連形連結器が向いたものとなります。

取付完了。実際に連結できるところも確認しておきます。

この切替機構のために連結器がかなり迫り出してますが、実際に自連形連結器として機能していることが確認できました。

真横からの写真は撮ってないんですが、それなり前に突き出した感はありますね。

2013年12月 弘前駅にて

ヘッドマークの取り付け

TOMIXのヘッドマークはマグネット式ではなく、ただのプラスチックなので、ヘッドマークの裏面(接着面)に、小さくカットした両面テープを付けて貼り付けます。

ボディが山型になっているので、山型部分のセンターを避けて縦に2本、テープを並べると安定するのかもしれませんが、そんな面倒なことをしなくとも薄い両面テープを数枚重ねて使用すると、安定して取り付けできました。

ちょっと歪んでましたけどね。

ということで、いよいよ走らせてみたいと思います。

青森行 寝台特急「あけぼの」

3号車・4号車は、あえて白帯車両としました。「北斗星」のような金帯で統一された編成美もいいんですが、やっぱり「あけぼの」は、最終盤の「日本海」同様、雑多感があった方が味がある気がします。

途中の白帯がいいアクセントになってます。

今回は、中間車両のカプラーをTNカプラー化していないので(アーノルドカプラーのままなので)、真横からの撮影はしてません。車両間の隙間が目立ちますからね。

そのためか、増結車両(3・4号車)だけが折戸、というのがほとんど見えなくなってしまいました。

もっとも、そんなことを書いておきながらではありますが、せっかく金帯増結車両も買っているわけですし、TNカプラー化とともに、金帯編成としても走らせてみたいと思います。

それでは、最後に写真を何枚か。

やっぱり、EF81をメインに。

ヘッドマークの歪みがちょっと残念ですね。これは、次回への課題としておきます。

普段は撮らない角度から。

ちょっとカメラを持ち上げるだけで雰囲気も変わりますね。特に交直流両用機なので屋根上が特徴的でもありますし。

最後尾から。

列車無線アンテナがあるのと無いのとでは、印象も変わるのかとは思います。が、無ければ無いで、違和感は無いと思いますけどね。元々(車両製造時)、無かったものですし。

「あけぼの」らしい1枚。2両あるソロの、乗降ドア上部の帯があるのと無いのと。その奥にはシングルDXのスロネ24-550、手前には白帯のオハネフ24と多彩な車両からなる独特の編成ですね。

最後の1枚は、これもあまり普段は撮らない角度から。

思いっきりカニ24のJRロゴにピントが合ってますが、EF81の力強い走りも感じられる1枚になりました。

というわけで、2回に分けて、TOMIX 97611「JR 24系特急寝台客車(あけぼの)セット」とTOMIX 7120「JR EF81形電気機関車(青森車両センター・双頭形連結器付)」、それと増結車両を紹介して走らせました。

やっぱり、自身で乗車した列車というのは思い入れがありますから、準備の段階も、もちろん、走らせるのも楽しいですね。