KATOの単品車両を収納する
ここ半年ほど、我が家に鉄道模型の車両が増え続けています。なんだかんだと買っちゃうんですが。。
それはともかく、大半はセット販売の製品なんですが、中には単体で購入するものも。
購入したときのクリアケースのまま収納するか、車両ケースを購入するか。。
車両ケースを考える
自身に訪れた第2次鉄道模型ブーム。
その時期、「デラックスベーシックセット3」にセットだったEF66と24系25形車両を、線路やパワーパックを含めてそのまま発泡スチロール製の大型のケースに収納するのは非常に面倒だったことと、大学時代に譲り受けたケースに入っていない車両を整理したいこともあって、KATO製の「10-210 車両ケースA(電車・気動車・客車7両用)」等を数個購入しました。
が、1個あたり2,000円弱。値引きで購入しても1,500円前後ということで、ちょっと高いなぁ、と正直なところ思ってました。もちろん、見栄えはベストですけどね。
一方で、そのままクリアケースで保存する、という選択肢もあります。
これならば、車両を購入した以上の費用はかかりません。当然ですね。
が、1両ならばまだしも、複数の車両をクリアケースから取り出すのは、ちょっと面倒。持ち運びにも気を使います。
やっぱり、ちゃんとした車両ケースを購入した方がいいのかな、と思っていた時にダイソーで見つけたのがこれです。
ダイソーで見つけたケースを活用
「セレクションケース(11マス)」という商品です。もちろん100円(税別)。サイズは20×13.5cmと記載されています。
商品名の通り、仕切り板が付いていて、全体が11マスに区切られています。
本来の用途は、この小さな区画に小物を入れるためのもの。仕切り板が自由に移動できますので、大きなもの、小さなものが効率よく収納できるケースです。
なんですが、この仕切り板をすべて取っ払うと…
見覚えのある形ですよね。
車両ケースによく似ています。
ここに、KATOクリアケースから取り出した中敷きを収めると…
これがまた、専用ケースじゃないかと思えるくらいにぴったりなんです。
こんな感じに。
もちろん、ふたも閉まります。
もちろん、3両しか収納できませんので、2ケースに分けて収納する6両くらいまでの編成向けでしょうか。7両、8両だと、まとめて収納できるメーカー製の車両ケースの方が重宝します。
気になるのは、立てて収納した場合にどうなるか、ということ。
傾いてフタ側に飛び出してきますが、車両の3分の1程度は中敷きの出っ張りにホールドされていますので、前後に移動することはありません。
側面からは個別クリアケースに収められていた時の製品名も見えますから、立てて収納しても車両の形式が判りますし、何より、3両分のクリアケースのフタを開ける手間が省けるのがメリットに感じています。
上から、7年ほど前に中古で購入したEF58(おそらく10年以上前の製品)、20年以上前に譲り受けたC62、同じく20年以上前に譲り受けたTOMIXの12系+最近購入したKATOの単品12系用クリアケースに収めていたもの。
こうしてみると、数十年にわたりクリアケースの規格が同じというのはありがたいことです。
TOMIXの場合は…
ただ…。
これが使えるのはKATOのクリアケースで購入したものだけなんですね。TOMIXのクリアケースは上下の幅が大きく、このダイソーのケースには収まりません。
あったとしても、クリアケースのサイズが大きいので、スチロール製の中敷きのままケースに収めるとケースの大きさの割に収納できる車両の数が極端に少なくなってしまいます。
TOMIX製車両の場合は、素直にメーカー製の車両ケースを購入するか、余っているKATOのクリアケースの中敷きを再利用して、上記のようなケースで保管するか、というところでしょうか。
とはいえ、TOMIX製のクリアケースも捨てがたいので、いいケースがあれば、紹介したいと思います。