DD51 駆ける(2)

2021年9月に再開した鉄道模型趣味。

封印していたわけではないですが、きっかけはホンモノのDD51が定期運用(貨物列車)から引退したことでした。

鉄道模型ならいつでも…

実際の線路を走るDD51はもちろん魅力+迫力がありますが、今後はそう簡単にはお目にかかれないでしょう。が、模型なら話は別。いつでも手元で走らせることが出来ます。

そんなわけで、8か月前の2021年9月にいわゆる国鉄色のDD51を、中古ですが手に入れました。

上記記事にも書いてますが、当時はDD51の新品が手に入りにくく(定価ならあったんですが)、中古品で妥協してました。

というのも、ちょうどその頃、TOMIXからハイグレード(HG)仕様で、新規作成されるという発表があったからなんですね。

当初予定から2ヶ月が遅れたものの、4月29日、無事に入手です。

JR DD51-1000形ディーゼル機関車(米子運転所)&国鉄 DD51-500形ディーゼル機関車(暖地型)

2021年9月、HG仕様のDD51を予約するとき、ちょうど急行「だいせん」【12-3000系・14系15形客車(だいせん・ちくま)セット】の予約をしたいこともあって、DD51は【JR DD51-1000形ディーゼル機関車(米子運転所)】と決めてました。

が、同時発売の【国鉄 DD51-500形ディーゼル機関車(暖地型)】も捨てがたく、結局、両方を予約。

到着した2両をさっそく並べてみました。

手前が JR DD51-1000形・奥が国鉄 DD51-500形

JR DD51-1000形ディーゼル機関車(米子運転所)

光の加減でウェザリングをかけたように見えますが、一つ上の写真の通りです。

写真上段左側から、ナンバープレート、メーカーズプレート、ATS車上子。

中段が列車無線アンテナ、列車無線アンテナ台座。下段がホイッスルです。

他に自連形TNカプラー、ダミーカプラー、ダミーカプラー台座、ヘッドマーク(出雲)、牽引力を増すための補助ウェイトに、列車無線アンテナ対応屋根、アンテナ用穴開け治具と、盛りだくさんですね。

ナンバーの選択肢は、

 1104 日立
 1119 三菱
 1121 三菱
 1134 日立

の4種類。

手持ちの写真に上記ナンバーのものは無かったので、ネット上から急行だいせんを牽引している写真があった1121を選択しました。

1121には列車無線アンテナが付いているのですが、ピンバイスを使用して0.5mmの穴を開ける加工が必要な上級者向けパーツなので、ひとまずは保留。

今回はナンバープレート、メーカーズプレート、ホイッスル(カバー付)、ATS車上子のみを取り付けました。

それにしてもATS車上子は、走行中ほぼ意識することがないので、列車無線アンテナよりマニアックな気がします。。

ATS車上子取付前
ATS車上子取付後

国鉄 DD51-500形ディーゼル機関車(暖地型)

JR DD51-1000形とほぼ同じですが、米子運転所の列車無線アンテナに対して、こちらは常磐無線アンテナです。ナンバーの選択肢も北関東のものが中心ですからね。

アンテナ台座がグレーです。こちらも上級者向けなので、ひとまずは保留。

写真以外のパーツは、自連形TNカプラー、ダミーカプラー、ダミーカプラー台座、ヘッドマークと、牽引力を増すための補助ウェイトにアンテナ用穴開け治具です。こちらには列車無線アンテナ対応屋根はありません。

ヘッドマークは、「急行そと房」と「快速わかしお」。付けることはなさそうなので、取っておくことにします。

ナンバーの選択肢は、

 673 日立
 679 三菱
 697 日立
 715 日立

の4種類。ネット上の資料によれば、

 673 新製配置・佐倉/廃車時・高崎第一
 679 新製配置・秋田/廃車時・郡山
 697 新製配置・佐倉/廃車時・佐倉
 715 新製配置・佐倉/廃車時・佐倉

とのことです。

いずれも関西圏にはゆかりがなさそうなので、673を選択。特に意味はありません。

左が国鉄 DD51-500形・右がJR DD51-1000形

M-13モーターで停車・発車も滑らか

TOMIX製の動力車を新品で購入するのは実に30数年ぶりのこと。最近になって中古で買った機関車はあるんですが、中古ゆえにどの程度使用されていたのかは不明ですから新品購入時の動作・音も不明。

ですので、当然ながら新品のM-13モーター搭載車の走行を見るのも初めてになります。

というわけで、まずは発車のシーン、と行きたかったのですが、直接映っている動画がなかったので、停車シーンから。

急行「だいせん」(計8両)が駅に停車するところです。

非常に滑らかに停車しています。

ちなみに、DD51停車時にモーター音が聞こえるのはそばを走っていた30年選手のEF66が発していた音です。

この後、向かい側に「あかつき・彗星」が停車して、急行「だいせん」を発車させたので、DD51の出発時の滑らかさを見ることが出来ます。

カメラのすぐ横にDD51が停車していたのですが、非常に静かですね。発車時の低速での動作も安定しています。

次に、走行中の様子。

通常走行時の安定感も問題ありません。

もちろん、もう1両の国鉄 DD51-500形も。

国鉄時代ということで、旧客の編成をイメージ。急行「きたぐに」の郵便車、B寝台車と、スハフ42等の客車を牽かせました。

こちらも、DD51がカメラに近付いたころ、ちょうど同じタイミングでEF66が入線してきたのでモーター音が重なってしまったんですが、DD51の方は、映像前半にもある通り、静かです。

廃止になって13年以上が経つ「あかつき・彗星」が真新しく見える新旧の対比ですね。

写真を少しだけ。

ホーム横の留置線に停車中のDD51+急行「だいせん」。

薄暗い中のDD51、いい味が出てますよね。

左が国鉄 DD51-500形・右がJR DD51-1000形

さらにKATOのDD51(7002)を並べてみました。

写真の奥に見える「あかつき」のオロネ14-300は、かつて「出雲」に使用されていた車両ですから山陰本線某駅の風景、という感じでしょうか。

JR型をJR以降の車両、国鉄型を国鉄時代の車両にしか牽かせない、というこだわりはないので、重連を含め、いろいろ楽しんでみたいと思います。