大分発上り寝台特急「富士」

一週間前、KATO 24系/14系の寝台特急「はやぶさ・さくら」編成を、「富士」として走らせた話を書きました。

その最後に書いた、

富士といえば、九州内はED76だけでなく、EF81-400も牽引していましたよね。

せっかく購入したEF81-400。そのうち、「彗星」の短い6両編成ではなく、EF81-400に15両を連ねて走らせてみたいと思っています。

https://try-widely.com/limited-exp-fuji/

というわけで、さっそくやってみました。

EF81-400番台

牽引するのは、TOMIX 7145「JR EF81 400形電気機関車(JR九州仕様)」。

既に、寝台特急「彗星」で走らせています。

持っているから使う、というような書き方ではあるんですが、実際のところは、このKATOの15連を予約していたので「富士」として牽引させたい、という思いもあっての購入でした。

なので、「彗星」は前座のような感じで。。

その前座があったからこそ、ではあるんですが、既に走行できる状態ですし、あとは、ヘッドマークを付けるくらい。

使用するのは、付属品のヘッドマークです。

EF66用とは異なり、両面テープで装着するタイプのヘッドマークですね。

色合いも、0851「ヘッドマーク(EF66用・A)」のものより濃いめ。実物に近いでしょうか。周囲の白枠が太いような気がするのは変わらずですが…。

ちょっと、両脇のランナー部分が残っちゃってますね。それと、両面テープを四角く切ったので、若干はみ出してます。。

準備がそれだけなので、いきなり走行中の写真を多用してますが、続いても正面から。

ところが、しばらくして、「違う、間違ってる!」と気付いたんです。

横から見た方がわかりやすいでしょうか。

機関車の向きが逆、です。

EF81-400 の正しい向きは?

これまで、客車の向きは編成の説明書から意識して前後を合わせていました。

KATO 寝台特急「さくら・はやぶさ/富士」説明書 より一部引用

ドアの位置などがきちんと記載されていますので、合わせやすいですよね。

単品で購入したものや、セット品から別の列車編成を組むような時も、極力、走行当時の写真などを見て、車両の向きを合わせようとは努力してきたつもりなんですが、その点、機関車はいい加減だったな、と思います。

なので、EF66も、見る人が見れば「あれ?違うよ」ということもあったと思います。だって、上り列車・下り列車ともに同じ方向で走らせてましたからね。1/2の確率で間違ってます(笑)

EF66やEF65、EF58などは、見た目に気付きにくいのかな、と思います。

が、今回走らせたJR九州のEF81-400は、逆だと気付きやすいんですね。

というのも、上の写真にある赤いJR九州のロゴ。必ず1エンド側に付いているそうです。

で、1エンドは、関門トンネル基準で必ず下関側に来ます。というのも、1200tクラスの貨物列車を牽引するため重連運転のための設備が設けられているんですが、これらの設備(ジャンパ栓・ホース類)が片渡り構造で設置されているため、機関車の向きが変わると重連ができない、つまりは、機関車の向きは1エンドが下関側と運用上固定されている、ということです。

このことを頭に入れて、もう一度写真を見てみると、JR九州のロゴは車両後方にあります。つまりは、下関を背にして関門トンネルを走っている、とイメージすれば判りやすいでしょうか。要は、下り列車、ということになります。

ならば、この写真は下り「富士」にすりゃいいじゃん、というところですが、そうは行かないんですね。

14号車(スハネフ14)側は東京方と決まってますので、機関車の次位に14号車があるということは上り「富士」になります。それに加えて、EF81-400が下関-門司以外(具体的には門司-大分間)を牽引するのは上り「富士」だけ。下り「富士」は門司-大分間はED76による牽引となります。

そんなわけで、上り「富士」として走らせるなら、JR九州のロゴは前寄りにしたい、というところです。

もちろん、模型ですから逆でも重連できますし制約はないんですが、気付いてしまったからには…、ということですね。気付かない方が幸せなこともあります。。

1エンド側
2エンド側

ジャンパ栓の位置を見ると、1エンドと2エンドが顔を突き合わせないとジャンパ栓がつながらないことがわかりますね。

TOMIX カーブPCレールC541-15-PC にカントを付けてみる

これまで何度か、カント付きレールの紹介をしてきました。

現在、お座敷レイアウトで多用しているのがC280とC317のカーブなのですが、やっぱり、ちょっと急カーブかな、と思ってしまいます。

設置する場所の都合上、仕方がないのですが、C280と比べて倍近い半径を持つ、C541カーブレールにカントが付いたら面白いんじゃないかと、ちょっと試してみました。

カーブの外側に、数mmのゲタを履かせただけです。

ただ、外側に置いただけでは、内側も浮いてしまうので、強制的にテープで床面に固定しています。

手前が半径541mm、奥が半径317mm

半径541mmだと、280mmや317mmに比べると、やや自然な感じがするかな、と(自画自賛です)。

この行きつく先がフレキシブルレールによるカーブ作成なんですが、まだまとまった時間が取れずに滞ってます。

走行の動画と写真

カーブでの動画は良いのが無かったので、駅通過のものを1つだけ。

最後に写真をいくつか。

最後は、EF81とは関係ないのですが、この時代の上り「富士」らしい、ということで。

カニ24を最後尾にした写真で締めくくりたいと思います。