2023年春ダイヤ改正で変わる大阪

2023年1月21日

1週間前の12月9日にJR西日本から「大阪駅(うめきたエリア)開業に伴う運行体系等について」のお知らせが発表され、その内容について記載しました。

翌年春のダイヤ改正についてのお知らせではなく、その中の一部分だけを1週間前に先行して発表するというのは異例で、「ダイヤ改正の発表だと他のトピックスに埋もれてしまうから」という理由もあるのかもしれませんが、JRグループ全体を見ても「新・大阪駅」は話題性ではトップクラスだと思います。

2023年3月18日のダイヤ改正

公式サイトの案内はこちら。

大阪駅(うめきたエリア)への「はるか」「くろしお」乗り入れ

やっぱり、JR西日本のトップは「大阪駅(うめきたエリア)開業」ですよね。

《大阪駅(うめきたエリア)開業》
○ 特急「はるか」「くろしお」が、大阪駅に新たに停車します
○ おおさか東線のすべての列車が、大阪駅に乗り入れます(「直通快速」JR 淡路駅新規停車)

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/221216_00_press_daiyahonsya.pdf

発表の内容としては、1週間前のものとほぼ一緒。

ですが、さすがはダイヤ改正のお知らせですね、大阪駅に新たに乗り入れる列車の時刻が一部列車だけですが記載されていました。

例えば、「はるか5号」が京都駅発6:44 新大阪駅着7:14で大阪駅着が7:19など、「はるか13号」までの大阪駅着時刻が掲載されています。朝の通勤時間帯に京都方面から「大阪駅に直接」乗り入れる特急列車の数が大幅に増える、という案内ですね。

これまでは「びわこエクスプレス」「スーパーはくと」「サンダーバード」だけでしたが、これからは「はるか」も利用できますよ、と。

反対側(和歌山方面)からの大阪駅着となる列車は、すべて新設。例えば「くろしお4号」は和歌山駅発6:00 天王寺駅着6:56で大阪駅着7:13。

これまで、和歌山・日根野・和泉府中などから「大阪駅」に通勤しようとすると、天王寺で乗り換えが必要でした。

「くろしお4号」から天王寺(6:56着)で、ホーム向かいから出る大和路線に乗り換え、新今宮でホーム向かいの大阪環状線に乗り換えると、大阪駅には7:20着。(天王寺で直接大阪環状線に乗り換えると、ホーム移動があるので1本遅れの7:26着に)

それが、大阪駅(地下ホーム)着が7:13と、乗り換えなしで7分も早くなるんですね。

もちろん、朝通勤時間帯だけでなく、夕通勤時間帯にも大阪駅から乗車できる京都・和歌山両方面への特急列車が大幅に増えます。

もっとも、京都方面に関しては、列車の数は増えるものの、「サンダーバード」「はるか」が近接して走る列車もあるので、地下ホームへの移動時間を加味して考える必要がありそうですね。

大阪駅(うめきたエリア)へのおおさか東線列車乗り入れ

この話題については、先週の発表と同じです。

追加された情報は、ダイヤ改正のお知らせらしく発車時刻となります。

まずは朝の「JR淡路駅」、大阪駅方面の発車時刻です。

平日
71 17 30 33 47 57
80 13 24 27 42 56
朝通勤時間帯 JR淡路駅 大阪方面(平日)の時刻 赤文字が直通快速

こちらは「大阪駅」の、放出・久宝寺方面の発車時刻です。

平日
178 23 35 38 53
188 23 35 38 53
198 23 35 38 53
208 23 35 38 53
朝通勤時間帯 大阪駅 放出・久宝寺方面(平日)の時刻 赤文字が直通快速

土休日の「おでかけ時間帯」JR淡路駅大阪方面がこちら。

土休日
81 11 14 31 46
91 11 14 30 45
おでかけ時間帯 JR淡路駅 大阪方面(土休日)の時刻 赤文字が直通快速

同じく土休日の「大阪駅」の、放出・久宝寺方面の発車時刻です。

土休日
106 16 20 36 51
116 16 20 35 50
おでかけ時間帯 大阪駅 放出・久宝寺方面(土休日)の時刻 赤文字が直通快速

これを見ると、本当に「新大阪~大阪」が延長されただけ(JR淡路への直通快速停車と)、のようですね。

JR淡路駅の発車時刻は、現状の普通列車と同じか1分の違いだけ。

大阪駅の発車時刻は、現状の「新大阪駅」発車時刻の4~6分前(所要時間が5分)となっています。

ですので、各列車・各駅とも、発車時刻は現行と同じか、変わっても前後1分、という感じでしょうか。

ダイヤは変わらなくとも、直通快速の車両が8両クロスシート車両になる、というのは大きな変化ですけどね。

地下駅以外でも変わる大阪駅

新快速「Aシート」を連結した列車が増える、というのが大きな変化になるでしょうか。

姫路方面からの朝の通勤時間帯には、これまで着席できる列車が「らくラクはりま」と「新快速2号」だけでしたが、新たにAシートを備えた新快速が2本増えます。

夕通勤時間帯(大阪駅 18:00~21:00発)の姫路方面もこれまで特急の「はまかぜ5号」「らくラクはりま」「スーパーはくと13号」だけでしたが、新快速が3本利用できるようになります。

Aシート装備の新快速の全列車のダイヤ(主要駅)は、上記の改正案内PDFで公開されていますので、ご確認ください。

それと、もうひとつ変わるのが、特急「はまかぜ」のダイヤ。

1号がこれまでより大幅に繰り上がり、これまでの大阪駅9:38発から7:48発となります。

「こうのとり1号」よりも早く大阪駅を出て、城崎温泉駅に着くようです。

あ。このダイヤって、「かにカニはまかぜ」枠ですね。。

でも、浜坂止まりではなく、鳥取行きとなります。これは驚きです。対となる4号が鳥取発と変わります。

このご時世にプラス方向への改正?と思ったんですが、逆に5号が豊岡駅止まりとなります。対の2号が城崎温泉駅発に。トータルではマイナス、ですかね。。

鳥取泊まりの運用をなくす、ということですね。

最後は大阪乗り入れ「ひだ」の車両がHC85系に変わる、というもの。停車駅見直しで、下呂駅到着が5分、高山着が10分早くなるようです。

大阪以外では奈良線複線化による所要時間短縮や列車増発、「のぞみ」の所要時間短縮、大宮~高崎間の最高速度向上に伴う「かがやき」「はくたか」の時間短縮などがありますね。

JR全体でも、上記の話題に加えて、上越新幹線をE7系に統一、N700Sでの運転列車増加、臨時「のぞみ」の増発、高崎線特急へのリニューアル車両投入と列車名の変更、田沢湖線・京葉線への新駅開業、くらいですね。

鉄道全体だと、改正当日の話題は東急線・相鉄線の乗り入れが持ってっちゃうんでしょうが…。

ちなみに、新駅開業の案内に「大阪駅」が入ってました。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/221216_00_press_daiyahonsya.pdf

「東海道線」。あ、そうか。東海道線の支線ですよね。駅ナンバーはJR-F01とおおさか東線の扱いですが、正式にはこれからも東海道線なんですかね。

区間は「新大阪~西九条間」。確かに。

2019年3月16日の開業日に撮影

この駅名表の「にしくじょう」も変わるんですね。

「おおさか」になるのか「おおさか(うめきたえりあ)」になるのか。。

おおさか東線の新大阪駅が途中駅になるまで、あと3ヶ月。どう変わっていくのか、楽しみです。